ミスタードーナツとクリスピークリームドーナッツの違いについて、どちらが人気が高く評判が良いのか。今回はこれら2社を比較してみよう。
「ドーナッツ戦争」の時代に入った今、各社での競争は以前よりも激戦になっている。コンビニでも販売されるようになったため、ますます顧客の奪い合いが起きているといっても過言ではない。
ドーナッツ販売を専門にしているお店として特に有名なチェーン店がミスタードーナツとクリスピークリームドーナツである。
ミスタードーナツ | クリスピークリーム | |
拠点 | 大阪市 | アメリカ |
値段 | 安め、セールあり | やや高い |
目玉 | ポン・デ・リング | オリジナルグレーズド |
店舗数 | 多い | 少ない |
おいしさ | 日本人向け | アメリカンな味 |
ミスタードーナツ
こちらは誰もが1度はお店に行ったことがあるのではないだろうか。ミスタードーナツを運営する企業はダスキンという会社である。清掃用具の会社である一方、ドーナッツ屋を運営する会社としても名前が広く知られているのは言うまでもない。
看板商品は「ポンデリング」という名前のドーナッツだ。特徴としては、もちもちとした食感のあるドーナッツであり、材料は小麦粉であるのだがお餅のような感触である。ポンデリングをお目当てにミスドの店舗に足を運ぶ人も少なくないようだ。
また、月に1回ほど開催されている100円セールもまた人気の高い企画となっている。週末の土日を中心に一部のドーナッツが108円、パイが129円で販売される。セール期間に入るとミスタードーナツを訪れる客は倍増するみたいだ。
安い時期があるのがミスタードーナツならではの特徴といえる。ミスドファンであれば、100円セールとなれば必ず1回はお店に行って何かしらを買うことになるだろう。もちろん、通りかけで「100円」という値札やポスターを見て入店する人もかなり多い。
クリスピークリームドーナツ
さて、クリスピークリームドーナツもまたミスドと同じように専門店である。ただ、違いといえばミスドは日本国内のチェーン店であるのに対して、クリスピークリームドーナツはアメリカを拠点とする外資系の店であるという点だ。
2006年12月に日本に上陸し、新宿サザンテラスに1号店がオープンした。アメリカでは1937年に創業されたが、日本国内での歴史はまだ浅い。
看板商品は「オリジナルグレーズド」というものだ。値段は1個160円と、少し高めに設定されているが、おいしさも比例しているといえる。見た目はどちらかというと硬めでサクサクしてそうだが、生地はふわふわしていて食感は予想以上にやわらかい。
ミスドにも似た商品があり、名前は「ハニーディップ」というものがある。しかし、両者を比較するとなると、オリジナルグレーズドの方に軍配は上がるだろう。
ミスドはコーヒーのおかわりが自由
ミスタードーナツの人気の1つが、コーヒーが飲み放題という点である。注文すれば何杯でもおかわりができる。ところで、フードコート型の店舗でも可能なのか。
ミスドでおかわりができる商品はブレンドコーヒーとカフェオレの2つである。期間限定でロイヤルミルクティーも飲み放題になっているため、合計で3種類となる。単独の店舗では言うまでもなくマグカップが出されて店員がおかわりの巡回に来る。
自分でレジに行っておかわりの声をかけなくても勝手に来てくれるので、何か気に掛ける必要も全くない。
しかし、フードコート型のミスタードーナツでは店員がおかわり用のポットを持って歩いては来ない。
店員はずっとミスドのカウンターにいるだけであり、そこから出ることはまれだ。したがって、何か用がある場合にはミスドのコーナーまで行かなければならない。
さて、本題であるがそんなフードコート型の店舗であってもコーヒー・カフェオレやロイヤルミルクティーのおかわりはできるのか。商品は単独店舗と同じであるため「可能」である。
ただし、フードコートの場合はすべて紙コップとなっている。そのため、あまり材質的におかわりには向いていない。時間が経てばふにゃふにゃになってしまい、見た目上もあまりよいとは言えない。
とはいえ、レジに持って行けばおかわりはできる。すぐに店員が厨房にあるポットを持ってきてくれて、自分の紙コップに追加の飲み物を入れてくれる。もとろん、料金は一切かからない。無料で継ぎ足ししてくれる。
なお、おかわりをする人の割合については、単独店舗に比べるとフードコートの場合は少ないようだ。
単独で運営している店では多くの客が2杯目、3杯目に入るが、フードコートでは1杯で終わりにする人が多いのが印象的。
もちろん、おかわりをすることが悪いわけでは決してない。ただ、なんとなくであるがあまり2杯目に入る人が少ないため少し申し出にくいと感じるかもしれない。