普通郵便の配達日数が遅れる確率は20%!? その理由とは?

普通郵便の遅れ

普通郵便の配達について所要日数をオーバーして遅延する確率はどれくらいになるのか。一説では約20%前後といわれている。

時間指定や日付指定が存在しない普通郵便は遅配する可能性が他の手段と比べて高いのは確かな事実である。速達便はもちろんのこと、レターパックやゆうパックと比べても配達がよく遅れる。

値段が安いことでどうしても速達性に欠けてしまうのが直接的な理由だが、他にどんな原因が存在するのか。




遅延する確率とは?

サービス 遅延する確率
普通郵便 約20%
速達郵便 1%未満
ゆうパック 約5%
レターパック 約5%

日本郵便という事業者では同じでも、各輸送サービスで遅れる確率は違う。普通郵便だけが突出している。

定形郵便で82円~、定形外郵便で120円~というかなり格安な料金に設定されている。信書の最低限度の輸送サービスという位置づけとなっているため、このような安い料金となっている。

その分時間の短縮化にはまったく力を入れてない。郵便物や人員が不足している場合は、これらの普通郵便の配達は後回しになる。

安い普通郵便は遅れやすい

料金が高い速達郵便などが優先される。配達担当者は郵便物とゆうパックなどの小包などでは異なるため、所要日数の正確さも違うが、郵便物の中では優先順位は最下位になる。

速達郵便はスピードを求めた輸送商品となっている。その分料金が高い。遅配する確率は低くなければならない。

速達便が新幹線だとすると、普通郵便は在来線普通電車のような感じだ。




遅れる理由とは?

  • 人手不足
  • 郵便取扱数が多い
  • 仕分けミス

郵便物の配達が遅れる主な要因として、人材の不足、引き受けた郵便取扱数の多さ、仕分けのミスが代表として挙げられる。

人手不足

人手不足と配達の遅延の関係

近年特に問題となっているのが人手不足の現象である。郵便物の投函から配達までには多くの人的資源を必要とする。

集荷から仕分け、運搬、配達で人の手が求められる。それにかかわる従業員の確保に苦戦している。

日本郵便のみならず、運送業界では他の業種に比べても特に人手不足が深刻になっている。業務内容はつらいというイメージが強く、避ける人が多い。

優先度が低い普通郵便は後回しにされやすいという性質から、人手不足が原因で遅れることがある。

郵便取扱数が多い

引受数が多くて間に合わない郵便の配達

郵便取扱数が多いのもまた普通郵便が遅れやすくなる理由になる。引受数が多くなるのは月末、月初と15日前後の日々である。

企業の1か月の締めの日や決算日が近い時期になると増える。請求書を郵送する会社が増えるからだ。

また、年末になる12月も多くなりやすい。年賀状に加えて信書を送る人や企業が増えるためだ。

繁忙期はどうしても郵便輸送の事情が悪くなってしまう。速達便にしないと所要日数の範囲内で届かない可能性が大きくなる。

仕分けのミス

郵便の誤着

通常期で郵便物が遅れやすい時でない場合でも遅れてしまうことがある。その原因となるのが仕分けのミスである。

郵便物は手書きで宛先の住所を書くことが多い。ゆうパックのような専用の送り状があるわけでもない。そのため、仕分けも機会ではなく人力で行う。

ここで発送する方面を従業員が間違えてしまうと、本来の届け先の地域とは別の地域へ行ってしまう。

例えば、東京のポストに投函して宛先が大阪だったとする。大阪の配達担当の郵便局へ向かうように仕分けすればよいが、誤って仙台方向へ分けるという例が起こる。

こうなると本来の目的地にはたどり着かない。仙台のどこかの郵便局で発覚し、もう一度発送の仕分けに行く。

無駄な動きをすることから、本来の所要日数を超えてしまう。これが仕分けのミスによる遅延の理由だ。

おすすめ記事