【山陽新幹線】のぞみ/ひかり/こだま/みずほ/さくらの違いの一覧

山陽新幹線の種別

山陽新幹線(新大阪⇄博多)の種別はのぞみ・ひかり・こだま・みずほ・さくらの5つ。それぞれの違いは停車駅、所要時間、特急券の料金、運転本数、混み具合にある。

列車名が異なるということで、共通点があるのは確かだが、相違点がかなり多いのは確か。今回はこれら5種類を比較して一覧化した。


早見表:のぞみ・ひかり・こだま・みずほ・さくらの違い一覧

◆早見表|のぞみ/ひかり/こだま/みずほ/さくらの違い
のぞみ ひかり こだま みずほ さくら
性質 速達 準速達 各駅停車 速達 準速達
停車駅 新神戸
岡山
広島
小倉以下一部のみ
姫路
福山
徳山
新山口
新神戸
岡山
広島
小倉(厚狭以外は一部停車)
すべての駅 新神戸
岡山
広島
小倉
(姫路は一部停車)
新神戸
岡山
広島
小倉以下一部のみ
停車
姫路
福山
徳山
新山口
所要時間(新大阪→博多) 2時間25分 3時間30分 4時間15分 2時間25分 2時間30分
料金 14,450円 14,140円 14,140円
本数(昼間の標準) 4本 2本 2本
乗車率 終日混雑 一部のみ混雑 ガラガラ
使用車両 N700系(700系は2020年に撤退)

停車駅

駅名 のぞみ ひかり こだま みずほ さくら
新大阪
新神戸
西明石
姫路
相生
岡山
新倉敷
福山
新尾道
三原
東広島
広島
新岩国
徳山
新山口
厚狭
新下関
小倉

◯=すべての列車が停車
△=一部列車が停車
▲=1日1往復のみ停車(西明石駅)
|=通過

山陽新幹線の区間に当たる新大阪~博多間では、停車駅が列車ごとによる違いが非常に大きい。種別に関係なくどれもこの傾向がある。

全列車が停車する駅は新神戸・岡山・広島・小倉の4駅である。大半の列車は、これに加えて姫路・福山・徳山・新山口のいずれか2、3駅に停車する。

一番分かりにくいのがひかり号、その次がさくら号である。いずれも列車ごとでかなり停車駅が異なる。

こだま号は完全に各駅停車であり、こちらは例外なくすべての駅に停車する。通過駅は1つも存在しない。

所要時間

種別/区間 新大阪~広島 新大阪~博多 広島~博多
のぞみ 1時間20分 2時間25分 1時間2分
ひかり 2時間くらい 2時間54分 1時間15分くらい
こだま 2時間30分 3時間56分 1時間45分
みずほ 1時間20分 2時間25分 1時間2分
さくら 1時間25分 2時間30分 1時間6分

のぞみ号、みずほ号は基本的に定期列車であれば±3分程度しか列車ごとの違いはない。

さくら号は停車駅でやや違ってくる。±10分程度の差が見られる。後続列車の通過待ちの有無でも違ってくる。

ひかり号は停車駅が列車ごとでかなり異なるため、実際の所要時間はそれによる違いが大きい。上の表の所要時間は「標準所要時間」である。±10分ほどの違いが目立つ。

各駅停車に近いようなダイヤでは、ひかり号とは言えこだま号に近い所要時間になる。

こだま号も後続の列車の通過待ちの時間と回数によるところが大きい。こちらは±15分程度違ってくる。同じように通過待ちの時間が大きく影響する。

料金

料金が種別ごとで異なる山陽新幹線

山陽新幹線の種別ごとの料金の違いは普通車指定席特急券とグリーン車指定席特急券にある。

自由席特急券に関しては、どれも同じで同一区間同一料金となっている。

普通車指定席

<普通車指定席の特急料金>
種別/区間 新大阪~広島 新大阪~博多 広島~博多
のぞみ 10,440円 15,310円 9,150円
みずほ
ひかり 10,230円 15,000円 8,940円
さくら
こだま

※閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し

のぞみ号・みずほ号は割り増し料金が適用される。

とひかり号・さくら号・こだま号との差額は区間のよって違う。

具体的な金額は以下のようになる。

  • 新大阪~広島:210円
  • 東京~博多:310円
  • 広島~博多:210円

さらに、繁忙期になるといつもよりも+200円の割り増し料金が適用される。

グリーン車指定席

<グリーン車指定席の特急料金>
種別/区間 新大阪~広島 新大阪~博多 広島~博多
のぞみ 14,030円 21,270円 12,740円
みずほ
ひかり 13,820円 20,960円 12,530円
さくら
こだま

閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し

普通車指定席と同じくのぞみ号・みずほ号には加算料金が適用される。

具体的な金額は以下のようになる。

  • 新大阪~広島:210円
  • 東京~博多:310円
  • 広島~博多:210円

さくら号は所要時間はのぞみ・みずほと大差ない列車が多いが、それでも割り増し料金は存在しない。

自由席特急券

<普通車自由席の特急料金>
種別/区間 新大阪~広島 新大阪~博多 広島~博多
のぞみ 9,760円 14,480円 8,420円
みずほ
ひかり
さくら
こだま

普通車自由席は種別による値段の違いはなく、「同一区間・同一料金」のシステムとなっている。

どの列車を乗っても価格は同じ。のぞみ号・みずほ号に乗ってもさくら・ひかり・こだま号と同じ金額に固定されている。

通常期・繁忙期・閑散期による価格変動制もなく、1年間を通して固定化されている。東海道新幹線と同じ制度にとどまる。

運転本数

<駅ごとの1時間当たりの運転本数>
停車駅/種別 のぞみ ひかり こだま みずほ さくら
新大阪 3本 1本 0-1本 0-1本 1本
姫路 1本 1本 0-1本 0-1本
岡山(下り) 3本 不定期 1本 0-1本 1本
福山 1本 1本 1本
広島(下り) 2本 1本 0-1本 1本
新山口 1本 1本 1本
博多 2本 1本 0-1本 1本

日中の閑散時の山陽新幹線の1時間当たりの種別ごとの運転本数はこのようになる。

定期的に均等に近い間隔で運転されている種別は以下になる。

  • のぞみ
  • ひかり(東京~岡山)
  • さくら(新大阪~鹿児島中央)
  • こだま(岡山~博多)

逆に不定期で運転間隔が決まっていない列車は以下になる。

  • みずほ(新大阪~鹿児島中央)
  • ひかり(新大阪~博多)
  • こだま(新大阪~岡山)

のぞみ号が2-3本、さくら号は1本、こだま号が1本走っている。

みずほ号、ひかり号は運転そのものがない時間帯もある。朝夕の運行が中心のため、デイタイムでは走っていない空白の時間がある。

東海道新幹線では圧倒的にのぞみ号が多いものの、山陽新幹線では各種別のいずれもバランスが取れた形になっている。

混雑状況の違い

<主要区間ごと混み具合の感想>
主な区間 のぞみ みずほ・さくら ひかり・こだま
新大阪~岡山 1日を通して混雑 混雑しやすい 空いている
岡山~広島 混雑しやすい ふつう
広島~小倉 混雑しやすい ふつう
小倉~博多 空いている ふつう

山陽新幹線ものぞみ号に混雑が偏っていることが多い。1日を通して乗車率が高く、自由席はほぼ満席の状態になりやすい。指定席でも通路側さえ埋まる時間帯がかなり多い。

みずほ号・さくら号も新大阪~岡山間では混雑しやすい。岡山~博多間では「ふつう」が率直な感想である。

対するひかり号・こだま号は土日の一部の朝夕の限られた時間帯と三連休以上の休むなどに限られる。



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他の新幹線の種別とその違い

路線 現存する種別
東海道新幹線 のぞみ、ひかり、こだま
九州新幹線 みずほ、さくら、つばめ
北海道新幹線 はやぶさ、はやて
東北新幹線 はやぶさ、はやて、やまびこ、なすの、こまち(秋田)、つばさ(山形)
上越新幹線 とき、たにがわ
北陸新幹線 かがやき、はくたか、あさま、つるぎ