電車内での飲酒(アルコール類)のマナー! 事例ごとのOK/NG

電車内での飲酒のマナー

電車内でのアルコール類の飲酒のマナーの可否について考察する。わかりやすくするため、事例ごとのOK/NGを一覧化する。

列車ごと、座席のタイプ、混雑状態によって事情は異なってくる。

絶対的に飲酒禁止というわけではないが、周囲の状況を見て的確に判断することが求められる。そうでないと、思わぬトラブルの原因になってしまう。


電車の種類ごとのOK/NG

列車の種類 飲食の可否 理由
普通列車(在来線) 基本的にはNG。転換クロスシートの中距離電車ならOKの場合も。
新幹線・特急 長距離列車で完全にOK。
グリーン車、特別車、ライナー 座席指定の定員制のためOK。
※「快速」や「急行」は普通列車に該当する。

新幹線や特急列車のような長距離列車であれば、車内での飲酒はOKになる。

こちらは広く認められている。マナー的にも、節度ある飲酒に限れば容認する声がほとんどである。

実際に、車内販売や駅売店でもアルコール類のものは販売されている。新幹線や特急の車内での飲酒が前提なのがわかる。

在来線でもグリーン車、特別車、ライナーなら認められている。

一方の、各駅停車・快速・急行などだと「△」。基本的には遠慮するべきところになる。

新幹線・特急での飲酒

飲酒…新幹線・特急ならOK

・飲酒する人は多い|缶ビールなどを飲んでいる姿はかなり多い
・車内販売・駅売店で販売|車内で飲む用にアルコール類が実際に売られている
・節度ある心得|騒いだり、暴れたりするのは禁止

>>新幹線で飲酒、酒臭いのは他の乗客に迷惑!? 禁止にならないのか?

新幹線や特急の場合だと、飲酒そのものはマナー的に問題ない。

マナー違反になるのは、あくまでもお酒が入ることで騒いだり、暴れたりした場合である。

節度を守って「ほどほどに飲む」くらいのレベルであれば、周囲の乗客に迷惑がかからない。

さらに、鉄道でのちょっとした楽しみの手段としても見られている。

車内販売や駅構内の売店(Kioskなど)で缶ビールや発泡酒、ワインといったお酒類が販売されている。長距離鉄道とアルコールは関係的に密接していて、直ちに禁止されるようなことも想定されていない。

在来線(普通列車)での飲食の是非

普通列車とは、JRや私鉄の在来線の各駅停車をはじめ、快速や急行などの列車が該当する。

「乗車券」や「定期券」のみで乗れる電車がここに当てはまる。

電車内での飲食に関するマナーと同じく、アルコール類の飲酒に関してもしばしば問題になりやすい。

座席の種類と混雑状態によってその可否は異なる。

参照:電車内での飲食のマナーとは!? 事例ごとのOK/NGを一覧化

ロングシート

ロングシートの電車内での飲酒

ロングシートとは、進行方向に対して横向きに座るタイプの座席。

立ち席の乗客をより多く乗せられることから、通勤電車ではこのロングシートが使われているところが多い結果になっている。

飲酒に関しては、ロングシートの在来線では原則としてNG。

基本的にはダメ

マナーをよく考えると、ロングシートの電車での飲酒はNGである。

飲酒のみならず、ふつうの食べ物や飲み物の飲食行為そのものが敬遠されやすい。

実際に他の乗客を見ても、ロングシートの電車にて何か食べている人を見かけることは少ない。

各駅停車だけでなく、快速などにおいてもロングシートだと飲食はマナー的に良くはない。

転換クロスシート、ボックスシート

転換クロスシートの在来線での飲酒

飲酒がOKの場合

・大幅に空いている|座席のほとんどが空席の時
・郊外を走っている|乗客が必然的に少ない郊外部(都市部から離れた区間)を走っている時

飲酒がNGの場合

・混雑している|座席の2分の1以上が埋まっている時。混雑時は論外。
・都市部を走っている|乗り降りが激しくなる都市部を走っている時

転換クロスシートとは、進行方向に向いて座るタイプの座席である。新幹線や特急列車と同じタイプ。

ボックスシートとは、進行方向に対して向かい合って座るタイプの座席。1セットの座席にて片方は進行方向に向いて座り、もう片方は背中を向けるタイプ。昔の中距離電車といえば、このボックスシートが主流だった。

首都圏以外のJRの中距離電車でよく見かけるタイプの座席である。

ほぼOK

転換クロスシートまたはボックスシート、なおかつ座席が大幅に空いているようなガラガラの状態であれば容認されている。

代表的な電車といえば、京阪神地区や名古屋地区の新快速・快速が挙げられる。

いずれも転換クロスシートで、しかも長い距離を走ることから、電車内で飲酒している乗客は、乗客が少ない時間ではよく見かける。

なお、空いている状態の目安としては、2人掛けの座席に1人しか座っていないような場合かそれ未満になる。

通路側の座席にも人が座っているような状態では、飲酒はマナー的にNGになる。

座れずに立っている人がいる状態では、飲酒はもはや論外になる。

これは転換クロスシート・ボックスシートのいずれも同じである。

グリーン車、特別車、ライナー

ライナー列車での飲酒の是非

在来線でもグリーン車、特別車、ライナー列車などであれば新幹線や特急と同じ扱うになる。

飲酒に関しても、マナー違反には当たらない。

実際に電車内でアルコール類を楽しんでいる人も見られる。車内販売があるところなら、酒類もいっしょに取り扱われている。

いずれの列車も、追加料金がかかって座席定員型の電車である。立ち客があふれるほど混雑した車内にはならない。

飲酒を含め、飲食する行為が広く認められているのも事実。

ただし、新幹線や特急と同じように、あくまでも節度ある飲酒に抑えることも求められる。

他の乗客に迷惑がかかるような行動に走らないとうにすることが大切なのは言うまでもない。



広告

おすすめ記事