androidのスマートフォンの内蔵ストレージの容量の目安として、32GBあればほとんど人にとっては十分かもしれない。
しかし、これでも足りないという使い方もある。ある程度のアプリをダウンロードしたり、写真を撮る程度であれば問題ないだろう。
ところが、スマホで動画を撮影するという人にとってはストレージは64GBはほしい。あるいは、外付けメモリーカードになるマイクロSDカードを挿入するという手段もある。
- アプリ・カメラ撮影が平均的…32GBで十分
- 動画撮影をする…最低64GB、32GBでは不足
- マイクロSDカードがある…32GBで十分
32GBで十分か不足するかは、各個人によって違ってくる。どちらか一方だとは判断できない。
OSだけで半分は消費する
android端末の内蔵ストレージ(ROM)の容量が32GBの場合、約半分近くはOSシステムが使われる。ユーザーが自由に使える領域は残りの16GB程度である。
さまざまなアプリはこの残りの16GBの容量でやりくりするということになる。
Google Chromeのようなインターネット閲覧用のブラウザや地図、時刻表、メールなどの既存のアプリに加えて、LINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのさまざまなSNSをインストールすると、残りはそれほど多くはならない。
スマホに搭載されているカメラで写真撮影しても、最近は1枚当たりの容量が大きいため、何百枚も撮影するとギガ単位でストレージを消費する。
もしマイクロSDカードへ保存している人であれば、画像でストレージがいっぱいになることはないものの、そうではない場合は比較的簡単に上限まで行ってしまう。
動画撮影なら64GBは必要
高画質の動画を撮影する人になれば、内蔵ストレージの容量は64GBは必須条件となる。動画は画像よりも大幅に記録媒体の容量を消費する。
32GBでは完全に足りない。容量が不足気味となって自分が思うように動画撮影ができないだろう。
最近のハイエンドモデルのスマートフォンはほとんど64GBが標準となっていきたが、動画を撮ることを前提にスマートフォンの機種を選ぶのなら確実に求めたい条件。
これはiPhoneでもandroidでも同じことがいえる。
マイクロSDカードもほしい
ところで、外付けのメモリーカードになる「マイクロSDカード」の活用もandroidでは取り入れたいツールである。
iPhoneの場合はマイクロSDカードには非対応となっているため、データはすべて内蔵ストレージに入れるしかない。
Androidの場合は大半の機種ではマイクロSDカードを挿入できるように設計されている。XperiaやGalaxyといった人気の代表的なスマホであればマイクロSDカードに完全対応している。
内蔵されているストレージ以外にも写真や動画、その他ドキュメントを保存できる。
マイクロSDカードがあれば、androidでは32GBの容量でも特に問題は発生しないだろう。