暖房の適温は何℃が目安!? 設定温度ごとに快適性を調査

暖房の適温の目安

冬場の暖房の適温は何℃になるのか。設定温度ごとに快適性の目安を細かく調査してみた。

エアコンやファンヒーター(石油・ガス)では室内温度を自分で決めることができる。基準度に達すると出力が弱まり、それを大きく下回ると火力が強くなる仕組みとなっている。

通常の製品では18~30℃の範囲で選べるようになっている。そして、最も最適なのは「設定温度=22℃」という結果になった。




設定温度ごとの暖房使用の目安

設定温度 感想 暖房代
18℃ 大幅に寒い
19℃ ふつう寒い
20℃ 若干寒い 環境モード、省エネ
21℃ やや暖かい ふつう
22℃ ちょうどいい暖かさ
23℃ 暖かい
24℃ かなり暖かい
25℃ 暑いことも やや電気代・灯油代が高い
26℃ 暑さが気になる
27℃ 暑さが気になる
28℃ 暑すぎ もったいないレベル
29℃ 暖房として限界
30℃ 論外

設定温度ごとに暖房を使用した感想では、上のような感じになった。あくまでも個人的なコメントではあるが、適温=22℃という結果になった。

ランニングコストとして気になる電気代や灯油代、あるいはガス代であるが、22℃であればそれほどの高い金額にはならない。

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一般的には暖房は20℃にするのが省エネで環境にやさしいというイメージが強いが、家庭だと若干寒いという感じがした。

18℃はさすがに寒い

電気・灯油・ガスの代金をとことんけちるのであれば、18℃に暖房を設定してもよいが、これだとかなり寒い。

家の中でも厚着していないと風邪をひいてしまうようなレベルである。室内温度も、部屋が広いところだと15℃くらいにしかならないことも少なくない。

圧倒的に省エネモードであるのは確かだが、暖房としての機能では大きな不満が残る。真冬になる1月や2月は特に耐え難いだろう。




20℃が推奨されているが

「暖房の適温は20℃」というのが社会的に広く浸透としている。官公庁などでも冬場は20℃に設定しているところも多いようだ。

しかし、実際に体感温度としては若干寒い。厚着することが大前提となり、それでもじっとしていると寒い体になる。

外が相当気温が低くて暖房器具が常にフル稼働しているような環境下では、20℃の設定温度でも室内が暖かく感じるのは確かだが、出力が弱まると物足りなさを感じる。

それが、推奨されている暖房=20℃設定という目安になる。

22℃こそ適温

暖房の設定温度の基準

暖房=22℃は最も快適

暖房の設定温度が22℃であれば、特に不満に感じることはない。室内の温度も20℃以上にはなり、寒いことに対して不快感を感じることはないはず。

一方で常に暖房器具がフル稼働し続けるというわけでもない。そのため、電気代や灯油代、ガス代の金額が高くなるということもない。

経済的で財布にやさしい範囲にも収まる。節約と快適性を両立したいのであれば、暖房の設定温度の目安が22℃となる。

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25℃以上は暑すぎる

逆に暖房の設定温度が25℃以上になってくると、冬なのに暑いと感じてくるかもしれない。もう少し出力を弱めたいという気持ちにもなってくる。

経済的にも負担が大きくなる。冬の寒い日に25℃以上に設定していると、ずっとフル稼働し続けることとなる。

そうなると電気・灯油・ガスの値段も跳ね上がる。光熱費の金銭的な負担が大きくなって家計に響くこととなるだろう。

そんなわけで、暖房の最適な設定温度は22℃ということになる。出力あ強ければよいというわけではない。

一戸建て・集合住宅でも異なる

  • 集合住宅:暖房が弱くても暖かい傾向
  • 一戸建て:暖房が効きにくくて寒い傾向

>>暖房は何度以下になったらつける!? 室内の気温の目安

住居の種類によっても、暖房の効果は違ってくる。熱がこもりやすいマンションやアパートなどの集合住宅は冬は比較的暖かい。

暖房の設定温度も多少は低くても問題ないことが結構ある。22℃の設定から下げて20℃でも問題ないことも中にはある。

そんな住宅であれば、政府などが奨励する暖房の設定温度=20℃でも全く問題ない。

一方の一戸建て住宅になると熱が逃げやすいことから、寒い冬の日はなかなか暖房が効かないところがある。

そんな時は広く奨励されている20℃という暖房の設定温度では寒すぎる。適温の目安はやはり22℃前後となる。

さらに、暖房器具から離れた場所にいると設定温度が22℃であっても寒いと感じることもあるだろう。そんな時は扇風機やサーキュレーターなどを使って熱を循環させるのは好ましい。

22℃でも寒かったら

ところで、住居によっては22℃でさえ寒いと感じることがある。温度計を見ても設定温度と実際の室内温度が大きくかけ離れていることもある。

そんな時は暖房効率を上げる工夫も必要になる。

  • カーテンを閉める
  • 断熱シートを窓に貼る
  • 加湿器を使用する

まずカーテンはそれがない場合と比べて断熱効果がある。熱が外に逃げにくくなる。

また、窓ガラスにだ「断熱シート」を貼るのもおすすめ。ホームセンターでも販売されていて、暖房効率が向上できるとして積極的に押しすすめられている。

窓ガラスは特に熱が逃げやすい性質を持つ。ここに断熱材を取り入れることで、せっかくの室内の熱がもれずに済む。

さらに、加湿器を併用するという手段もある。湿度は寒さを和らげる効果がある。室内温度が20℃でも、湿度が40%の時と60%の時とでは、後者の方が体感的には暖かい。

こうした点から、暖房の設定温度が22℃でも寒いと感じた場合は、これらの3つの手段を講じることをおすすめする。

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