東京メトロは遅延が多い! 地下鉄でも遅れる原因とは?

遅延が多い東京メトロ

東京メトロの各線は他の地下鉄と比べても遅延の頻度が多い。都営地下鉄、あるいは他の都市よりも電車が遅れたり、運転見合わせになることが多い傾向にある。

もちろん、1つの鉄道会社で保有する路線が多く、全体としてはダイヤが乱れる確率が高いのは否定できない。

しかし、単独路線として考えてもトラブルに見舞われる可能性が高い。地下鉄というよりは、JRや私鉄のような地上を走る路線と似ている。




東京メトロでも遅延が多い路線と少ない路線が

同じ東京メトロでも、遅延の起きやすさでは各線で違いが見られる。電車が遅れたり、運転見合わせとなることが多い路線と少ない路線がある。

<遅延の多さ>
多い路線 少ない路線
半蔵門線 銀座線
千代田線 丸ノ内線
東西線 日比谷線
南北線
有楽町線
副都心線

遅延の発生頻度が高い路線とは、半蔵門線・千代田線・東西線・南北線・有楽町線・副都心線になる。

この中でも半蔵門線と千代田線は特に高い。ほぼ毎日のように電車が遅れている。朝ラッシュのような通勤時間帯のピークでもよく遅れる。

遅延が少ない東京メトロ銀座線

一方で銀座線・丸ノ内線・日比谷線の3路線は比較的少ない。ただし、これは東京メトロの中でも話であり、都営地下鉄と比べるといずれも高い。

特に都営大江戸線と浅草線には完全に負けている。東京メトロが遅れやすいといっても過言ではない。




なぜ東京メトロだけよく遅れる?

東京メトロの各線が遅れやすい原因とは何か。

相互直通運転

結論を言うと、地下鉄ではない他の鉄道会社との相互直通運転が理由である。

銀座線・丸ノ内線の2つ以外では他の鉄道会社の線路へ乗り入れている。そして、ダイヤが乱れる原因もそれらの他社線内でのトラブルであるケースが多い。

路線名 直通運転の有無 乗り入れ先
銀座線 なし
丸ノ内線 なし
日比谷線 あり 東武スカイツリーライン
東西線 あり 東葉高速線、JR中央総武緩行線
千代田線 あり 小田急線、JR常磐緩行線
半蔵門線 あり 東急田園都市線、東武スカイツリーライン
有楽町線 あり 西武池袋線、東武東上線
南北線 あり 東急目黒線

(目黒~白金高輪間は都営三田線と共有)

副都心線 あり 西武池袋線、東武東上線、

東急東横線、みなとみらい線

首都圏ワーストを誇る半蔵門線は東急田園都市線と東武スカイツリーラインと相互直通運転を行っている。別の2社と相乗りを実施しているため、地下鉄単独の路線よりもトラブルに見舞われやすい。

千代田線も同じような条件になっている。小田急線とJR常磐緩行線と相互直通運転を行っている。

地下鉄内では何の問題もなくても、乗り入れ先で人身事故や設備故障、天候不順が起きると東京メトロの区間にもその影響が出てしまう。

他の都市ではJRや私鉄との相互直通運転を実施していない路線が圧倒的多数派である。乗り入れがあっても、その距離が短いところが多い。

しかも、私鉄の区間は地下鉄の延伸部分という性質が強く、踏切が連続する地上を走るところが少ないなどの共通点が見られる。

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