エアコンの「暖房」の電気代を調査! 1時間当たり30円に

暖房(エアコン)の1時間の電気代

エアコンの暖房の電気代はいくらになるのか、その具体的な金額を調査してみた。1時間当たりだと約30円という結果になった。

設定温度や外の気温によっても動かすエネルギーが大きく違ってくるが、平均するとおおむねこれくらいの値段になる。

1日8時間暖房を使うと仮定すると、1か月の電気代は4,800円という計算になる。これがエアコンの暖房の目安といえるだろう。




1時間当たりのエアコンの暖房の電気代

<エアコン=暖房の電気代>
1時間当たりの電気代 1時間×30円×1KWh(1000W)=30円

(使用時間×1KWh単価×消費電力)

1日当たりの電気代(8時間) 8時間×30円=240円
1か月当たりの電気代(30日) 30日×240円=7200円

電気代は1キロワット当たり30円という単価と仮定した場合、計算式は上のようになる。エアコンを暖房にすると、消費電力は1,000KWhくらいになる。

その日の気温や設定温度、部屋の広さによって暖房の消費電力は大きく違ってくるため、一概には言えない。

>>暖房の適温は何℃が目安!? 設定温度ごとに快適性を調査

>>暖房は何度以下になったらつける!? 室内の気温の目安

今回は広さが10畳くらいで、設定温度が22~24℃にした場合を仮定してみた。

1日当たりは240円

1日当たりの暖房の電気代

暖房の使用時間を1日当たり8時間とした場合、計算式は「8時間×1時間の電気代」となる。

1時間で30円ほどになるため、1日に換算すると240円となる。

エアコンは起動時には大量の電力を使うため、短時間の使用になると単価が高くなり、長時間使用すると単価が下がる。

こまめにつけたり消したりの動作を繰り返していると消費電力が大きくなる。長時間にわたって連続して使用している方がむしろ電気代が高くなる可能性が少なくない。




実際は1か月で3,000~4,500円が相場

ただし、実際に1000KWhの消費電力で稼働し続けることは少ない。設定温度が小さければ、室内温度がそれに達すると出力が弱まるため、消費電力が下がる。

1か月の間に7,200円にも達するという家庭は少数派となるだろう。ここまでの電気代になるのは、エアコンによる暖房の設定温度を26℃以上にしているようなケースなどと考えられる。

  • 設定温度=20~22℃…電気代は月3,000~4,500円程度に
  • 消費電力1000KWhは出力が高め

環境にやさしい基準である設定温度=20℃で暖房を使用した場合、1時間当たりの電気代の平均は15~20円ほどに落ち着いてくる。

1日当たりに換算すると約100~150円といったところである。すなわち、1か月では3,000~4,500円ほどになる。

ただし、石油ストーブに比べると電気が動力源のためコストがやや高くなる。

>>石油ストーブの燃費は1時間当たり0.2Lという結果に!

また、就寝時に暖房をつけっぱなしにして寝る場合も電気代はさらに高くなる。稼働時間が昼間から夜にかけての時間よりもさらに長くなるからだ。

>>暖房を夜つけっぱなしで寝る人の割合! 電気代はいくらに?

睡眠時間は人によって違うものの、おおむね6~8時間が主流であり、暖房を消してから寝るまでの時間も含めて7時間が平均となるだろう。

そうなると大体さらに+3,000円ほどの電気代がかかる。

エアコンの製品の種類によっても差が

エアコンは部屋の広さによって製品の種類が違ってくる。大きい部屋用のものほど消費電力が大きい。

タイプごとの暖房の電気代の目安は以下のようになる。

タイプ 平均消費電力 1時間当たりの電気代
6畳用 489W
(最大:1,226W)
14.6円
(最大:36.7円)
8畳用 631W
(最大:1,293W)
18.9円
(最大:38.7円)
10畳用 880W
(最大:1,458W)
26.4円
(最大:43.7円)
12畳用 1,181W
(最大:1,745W)
35.4円
(最大:53.4円)
14畳用 1,415W
(最大:2,692W)
42.4円
(最大:80.7円)
18畳用 1,930W
(最大:3,309W)
57.9円
(最大:99.2円)

このように、6畳や8畳用のエアコンは消費電力が小さい。暖房でも温める必要のある空間が狭いため、電気代もその分安くなる。

逆に12畳、14畳、18畳向けのエアコンになると単独で温める必要のある空間が大きくなるため、大量に電気を使う。電気代も大きな金額になりやすい。

リビングルームは1時間当たり30円

こうしたことを考えると、リビングルームのエアコンによる暖房の電気代の目安は約30円と判断できる。

一戸建てでもマンション・アパートなどの集合住宅でも、家の中で最も広い部屋はリビングルームになるだろう。

ここで暖房を使用した場合の電気代が30円/時ということだ。

逆に言うと、寝室や子ども部屋などでエアコンの暖房の電気代はもうちょっと安くなることを意味する。

部屋ごとの目安としては、以下のように考えてもよいだろう。

<部屋ごとに1時間の暖房の電気代>

  • リビング:30円
  • 寝室・子供部屋:20円

もし暖房代を節約したいのであれば、設定温度はなるべく低くし、エアコンのフィルターを定期的に掃除することで消費電力を抑えられる。

>>オイルヒーターの電気代を調査! 1か月で3,000円以上にもなる

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