【年齢別】新幹線や特急の自由席・指定席の子どもの着席の可否

新幹線の座席

新幹線や特急列車の自由席おとび指定席の子どもの座席への着席の可否について分析。1席分を使って座ることもOK/NGについて、年齢ごとに一覧化する。

自由席だと、幼児は大人1人に付き2人まで無料、小学生だと乗車券・特急券いずれも大人運賃の半額となっている。ここで座席に関するルールはない。

一方の指定席の場合は小学生以下だと座席指定する子どもは大人運賃の半額だが、幼児でも料金がかかる。


年齢ごとの子どもの座席への着席可否

子どもの年齢 自由席 指定席
0-1歳 × (子どもの分も座席指定なら可)
2-4歳 (子どもの分も座席指定なら可)
5-6歳 (子どもの分も座席指定なら可)
6-12歳(小学生) (小児料金) (小児料金)
13歳-(中学生以上) 大人料金 大人料金

各記号の意味

:100%着席して良い
:混雑時は保護者の膝の上に乗せるのがマナー
×:抱っこしておくのが常識

子どもの年齢ごとの自由席・指定席にて1席分使用して良いか否かの判定は上記のようになる。

問題になるのが、未就学児といわれる乳児・幼児(幼稚園児・保育園児を含む)に関してである。

参考:【新幹線】指定席vs自由席! どっちが良いか違いを比較

指定席の場合

指定席

指定席の子どもの着席の可否

  • 小学生:着席OK
  • 幼児:乗車券+指定席特急券ありなら着席OK。無料乗車なら着席は禁止。
  • 乳児:乗車券+指定席特急券ありなら着席OKだが、それ以前に色々と問題あり。

※座席指定なしの場合は年齢問わず着席NG。

指定席の場合は可否の判断は簡単。小学生以下であれば年齢に関係なく料金さえ支払っていれば座席に着席する権利がある。

乗車券+指定席特急券を持っていれば、子どもが幼児であっても乳児であっても座席に座れる。

ただし、未就学児の場合の取り扱いには注意点がある。

指定席にて1席分の座席を幼児にも座らせるとなると、指定席特急券に加えて乗車券も必要になる。

いずれも大人の料金の半額ではあるものの、座席だけ使用するからといって乗車券が不要なわけではない。

膝の上に乗せるなら乗車券も指定席特急券の料金もかからないのが幼児ならではの特徴というほどで、子連れの親子には負担になるだろう。

なお、指定席の事情は新幹線も在来線特急のいずれも同じ。

また、のぞみ号のように指定席特急券が割増料金になる列車、はやぶさ号やかがやき号のような「全車指定席」の列車でも、子供料金の条件は同じ。

自由席の場合

自由席

自由席の子どもの着席の可否

  • 小学生:子供料金とはいえ正規運賃を支払っているため混雑の有無問わず着席OK
  • 幼児:無料乗車のため、混雑時は親の膝の上に乗せるのがマナー。(閑散時は着席問題なし)
  • 乳児:基本的に親の膝の上または抱っこ。着席させるとどこかに行ってしまうリスクあり。

自由席の場合の子どもの着席可否の判断は難しい。時には他の乗客とのトラブルの元になることもよくある。

小学生なら子供料金が必ず発生するため、年齢に関係なく自由席にて1席分利用する権利があり、世間一般的に広く認められている。

乗車券+自由席特急券はともに大人の料金の半額が小児料金だが、お金を支払っていることで自由席での着席のOK/NGの問題はない。

ただし、未就学児の場合はマナーの面で注意点がある。

小学生にはなっていない幼児だと自由席に乗る場合は乗車券・自由席特急券のいずれも必要ない(大人1人に対して未就学児2人まで)。

その一方で、料金不要の乳児または幼児が自由席にて1席分占領してはいけないという乗車ルールはなく、旅客営業規則にも記載がない。

ただし、実際のところは未就学児が新幹線や特急に乗る際には親の膝の上に乗せるのがマナーという認識が広く浸透としている。

大型連休をはじめとする混雑時は、車掌からアナウンスや声掛けをされることもある。

さらに、周辺で座席が満席で座れない乗客から席を譲ってもらうように声をかけられる可能性もある。

場合によっては怒りの矛先となって罵声を浴びせられるリスクもある。乗車マナーを考えると、混雑して車内では1席分の座席を乳児・幼児が占領するのはNGという結論になる。

>>新幹線・特急の自由席で90%確実に座る方法を考察

グリーン車・グランクラス車の場合

グリーン車

新幹線・特急列車の「グリーン車」と「グランクラス車」にはそもそも子供料金という概念が存在しない。

座席に着席することを前提に切符を購入すると、グリーン料金またはグランクラス料金は大人と同額になる。

幼児・乳児の場合だと、普通車指定席と同じく親の膝の上に乗せることで無料で乗車できる。

ただし、着席させると料金がかかる。

小学生または着席させることを前提の幼児・乳児のグリーン車・グランクラス車の子どもの料金の計算方法は次のようになる。

  • グリーン車:子供料金の乗車券+子供料金の特急券+大人料金のグリーン料金
  • グランクラス車:子供料金の乗車券+子供料金の特急券+大人料金のグランクラス料金

最もグリーン車・グランクラス車で子どもを膝上にのせて乗車する人はほとんどいない。

子どもの乗車ルール

運賃区分 年齢 運賃・料金
大人 12歳以上
(中学生以上)
大人料金
(正規運賃)
小児 6-12歳
(小学生)
小児料金
(大人の半額)
幼児 1-6歳
(未就学児)
無料
乳児 0歳
(赤ちゃん)
無料

子供という括りでも、鉄道での料金区分は義務教育を受ける年齢かどうかで異なる。

小学校に入学していない子どもが保護者同伴(または小学生以上)の場合に限って1人につき2人まで無料。

乗車券のみならず、新幹線や特急で必要な特急券も同じ。

ただし、前述ののように指定席は基本的に座席指定したところ以外に着席するのが禁止のため、自然的に無料で乗車している幼児・乳児は膝上に乗せる形になる。

幼児・乳児(未就学児)が無料の条件

新幹線や特急も普通列車と同じく、幼児・乳児に該当する未就学児は無料。基本的には乗車券も特急券も不要。

それでもいくつかの注意事項が存在する。

幼児・乳児が無料で乗車できるのは料金を支払っている乗客1人に対して2人まで。3人目からは有料(子供料金)になる。

例を挙げると次のようになる。

  • 母+幼児3人…子供料金1人分発生
  • 父+母+幼児3人…大人分のみ。幼児は3人ともに無料。
  • 母+小学生+幼児3人…大人1名と子供1名分のみ。幼児3人分は無料。

保護者1人と幼児または乳児が3人の合計4人で乗る場合、1人分の子供料金が必要になる。

父親と母親の保護者2人と幼児または乳児3人の場合だと、運賃を支払っている人が2人いる状態なので、子供料金は一切発生しない。

母親1人と小学生1人、幼児または乳児3人の場合も、運賃を支払っている人が2人いる状態のため、幼児・乳児分の料金はかからない。

なお、実際のところはあり得ないが、幼児1人が単独で鉄道を利用する場合も子供料金1名分が必要になる。無料ではない。



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