デスクトップPCでもノートPCでも4GBのメモリでは少々足りないかもしれない。メールやインターネットでニュース記事を見る程度であれば、確かに十分だが、ちょっとパソコンに負荷のかかる作業では不足気味に陥りやすい。
Windows10が主流になった最近ではメモリは8GBが標準搭載となってきた。4GBは安いパソコンというケースが多い。
オンラインゲームや動画の編集となると、メモリが4GBでは完全に不足状態となる。さらに、インターネットのブラウジングでも用途によってはメモリが足りない。
4GBだと足りない用途とは?
- 画像・動画の編集
- YouTubeの高画質の再生視聴
- オンラインゲーム
- 製図(CADなど)
メモリが4GBだけでは足りないような使用用途は、上のような内容が代表的といえる。
最近ではスマートフォンでさえメモリ(RAM)が4GBのモデルが主流となりつつある。パソコンではもはや時代遅れともなっている。
【スマホ】RAMメモリー、3GBと4GBではどれくらい違う!?
インターネットでネットサーフィンするくらいであればパソコンのメモリが4GBでも不自由を感じることは少ない。
YouTubeの視聴についても、再生するだけであれば特に問題はない。高画質で動画を再生するにしても、メモリが不足することはない。
画像・動画の編集は4GBではOUT
しかし、YouTubeへ動画をアップロードするような人は最低でも8GBのメモリはほしい。動画の編集には大きなメモリの容量を必要とする。
エンコードする際にはメモリは3~6GBほど使っていることが多い。そのため、4GBでは不足状態でカクカクしてフリーズする原因となる。
画像の編集も同じことがいえる。特に高画質の写真を編集したり、イラストを作成するとなると、こちらも動画と同じく使用メモリが2GB以上にはなりやすい。
4GBまでは達しなくても、パソコンのメモリは他のタスクと共有することから、何か1つでもメモリが1~2GBも使うとなると完全に4GB分を使いきってしまってメモリ不足になる。
あくまでも画像も動画も見るだけで編集作業は絶対にしないという人のみが4GBでOKといえる範囲だろう。
オンラインゲームも8GBは絶対必要
オンラインゲーム全般についても4GBでは明らかにメモリ不足となる。
実際に使用する容量は各ゲームの種類によって異なるものの、他の人とオンラインで対戦するようなゲームなら確実に足りない。
バトル系のゲームは4GBどころか8GBでもメモリ不足に陥る可能性も否定できない。VRを使うゲームは完全にアウトになる。こちらは16GB以上はほしい。
グラフィックスが細かくはなく、他人と共同で参加するようなゲームではない場合でも、4GBではメモリの使用可能領域をすべて使い果たすかもしれない。
オンラインゲームをパソコンで遊ぶのであれば、メモリは最低8GBは必要だととらえてよい。4GBでは購入後に後悔する可能性がかなり大きい。
4GBでも十分な用途とは?
ところで、メモリが4GBでも十分な使用用途とはどんな場合なのか。
- ネットサーフィン
- 動画の再生
- メール
- Word、Excel、PowerPoint
Windows10でもあまりパソコンを使った作業をしない人なら確かに4GBでも十分になる可能性が高い。
インターネットでニュース記事やブログを閲覧したり、YouTubeで動画を観るだけなら4GBでも良いだろう。
ビジネス用途してメールを送受信したり、Word、Excel、PowerPointといったマイクロソフトオフィスで資料やレポートを作成する程度でも4GBで事足りる。
学生だと文系はメモリが4GBでも問題ないが、理系だとメモリを食うソフトを使うことが多くなるため、最低8GBは必要になる。