Amazon(アマゾンジャパン)で購入した商品が配達される際に受取拒否にした場合、その後は自動的に返送されることになっている。
Amazon.co.jpが発送している商品の場合は後日返金となる。送料もカウントされることはない。返品手数料などもなく、100%全額返金されることになっている。
ただし、マーケットプレイスの場合は出品者によって対応が違ってくる。多数派の場合は、「お客様都合の返品」という形をとって、満額返金してもらえない。
返金額と送料は発送元で異なる
返金 | 送料の負担 | |
Amazon.co.jpが発送 | 100%全額返金 | なし |
出品者が発送 | 一部だけ返金の可能性大 | 送料がかかる可能性大 |
アマゾンでは発送元は2種類ある。Amazon.co.jpという直営倉庫から発送されるものと、マーケットプレイスという第三者の出品者が発送するものだ。
「Amazon」のロゴが描かれている段ボール箱に入れられて届けられる商品はAmazon.co.jpの倉庫から出荷・発送される方になる。
Amazon.co.jpは全額返金・送料もなし
Amazon.co.jpが発送している商品に関しては、受取拒否になった場合は100%全額返金となる。購入者が何か損するということはない。
送料もかかることはなく、返品の際の料金分が返金額から引かれるということもない。
もしAmazon.co.jpにて5,000円の商品の購入したが受取拒否した場合には後日5,000円が返金される。
マーケットプレイスは返金額が減るかも
一方のマーケットプレイスの場合は大きく異なる。マーケットプレイスとは、第三者の出品者が発送する商品が該当する。
返金額は出品者で違う。手数料として全額は返してくれない業者も少なくない。送料の負担を求めてくる出品者も結構多い。
マーケットプレイスではAmazon.co.jpと比べて受取拒否にした場合の対応はかなり悪い。「お客様都合による返品」ととらえている例が多いからだろう。
複数回受取拒否するとアカウント凍結
Amazon.co.jpで購入した商品を何度も受取を拒否して返品するとアカウントが凍結されてしまう可能性が出てくる。
具体的には3回以上の受取拒否の履歴があると、アマゾンの自分のアカウントが凍結されてしまい、それ以後は通販で購入できなくなってしまう。
アマゾンにとって何度も出荷・発送後の返品が続くと送料分の損失が出てしまう。梱包料も決してタダではない。
何度も受取を拒んで返品と返金が釣り返せば自然とブラックリストに入るのは確か。アカウントの凍結処置は突然行われる。事前予告なしでブロックされるため、受取拒否は可能な限り避けたい。
Amazon.co.jpが発送している商品だけでなく、マーケットプレイスの商品についても同じである。
お客様都合の返品などが増えればブラックリストに載り、アカウントが凍結される可能性が出てくる。