イオンのプライベートブランド(PB)である「トップバリュ」は、日本国内では多くの人に知られている。好き嫌いに関しては各個人によってさまざまであるのは事実であるが、全国どこでも一度は目にすることができるブランドの1つであることは間違いない。
そんなトップバリュの食品や日用品、雑貨などの品物を置いてある店舗といえば、ほとんどの人は「イオン」と答えるだろう。しかし、実際に店舗に置いているのはイオン本体だけではない。「イオン」という名前がまったくつかないようなグループ会社でも取り扱っている。
たとえば、ダイエーやマルエツ、カスミ、マルナカといった地域のスーパーにおいても、一部トップバリュの商品をお店に置いてある。これらのスーパーでは、イオン直営ではないものの、子会社化していたり、業務資本提携を行っていることから、PB製品であるトップバリュを扱っているのである。
どんな店にある?
食品スーパーであれば、全国出店しているのはイオン以外では、ダイエー、グルメシティ、マックスバリュ、ザ・ビッグ、食彩館、ピーコックストアなどが挙げられる。これらはいずれもイオンの子会社となっている。
私たちが想像する「イオン」とは、ほとんどの場合はイオンリテール社によって運営されている総合スーパーであろう。これらは、かつてはジャスコまたはサティという名称の店であった。
しかし、それ以外にもイオン系列のスーパーがたくさんある。食料品を中心に取り扱っている小型の店舗であれば、無数に存在し、その数は総合スーパーである店舗よりも多い。
また、トップバリュを取り扱っているのはスーパーマーケットだけではない。ドラッグストアやコンビニにも少なからず置いてある。たとえば、ウェルシアやクスリのアオキといったドラッグストアは、今はイオンの子会社となっている。
コンビニの「ミニストップ」もまたイオン系列であることから、PBであるトップバリュの商品を取り揃えている。コンビニであろうと、プライベートブランドを仕入れていることから、スーパーでの販売価格とほとんど変わらないところがメリットであると感じる人も多いのではないだろうか。
小売業界で先頭を走るイオンであるが、全国の数多くの流通会社を経営の範囲に取り込んでいることから、「トップバリュ」の商品も進出範囲が広い分だけ多くの店舗で取り扱っているのである。
おすすめ記事
- どうしてトップバリュは安い? 理由がある!
- 「トップバリュセレクト」ってそんなに高級?
- トップバリュは果たして「おいしくない」のか?
- トップバリュ「台湾ラーメン」が期間限定で登場!
- 危険か?トップバリュは生産地表示していない!