暖房を使う時期とは、具体的にいつから~いつまでなのか。始めと終わりの目安を調査してみた。
気温が低い冬の日に利用する機具なのは間違いないが、何月になったらスタートして、何月になったらしまうのがよいのかと疑問を持っている人は多いはず。
最高気温が15℃を下回り、最低気温が10℃以下になる日が出る時期こそが暖房の使う期間である。
目次
いつから? 暖房を使用開始の時期
月 | 暖房の必要性 | 概要 |
10月下旬 | ― | まだまだ不要 |
11月初旬 | ★★ | ギリギリ大丈夫 |
11月中旬 | ★★★ | あった方がいい |
11月下旬 | ★★★★ | 必要性が高い |
12月上旬~ | ★★★★★ | 絶対不可欠 |
今回は東京を基準とする。全国的にも平均的な気温であり、人口もかなり多いため、今回は首都圏かつその代表である東京都の場合をもとに暖房の時期ごとの必要性について調査。
10月いっぱいは暖房いらない
10月上旬はまだ最高気温が30℃以上になる日もあるくらいで、もはや暖房とは無縁の日々が続く。25℃以上の夏日が毎日のように連続する。冷房が主役であるシーズンだ。
10月中旬になると、最高気温も20~25℃程度に収まってくる。ただし、日中の日差しがある時間帯ではまだ冷房を使うところもある。
10月下旬になるといよいよ最低気温は10~15℃程度まで下がってくる日が出る。寒い日だと10℃を下回る日も出ないわけではない。冷房は必要ないが、暖房もまだ必要はない。
11月は後半になると必要に
11月上旬はまだ最高気温は20℃を超える日も少なくない。ただ、寒い日になると15℃前後までしか上がらない。最低気温も10℃を下回る日も出てくる。
ただし、室内は日中の暖かさもあって冷え切るほどまでには気温が下がらない。そのため、暖房が必要になるほど温度は低くない。ギリギリ大丈夫というレベルと判断できる。
11月中旬になると、いよいよ暖房があった方がいいレベルにまで気温が下がる。日中はまだ不要だが、朝は冷え込むため暖房が必要と感じる目安を超える。
そして11月下旬になると、まはや暖房無しでいるのはキツイ。最高気温も10℃程度までしか上がらない日も出てくる。最低気温は完全に一桁になる。
よほどの理由がない限りは暖房を利用する人がほとんどの割合を占める。
12月は100%絶対不可欠
12月は上旬からもはや暖房無しに入られない。寒さを我慢することに力を入れるのなら話は違うが、普通の人なら暖房をつけるのが当たり前である。
最高気温も10℃以下になる日が出てくる。さらに低気圧が近づくと雪が降ることもあるシーズンに突入する。
朝晩は完全に暖房をつける時期に入っていて、日中でも日差しがない曇り・雨・雪の日は暖房をつけないと凍えてしまう。
>>暖房を夜つけっぱなしで寝る人の割合! 電気代はいくらに?
暖房を夜つけっぱなしにする人も多くなる時期に入る。
いつまで? 暖房の使用終了の時期
月 | 暖房の必要性 | 概要 |
2月下旬 | ★★★★★ | 絶対不可欠 |
3月初旬 | ★★★★★ | まだ必要不可欠 |
3月中旬 | ★★★★★ | 朝晩は必要 |
3月下旬 | ★★★★ | まだ必要性あり |
4月上旬 | ★★★ | 必要な日も |
4月中旬 | ★ | 稀に寒い日もある |
4月下旬 | ― | もういらない |
2月はまだまだ寒い
2月は下旬になると最高気温が10℃以上になる日もぼちぼち出てくる。しかし、最低気温は5℃未満の日がほとんどである。氷点下になる日もある。
1月とほとんど気温差がないといっても過言ではない。暖房を使用する最盛期に収まる。
暖房を使わない時期とはまだ程遠い。晴れている昼間なら問題ないかもしれないが、朝晩は間違いなく絶対不可欠である。
3月もまだまだ必要あり
3月になってもまだまだ暖房は必要がる。昼間は最高気温が15℃程度になる日も下旬に近づくにつれて出始めるが、最低気温はまだ一桁になる。
曇り・雨の日ならほぼ暖房が必要になる時期である。朝と夜は100%確実に暖房が必要である。もししまうのであれば、室内でもダウンコートを着るしかないだろう。
ただし、下旬になると丸1日暖房を使わない日も出てくる。最低気温が一桁後半か二桁になるのなら、暖房を使わないでも我慢できる範囲になる。
寒いのは平気な人なら、3月下旬は暖房を使わずに4月に入るかもしれない。ただ、普通の人ならまだ必要性が高い。
寒い真冬日もまだゼロではない。そんな季節外れの低温の日は暖房がまだまだ活躍する。
4月はたまに必要な時も
4月に入ると上旬から平年並みの気温であれば暖房を使わなくてもよいレベルに達する。最高気温は15℃を超える日が多い。
日中なら不要であり、外に出ても寒いとは感じないほどになる。20℃以上になる日も結構ある。
ただし、最低気温が10℃未満の日が少なくない。氷点下にはならなくても、5℃以下になる日もたまにある。こんな日は室内気温も下がり、暖房が必要になる。
特に上旬は季節の境目(冬と春)であるため、気温差が激しい。真冬の1月や2月なら問題ないくらいの気温でも、4月だと暖房がないと過ごせないということもある。
暖房があった方がいいという日は4月中旬までが1つの目安になる。下旬になると完全に春の季節に変わり、暖房も不要になる。石油ストーブやファンヒーター、電気カーペット、コタツはもうしまってもよい。
したがって、暖房を使用する時期が4月下旬までと判断する。
まとめ
<暖房を使う時期の目安>
- いつから…11月半ばから
- いつまで…4月半ばまで
このように、暖房を使うのが当たり前になる時期は11月半ばから4月半ばまでの5か月間と結論づけられる。
参照:冷房を使う時期の目安! いつから・いつまでが多いのか!?