Twitterが1か月間で消費する通信量は何ギガに達するのか。スマートフォンの通常版アプリをダウンロードして使うと1~2GBにもなる人もいる。
大量にパケットを消費することもあるのがTwitterの欠点でもある。使い方に関して注意しないとすぐに契約データ量の上限に達して通信制限がかかってしまうリスクもある。
使い方とデータ通信量の目安
用途 | 1か月のデータ通信量 |
動画を投稿または閲覧 | 1GB以上 |
画像を投稿または閲覧 | 200MB~1GB |
ツイートテキストが中心 | 100~500MB |
データ通信量を食う容量の大きさの順は、次のようになる。
動画>画像>テキスト
動画コンテンツは中でも莫大な通信量を費やす。画像データもまた結構な量を消費する。
何も気にせず安心できるのはテキストのみで構成されたツイートを見るくらいに留まるといっても過言ではない。
動画を投稿または閲覧
毎日のように動画をアップロードする、あるいは他人の動画を閲覧することが多い場合、1か月のデータ通信量は軽く1GBを超えることになるだろう。
2GBにも結構届いてしまうケースがある。Twitterのヘビーユーザーだと月間で3GB以上にもなる例もいるようだ。
Twitterで動画関連のコンテンツを見る際には細心の注意が必要になる。あっという間に契約しているSIMカードによるデータ通信量の上限に達してしまいやすい。
Twitter上に自分の動画をアップロードしたり、他の人の動画を再生するのであれば、可能な限りWi-Fiと接続できているときが好ましい。4G・LTE回線ではまったくおすすめしない。
画像コンテンツを投稿・閲覧
写真などの静止画像の場合は動画と比べるデータ通信量の消費量は少ない。ギガ単位で通信することはまずなく、SIMカードによる4G・LTE回線で接続している場合でも通信制限がかかるほどのパケットにはならない。
毎日のようにTwitterのアプリを開く人であっても、画像とツイートの投稿と閲覧に抑えれば大きくても1GB程度には収まるだろう。
ただし、毎日30分以上もTwitterを眺める人にとっては難点になるかもしれない。スマートフォンで通信するのはTwitterのコンテンツだけではない。
インターネットでニュース記事やブログ記事を見ることもあるだろう。LINEやInstagram、FacebookなどのほかのSNSを使うこともあるはずだ。
これらを考えるとTwitterだけで大量のデータ通信量を消費するわけにはいかない。同じくWi-Fi環境下で操作するのが好ましい。
テキストのみのツイートは問題ない
テキスト文字でのみ構成されたツイートの場合は、投稿する場合も閲覧する場合も種皮する通信量はかなり小さい。微々たるものだととらえてよい。
データ量の目安として、テキストのツイートは1つ当たり大きく見積もっても2、3KBに留まる。これを何度見ても通信制限がかかるほどの量には達しない。
データ通信量を節約する「Twitter Lite」においても圧縮するのは容量そのものが大きい動画と画像のみであり、テキストは圧縮されない。
文字をツイートするだけであれば、わざわざWi-Fiにつなぐ必要はまったくないだろう。
1か月の契約データ量の上限を超えて通信制限がかかった場合、多くの会社では128Kbpsまたは200Kbps以下に速度制限がかかる。
Twitterにおいては、ツイートする程度であればこの低速回線であっても全く問題ない。影響が出るのは動画や画像の投稿と閲覧である。