はやぶさ・はやてに回数券がない!? 仙台・盛岡までの理由は?

東北新幹線のはやぶさ号とはやて号は、盛岡以北まで走るが、回数券が使えないケースが多い。東京~仙台・盛岡までしか東北新幹線の回数券が発売されていなく、それ以北の区間を乗り降りできる格安チケットは存在しない。




盛岡駅以南の区間だけを利用するのであれば、新幹線の回数券が6枚綴りで購入できる。東京~仙台間は64,500円、東京~盛岡間は84,900円で販売されている。

どの区間においても、普通車指定席が利用できる。すべての座席が指定席となっているはやぶさ号でもはやて号でも、この回数券を使って乗ることができる。

もちろん、停車駅が多いやまびこ号でも使える。回数券が使えないのは、はやぶさ・はやてしか運転されていない盛岡駅よりも北側のエリアだけである。

しかし、ここで疑問が残る。なぜ同じ東北新幹線でも盛岡駅よりも南側でしか回数券が使えないのか。利用者が少ないはずの地域では正規の切符しか取り扱われていない理由とは何か、という疑問を感じる。



列車の本数が大幅に少ないため!

東北新幹線でも、運行本数が比較的多いのは盛岡駅以南のエリアなのは間違いない。これよりも新青森側では本数が急激に少なくなる。

盛岡~新青森間では1時間当たり1~2本しか走っていない。しかも、全車指定席のはやぶさとはやてのみとなっている。やまびこは走っていない地域だ。

さらに、北海道新幹線の新函館北斗駅まで乗り入れるのは2時間に1本程度しかない。早朝を除いて、すべてはやぶさ号だけとなっている。

満席になるはやぶさ

はやぶさ号では指定席しかないとはいえ、1本の列車で輸送できる乗客の人数には限りがある。ここで回数券を発売してしまうと、一気に乗客が増えてしまう可能性があり、乗れない人が出てくることが懸念される。

多少運賃が高くても、安定した輸送を優先したいというJR東日本側の思惑もあるものと考えられる。

また、盛岡駅よりも北側の地域は、ここ最近開業した部分である。盛岡~八戸ができたのは2002年、八戸~新青森は2010年のことである。北海道新幹線の新青森~新函館北斗は2016年。

当然ながら、この部分の建設の際にかかった借金の大部分は今も残っている。新幹線の運行にかかる維持費だけでなく、建設コストの返済にも多額の費用がかかり、その分は運賃に上乗せされている。

こうなると、割引のある回数券を発売できる余裕はない。格安な運賃でも問題ないような盛岡以南の部分とは異なる。

最速列車である「はやぶさ」をはじめとする速達型の新幹線に回数券がないわけではなく、最近完成した区間だからこそ回数券がないと考えられる。

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