新幹線の車内での飲食のマナーに関して、食べ物ごとのOK・NGを一覧にする。
普通車自由席、指定席、グリーン車のいずれでも持ち込んで飲食するのはよい。しかし、他の乗客の迷惑になるのはダメ。
結論を言うと、臭いがキツイ食品や噛む際に音ができるものはマナー違反になる。細心の注意が求められるのは確か。
食べ物の種類ごとのOK/NGの一覧表
食べ物の種類 | 可否 | 理由 |
---|---|---|
おにぎり | 〇 | |
パン | 〇 | |
アイスクリーム | 〇 | |
ガム、飴、チョコ | 〇 | |
スナック菓子 | △ | 噛んで音が出るものはNG |
肉まん(豚まん) | × | 臭いがキツイ |
たこ焼き | × | 臭いがキツイ |
柿の種 | × | 臭いがキツイ、噛んで音が出る |
干物 | × | 臭いがキツイ |
駅弁、弁当 | 〇 | ふつうのものならOK |
汁物 | × | こぼれるリスク大 |
ピザ | × | 臭いがキツイ |
カップラーメン | × | 臭いがキツイ |
マクドナルド、KFC | × | 臭いがキツイ |
※臭いを放つもの、テーブルを必要とするものはNG。 |
~記号の意味~
〇|特に問題なし
△|ものによる
×|絶対にNG
参照:電車内での飲食のマナーとは!? 事例ごとのOK/NGを一覧化
新幹線の車内でに飲食に関して、食べ物の種類ごとの可否ではこのような形になる。
おにぎり、パン、ガム・飴・チョコレートに関しては全く問題ない。
駅弁をはじめとする弁当類も問題ない。
これらの食べ物はよく見かける例に該当する。
絶対ダメな食べ物
飲食禁止の食べ物の特徴
臭いがキツイ|周囲の乗客が不快に感じるため
噛むと音が出る|周囲の乗客が不快に感じるため
座席や床にこぼれやすい|降車後に乗ってくる乗客に迷惑
一方で、新幹線や特急などの鉄道にて飲食が絶対にダメなのが臭いがキツイもの、噛むと大きい音が出るもの、ボロボロ床にこぼれる可能性があるものである。
柿の種、干物、ピザ、カップラーメン、肉まん(豚まん)、マクドナルドやKFCのものなどは周囲の乗客にとって不快な臭いの原因になるため、電車内ではNG。
ポテトチップスやビスケットなどのように噛むと音が出るスナック菓子も避けた方がよい。
汁物やハンバーガーやシュークリームのように食べる際に座席や床にこぼれやすい食べ物も好ましくない。列車を掃除する人のみならず、降車後に乗ってくる乗客にとっても迷惑になる。
肉まん(豚まん)
肉まん(豚まん)は何よりも臭いがキツイ食べ物である。
「新幹線の車内では厳禁」と言っても決して過言ではないレベルに入る。
食べている本人にとってはおいしいあまり気にならないものの、周囲の乗客にとっては気になる迷惑行為に該当。
ニンニクの臭いが良くにひどい。
コンビニで売っている肉まんや大阪名物「551 HORAI」は新幹線の車内ではNGの代表的な食べ物の1つだろう。
なお、「ピザまん」や「カレーまん」も同じである。
「あんまん」は中身があんこ(小豆)のため、これだけは問題はない。
たこ焼き
同じく大阪関連の食べ物にたこ焼きがある。
こちらもまた、臭いを放つことで周囲の乗客の迷惑になる食べ物となる。
肉まんほどではないものの、やはりたこ焼きも少なからず比較的広い範囲に臭いが充満する。
マナーを考えると到底容認できるものではない。
新幹線に乗車する前に食べておくのが好ましい。
柿の種
よく見かけるのが柿の種である。
アルコール類(お酒)のおつまみとして新幹線の車内で食べる人をよく見かける。
飲酒に関しては車内販売でも売られていることもあり、特に大きな問題はない。
ただし、柿の種の方にはマナー的に好ましくない部分が存在する。特に乗車率が高くて混雑している時は避けたい。
キツイ臭いと噛むと音が迷惑になりやすい。
周囲の乗客では気になる人は少なくなく、車内で食べるのは避けるべきだろう。
干物
干物にはいか・ビーフジャーキーなどがあげられる。
こちらもまたアルコール類のおつまみとしてよく食べられるが、周囲の乗客が不快に思いやすい食べ物である。
特有の臭いを放つことから、近くに座っている人にとっては迷惑になる。
新幹線の車内では食べるのがNGに該当してくる。
空いている時はまだ許容できるかもしれないが、乗車率が高くて混雑している時はNGだ。
汁物
汁物は臭いに加えて、座席や床にこぼれる可能性がある。
実際に新幹線の車内で飲んでいる人はかなり少ないものの、NGの食べ物にはなる。
液体そのものがドロドロしているため、一旦こぼれるとなかなか落ちない。
隣の座席に誰が他の人が座っていて、万が一にもその人にかかってしまった場合は大事になる。
ピザ
次にピザである。こちらもあまりいない。
NGの理由はその臭いにある。ピザを食べることで、周囲の乗客にその臭いが行き届いて不快に感じる人が出てくる。
駅構内の売店などでは売られていないだろうが、パン専門店でよく売られている。
最近だと駅チカなどに進出して、そこで買ってから新幹線に乗車して食べようとする発想が出てくるかもしれない。
しかし、臭いがキツイため、車内で食べるのはダメだ。
カップラーメン
カップラーメンはもはや論外である。
新幹線の車内にはそもそもお湯がないため、どこかでお湯を入れてから乗車することになる。
しかし、途中でその熱湯がこぼれる可能性がある。長い距離にわたってそれを持ち歩くのはまずリスクが大きい。
そして、強烈な臭いを放つ。周囲の乗客にとっては一瞬にして不快なものとなる。
さらに、食べるときの麵をすする音はかなりうるさい。その車両に行き届く人の騒音となるだろう。
新幹線の車内で食べるという点で、カップラーメンは常識の域を超えている。
うどんや焼きそばも同じだ。
マクドナルド、KFC
マクドナルド、KFCなどのファストフード店で販売されている食べ物は臭いを放つため、新幹線の車内で食べるという点には向いていない。
ハンバーガーからフライドポテトなどはマナー違反になる。
問題ないものといえば、デザートやシェイクなどの飲物系になるだろう。
さらに、これらの食べ物は手が汚れやすい。新幹線の車内にはトイレに水道があるものの、十分な水と石けんで手を洗える環境ではない。
汚い手を長時間そのままにしておくのも、自分自身にとって好ましいものではない。
よって、これらもまた新幹線では食べてはいけない事例に該当する。