舞浜駅の混雑状況は!? ディズニー客で入場制限がかかることも!

JR京葉線の舞浜駅はディズニー客で混雑することでよく知られている。1日の乗降者数は東京駅を除いて路線内では最も多い駅である。他の駅が定期券利用者が定期外を上回っている中、舞浜駅だけはそれが逆転している。

理由はもちろんディズニーランド・ディズニーシーへ行くレジャー客が京葉線を使って舞浜駅で降りるからである。周辺の住民が通勤通学の手段として利用する人も少なくはない。

しかし、それ以上にテーマパークへ行く人が多いために、定期外ユーザーが多数派を占めているのである。そして、京葉線の舞浜駅はかなり混雑することでもよく知られている。


夜の22時以降はかなり混み合う

舞浜駅

東京ディズニーリゾートの閉園時刻は夜22時である。それに合わせて帰る人が殺到することから、舞浜駅は22~23時の時間帯が最も混雑する。東京方面へ行く上り電車も新浦安・蘇我方面に行く下り電車のどちらも乗車する人で溢れかえる。

この時間帯となると、1年の中でも特にディズニーリゾートを訪れる人が多い時期になると入場制限がかかることが珍しくない。クリスマスイブやハロウィーン、そして夏休みの時期になると必ずと言っていいほどあまりの人数で入場制限となる。

夜遅い時間帯ということで、JR京葉線の本数はそれほど多くはない。10分に1本程度しか走っていないこともあって、乗降者数の割に乗車機会が少ない。これもまた、混雑度が下がらない要因の1つとなっている。

もちろん、いざ電車の車内に入るとディズニーのお土産袋を持った人々でいっぱいになる。通勤通学客と思われる人は少数派だ。

遅延が発生するとヤバい!

さらに、18~21時前後の時間帯であっても入場制限がかかるケースがある。それは、JR京葉線のダイヤが乱れた時だ。

混雑する舞浜駅

電車が運転見合わせになったり数十分の遅れが生じると、列車内に入れない人が溜まり、それは改札付近にまであふれるほどの規模になる。

閉園時刻の22時前後ほど乗客が多いわけではないものの、それでも東京駅くらいの人数には達する。乗客をさばききれなくなると、舞浜駅では混乱を避けるために入場制限がかかる。

京葉線が完全に運転がストップした場合には、乗客たちは東京メトロ東西線の浦安駅まで移動しようとするが、こうなると浦安駅へ向かうバスに人が殺到する。1階のバス停には長蛇の列ができる。

結局のところ、京葉線の運行が正常でないと舞浜駅は完全に麻痺してしまうのだ。ディズニー客で鉄道利用者の誰もが利用する駅であるからこそ、ダイヤが乱れればすぐに入場制限がかかるほど混雑するのである。

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