九州新幹線で遅延が生じる原因を調査! 主要な理由は3つ

九州新幹線

九州新幹線(博多~鹿児島中央間)において遅延は少ない。少ない件数であるが、一応列挙すると理由は主に3つ。

直通運転先の山陽新幹線内での遅れの波及、乗り継ぎ列車の接続待ちによるものがその内容。

全国の新幹線の中では遅延の頻度は最少。定時運行には優れている。


九州新幹線の遅延の主な理由

遅延の原因 頻度 詳細な内容
山陽新幹線内での遅れ ★★★ 途中駅での停車時間超過
接続待ち ★★ 接続列車の遅れによる発車時刻延期
天候不順 ★★ 大雨、大雪、強風

参照:新幹線で遅延が生じる原因とは? よくある事例の一覧

九州新幹線にて遅延の原因となるのは、上記の2つが当てはまる。

「頻度」の★印も少ないが、これはそう頻繁には起こらないことを意味している。

大規模な遅延(運転見合わせ等)

運転見合わせ中の九州新幹線

九州新幹線にて運転見合わせになるような大規模な遅延とは、以下のような内容。

  • 台風・大雨等による運転見合わせ
  • 地震などの自然災害
  • 線路設備・車両故障(線路内点検、車両点検)

いずれも在来線でも起こる内容。

小規模な遅延(運転見合わせ等)

数十分程度の遅れは小規模な遅延。以下のような内容が挙げられる。

  • 乗降時間超過
  • 徐行運転
  • 接続待ち

これらも在来線でも起こり得るが、新幹線の場合は特に時期によって乗客数の差があるため、遅れやすいときは必ず遅れる。

接続待ちとは、乗り換え対象の列車(在来線含む)によるもの。

山陽新幹線内での遅れ

山陽新幹線の遅れ

九州新幹線はみずほ号の全列車とさくら号の一部列車にて山陽新幹線内の新大阪駅まで乗り入れる。

九州新幹線内では平常運転でも、山陽新幹線内にて遅延が発生し、それが博多~鹿児島中央間にも波及することがある。

例えば、みずほ号鹿児島中央行において、新神戸駅や姫路駅、岡山駅にて乗降時間超過が生じると、九州新幹線内でのそれが引きずる。

乗降時間超過は特に三連休、あるいは大型連休(年末年始・GW・お盆)で必ずと言っていいほど発生する。

九州新幹線は元から利用者数が少ないため、途中駅での混雑による停車時間の延長は起こりにくい。

しかし、山陽新幹線はそうではなく、「帰省ラッシュ」「Uターンラッシュ」としてニュースで報道されるように遅延が発生する主要原因。

東海道新幹線も間接的に影響

遅れる東海道新幹線

山陽新幹線は東海道新幹線の東京駅までも一部列車が乗り入れる。

九州新幹線も間接的に東海道新幹線の遅れの影響も受ける。

よくあるのが、冬季の大雪と積雪による遅れ。

東海道新幹線の岐阜羽島~米原間の関ヶ原付近は豪雪地帯。

雪による徐行運転が結構な頻度であり、博多駅に乗り入れるのぞみ号が遅れることで、特にそれの通過待ちがあるさくら号が遅れる。

この結果、九州新幹線内でも一部列車に限って遅延へと至る。

接続待ち

接続待ち

九州新幹線では博多駅や鹿児島中央駅にて接続待ちが行われることがよくある。

本来は乗換が考慮されたダイヤであるものの、対象の列車が遅れると乗り換え案内の通りに乗り継ぎができない人が発生してしまう。

そんな乗客を救済する手段がこの「接続待ち」。

しかし、本来の発車時刻を過ぎてからの出発となるため、絶対的に遅延は発生する。

本数が少ない

接続待ちは本数が少ない路線にて積極的に実施される。

九州新幹線は特にみずほ号やさくら号にて本数が少ない。

このため、山陽新幹線・東海道新幹線と比べても接続列車の乗り換え待ちを行う傾向。

元々遅延が少ない新幹線ということもあって、主要原因としては目立ちやすい。


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天候不順

強風

新幹線は高速運転を行う性質上、天候不順の場合は徐行運転をよく行う。

大雨、大雪、強風時がこれに該当。

春先、台風シーズンは強風、大雨が多い夏季、雪が降る冬季が天候による遅延が発生しやすい時期。

九州地区は特に夏季から秋季の台風の影響を受けやすい。大雨も他の地域と比べて発生しやすい。

これらの理由で遅延(運転見合わせ)が起こるのが九州新幹線の弱点。

大雨警報が出るような場合は、九州新幹線は確実に運転見合わせになる。