YouTubeにおいてチャンネル登録者数を増やす方法について、具体的なコツはたったの3つ。それは何か、今回は調査してみた。
定期購読者数、あるいはフォロワー数に当たるのが「チャンネル登録者数」である。自分の動画がどれくらい人気があるのか示す指標ともなる。
結論を先に言うと、該当する手段は次の3つになる。
- 定期的な投稿(毎日が理想、最低でも2、3日に1本)
- SNSを活用(Twitter、Facebook、Instagramで拡散)
- 万人向けのジャンルに
いわゆる人気のユーチューバーがあれだけのチャンネル登録者数を誇っている理由は、これら3つすべてを満たしているからといっても過言ではない。
チャンネル登録者数を増やす3つの方法
ファンを増やすコツ | 詳細 | 重要度 |
定期的な投稿 | 毎日が理想
最低でも2、3日に1本 |
★★★★★ |
SNSを活用 | Twitter、Facebook、
Instagram、TikTokで拡散 |
★★★★★ |
万人向けのジャンルに | 誰でもなじみのある分かりやすい内容に
専門的なジャンルに集中しない |
★★★★★ |
>>YouTubeチャンネル登録者数と収入の目安とは!? レベルごとに階級化
定期的な投稿~毎日アップを推奨
YouTubeでチャンネル登録者数を増やすためには、定期的な投稿はかなり重要である。動画のアップロード総数を増やさなければ、視聴者もなかなか集まらない。
母数を増やすことで、自分のYouTubeのチャンネルへの入り口を増やせる。人気ユーチューバーの動画の数は合計で1,000本以上となっている例がほとんどである。
動画を投稿する頻度としては、可能な限り「毎日投稿」が好ましい。1年間365日毎日欠かさずアップすることで、再生回数も日に日に間違いなく伸びていく。
少なくともたまにしか動画をアップしない人たちよりは遥かにチャンネル登録者数が増える可能性が高い。
仕事や学校の都合上、毎日動画をアップすることが難しい人であれば、2、3日に1回でもよい。ただ、定期的な投稿の限度がここになる。
やはり、毎日欠かさず動画を投稿していくのがファン獲得という面では有利になる。
定期的な投稿の目安
- 毎日欠かさず動画を投稿
- 最低でも2~3日に1回は必須
- 母数(動画の数)が多ければ多いほどよい
もちろん、YouTubeにすでにアップした動画の数が1,000本以上でもチャンネル登録者数が少ない人もいるのは事実。
内容が薄いごみのような作品ばかりであれば、フォロワーもなかなか増えにくい。
とはいえ、動画の総数が少なければそもそも見る人は初めから少ない。とにかく、初心者のうちは毎日コツコツと動画をアップロードしたい。
SNSを活用
チャンネル登録者数を増やすためには、YouTubeへの動画のアップと並行してSNSの活用もまた重要な要素である。
Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなどがそれらの手段になる。
SNSに人々に伝える内容は以下のようなものになる。
SNS | 表現する内容 |
動画の内容・感想
撮影風景、その時の感想 |
|
動画の内容・感想
撮影風景、その時の感想 |
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動画の静止画
撮影風景の静止画 |
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TikTok | 動画の簡単な内容・まとめ |
YouTubeの各動画へのアクセス元となるのは大きく分けて2種類。
- YouTube内での検索
- 外部サイトからのリンク
1つはYouTube内での検索である。GoogleやYahooと同じように検索機能で何かのキーワードを入れて動画へアクセスするやり方がこれに該当する。
2つ目は外部サイトからのリンクである。どこか任意のウェブサイトにてリンクが貼ってあり、それをクリックすることでYouTubeの動画へアクセスする流れになる。
SNSを活用することで、この2番目の外部サイトからのリンク経由でのアクセスが増える。YouTube内の検索からのアクセスだけの場合よりも再生回数が増える。
結果的にチャンネル登録者数が増える一因となる。
SNSで発信する内容
Twitter、Facebook、Instagram、TikTokといったSNSで発信する内容としては、動画の内容をまとめたもの、個人的な感想、撮影時の風景や出来事である。
「〇〇へのドッキリをした結果、速攻でガチギレされた」とか、「ターゲットが罠に引っかかるまでに5時間もかかった」とか、「カメラが途中で電池切れになった」といったバックグラウンドの内容を乗せるのが1つの方法である。
静止画を載せるのも欠かせない。画像は大まかな内容を把握する上では非常に重要な要素。画像があるかないかでは、閲覧者が動画へ興味を持つ確率が変わる。
興味なしとなった人はYouTubeへのリンクをクリックすることなく立ち去ってしまう。画像をいっしょに添付することで、よりYouTubeの動画を見る人が増えるわけだ。
万人向けのジャンルに
万人向けとは、不特定多数の人向けという意味である。つまり、誰もが興味があって理解できるようななじみのあるジャンルにすることに当たる。
みんなが何となく知っているような内容の動画にすることで、より多くの再生回数を獲得することができる。
特定の専門的なジャンルになると、内容としてはとても充実しているかもしれない。しかし、そもそもそれに興味関心がある人が限られてしまう。
大学の勉強、留学体験、鉄道旅、車関係なども特定のジャンルとなってしまう。これらに関係する人は決して少ない数ではない。しかし興味関心のある人は一定に収まってしまう。
時事ネタやトレンド物、手ごろな商品などに関する動画の方が、それになじみのある人が多く、その分再生回数を伸ばしやすい。
結果的にチャンネル登録者数が増える道へとつながる。このように、万人向けのジャンルにするのがファンを増やす3つ目のコツである。
良い例と悪い例
内容 | 悪い例 | 良い例 |
自転車 | ロードバイクを改造してみた | 雨の日に自転車通勤した結果 |
鉄道 | 〇〇線の前面展望 | 〇〇線の朝の満員電車に乗ってみた |
パソコン | SSDに換装してみた | 4万円の激安PCを買ってみた |
「万人向け」と「専門分野」の違いの例として、上のような感じになる。
要するに、誰もが身近に感じるような内容であるかないかの違いである。
YouTubeのチャンネル登録者数が上げるためには、このように世の中の多くの人がが接している内容の動画をアップすることを意識するのが欠かせない。