
アマゾン(Amazon.co.jp)で購入した商品をコンビニ受取する方法があるが、残念ながらセブンイレブンではこれができない。対象となるのはファミリーマート、ローソン、ミニストップなどに限られる。
なぜ大手のコンビニチェーンであるセブンイレブンではアマゾンのコンビニ受取を取り扱っていないのか。
このような理由について疑問に思ったことがある人は多いのではないか。
セブンネットショッピングがあるからか?

セブンイレブンのアマゾンの受取サービスを取り扱っていない理由の1つとして、運営会社の親会社であるセブン&アイ・ホールディングスが傘下で「セブンネットショッピング」を運営しているからだといわれている。
セブンネットショッピングではほとんどの商品でセブンイレブンの店舗で受け取れるというサービスがある。
コンビニチェーン | コンビニ受取の通販 | 送料無料の条件 |
セブンイレブン | セブンネットショッピング | 制限なし |
ファミリーマート | Amazon.co.jp | 2,000円以上から |
ローソン | Amazon.co.jp | 2,000円以上から |
ミニストップ | Amazon.co.jp | 2,000円以上から |
最大のメリットは購入金額に関わらず送料無料という点である。アマゾンではAmazon.co.jpが発送する商品でも合計の購入金額が2,000円未満だと送料がかかかる。
これはファミリーマート、ローソン、ミニストップなどのコンビニ受取を希望した場合も同じで、2,000円以上のお買い上げでないと送料無料にはならない。
そんなセブンネットショッピングにてコンビニ受取の店舗がセブンイレブンとなっていることで、これと競争する通販サイトであるAmazon.co.jpは拒否しているものと考えられる。
セブンネットショッピングのメリットとは?
セブンネットショッピングならではのメリットといえば、セブンイレブン店舗での受け取りだと絶対に送料無料になる点、nanacoポイントが貯まる点である。

いずれもAmazonに優れる点である。Amazon.co.jpはポイント制度に乏しい。送料無料の条件も本やCDなどの一部のジャンルを除いて最低2,000円以上という条件がある。
セブンイレブンはポイントカードnanacoを導入していて、基本的に100円で1ポイントが貯まる。
Amazonと値段が同じ商品を購入する場合、nanacoカードを持っている人だとセブンネットショッピングで購入してセブンイレブンの店舗で受け取るのが一番お得になる。
こうした点でAmazon.co.jpに勝てるメリットといえるだろう。
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東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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