電車の渋滞が起きる理由とは!? なぜ徐行運転が発生する?

電車の渋滞(京王線)

電車の渋滞が起きる理由とは何か。ノロノロと徐行運転を余儀なくされるのは、前を走る列車に接近するからだが、そもそもなぜ詰まってしまうのか。その理由をまとめてみた。

よく発生するのは鉄道の主要路線で圧倒的に多い。列車本数が多くなる朝ラッシュの時間帯に生じる。

大都市の鉄道でも特に東京をはじめとする首都圏でよく見られる光景である。電車の渋滞はJR・私鉄・地下鉄問わず生じる。




電車の渋滞が生じる理由

電車の渋滞が起きる理由としては、以下の3つがあげられる。

  • 運行本数がかなり多い(2、3分間隔)
  • 特定の駅での乗降時間が長い
  • 複数の種別が走っている

運転間隔が2~3分なら渋滞へ

過密ダイヤによる渋滞

まずは、運行本数と特定の駅での乗降時間についてである。

2、3分間隔で走っている路線では、たいていの場合はどこかで後続の電車が前を走る電車に追いついてしまって徐行運転を余儀なくされる場面が生じる。超過密ダイヤともいえるレベルである。

通常の駅での停車時間は、平均すると30秒程度になる。それに加えて、電車が加速するのに30秒、減速するにも30秒のタイムロスがある。

電車の間隔は最低でも2分は絶対必要になるわけだが、どこかの駅では乗降に時間が長くかかってしまう時もある。

そうなると後続電車が前に接近してしまい、電車の渋滞へと発展する。

優等列車が走っている

急行電車の待避

各駅停車だけでなく快速や急行といった優等列車(要するに通過駅の設定がある種別)が走っている路線では、特に電車の渋滞が発生しやすい。

通過駅のある優等列車は、より停車駅が多い各停に接近してしまいやすい。どこか途中駅にて各停が後続の優等列車を待避することもあるが、それでも待避設備のある駅は限られている。

前を走る遅い各停を後続の急行や快速が追い抜けないことで、ノロノロ運転となって電車の渋滞へとつながる。




電車の渋滞が生じやすい路線とは?

<首都圏>
路線名 原因
JR山手線 新宿駅での乗降に時間を要する
JR中央線快速 運転間隔が超過密

複々線化が進んでいない

京王線 運転間隔が超過密かつ優等列車多数

複々線化が進んでいない

京急本線 優等列車多数

複々線化未整備

東急田園都市線 高い混雑率

渋谷駅での乗降に時間を要する

西武新宿線 優等列車多数

複々線化未整備

東京メトロ東西線 高い混雑率

<関西>
路線名 原因
JR大阪環状線 大阪駅での乗降に時間を要する
JR阪和線 運転間隔が超過密

複々線化が進んでいない

南海本線・高野線 運転間隔が超過密かつ優等列車多数
近鉄奈良線・大阪線 運転間隔が超過密かつ優等列車多数

大和西大寺駅の平面交差(奈良線・京都線)

阪急京都線・千里線 淡路駅の平面交差

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