大手総合通販サイトAmazon(アマゾンジャパン)で購入した商品に関して、発送済のメールが来たがいつまで経っても輸送中のままで届かない場合がよくある。
発送日から3日以上経過しても未配達となっていて、自宅に宅配にきた形跡もない場合がこれに当たる。
宅配業者によって所要日数は異なるが
アマゾンで購入した商品は、アマゾン直営の倉庫から出荷される場合は基本的にヤマト運輸の「宅急便」で配送される。
マーケットプレイスにて第三者の出品者が出荷する商品では、通常だとヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の3社のどれかが担当する。
所要日数 | 時間指定 | |
ヤマト運輸 | 正確 | 正確 |
佐川急便 | やや不正確 | よく遅れる |
日本郵便 | やや不正確 | よく遅れる |
宅配業者によってお届けされるまでの日数が異なる。最も正確な会社はヤマト運輸で、基本的に提示されている時間で配達される確率が極めて高い。時間指定も正確な傾向が見られる。
佐川急便や日本郵便のゆうパックだと所要日数が長くなることがよくある。時間指定があっても遅れることも結構多い。
それでも、いずれの宅配業者でも遅れることはよくある。
発送から3~4日経過しても届かない時
発送された日から3~4日以内にアマゾンで購入した商品が届いた場合は、トラブルは単なる「ちょっとした遅延」と考えてよい。
一方で発送日から3、4日が経過しても未配達の状態になっているのであれば、途中で何かのトラブルがあった可能性が大いに考えられる。
よくある例 | 内容 |
商品の行方不明 | 輸送中に紛失された |
荷物破損事故に遭遇 | 輸送中に破損してしまった |
大規模な交通障害 | トラックの交通事故、高速道路の通行止 |
商品が紛失・行方不明に
一番厄介なのが宅配業者が輸送中に荷物を紛失してしまう点だ。商品が行方不明になる出来事で荷物事故の一種にもなる。
アマゾンから来る発送のメールには「お問合せ番号」、「追跡番号」といった名称で送り状の番号が記載されている。
各宅配業者のホームページで荷物の追跡サービスを使って、アマゾンで買ったものがどこにあるかが調べられる。
商品が紛失となった可能性があると判断できるのは、途中で更新が止まっている場合である。
「○○発送」、「○○中継」などの名称が最後でその後の更新履歴がない場合、行方不明になった可能性が考えられる。
この場合は迷いなく一度宅配業者へ電話してみるのが良いだろう。電話がつながらない場合も結構多いが、何度かかけると繋がる。
破損事故に遭遇
次に考えられるのは輸送中に起きる破損事故である。ほとんどの商品は段ボール箱に入れられて出荷されるが、途中の荷下ろしや積み込みの際に破損した場合がよくある。
アマゾンの商品に限らず、運送会社では基本的に引き受けた貨物が破損した場合は出荷元へ報告して返送することになっている。
このため、アマゾンで購入した商品が途中で壊れた場合には購入者に配達されるのではなく、アマゾンの倉庫やマーケットプレイスの出品者へ返送される。
輸送中の破損事故が起きた場合は後日アマゾンなどから購入者へ連絡がくる。しかし、事務ミスによってこれが漏れることも考えられる。
こうようにいくつかのエラーが積み重なるといつまでたっても商品が届かない結果になる。
Amazonの商品が届かない確率は1%以下
- いつまでたっても届かない確率は1%以下
- 半日・1日の遅延も20%以下
- 小物は荷物事故の可能性が上がる
実際にアマゾンで購入した商品が届かないというトラブルに遭う確率は1%以下である。
ふつうは発送した日から標準所要日数で自宅に配達される。これは、ヤマト運輸のみならず、佐川急便や日本郵便でも同じである。
半日から1日程度の遅延が生じる確率についてはやや上がるが、それでも20%以下には抑えられるだろう。時間指定がない場合でもこれくらいである。
ただし、小物に関してはやや荷物事故に遭う確率が上がる。梱包物のサイズも小さく、重量も軽いという性質がその原因となる。
小物の上に重い荷物を載せると破損する。人の目から離れやすいため、荷物が行方不明となって紛失もしやすくなる。