<要注意>新幹線の回数券の払い戻しは原則不可! 条件を解説

新幹線の回数券

新幹線の回数券の払い戻しの条件について結論を言うと、基本的に払い戻しはできない。

6枚綴りで発売されているが、1枚でも使用済だと払い戻しは一切不可能。残りのきっぷをすべて期限内に使用するしかない。

可能なのはあくまでも1枚も使用していない場合に限られる。この時は1セット220円の手数料がかかる。


新幹線の回数券の払い戻しの条件

払い戻しの条件 補足
すべて未使用であること 1枚でも使用済だともう払い戻しは不可能。使い切るか金券ショップにて買取をしてもらうしかない。
購入した場所でのみ受付 購入した同一JR会社の駅または旅行代理店以外では払い戻しができない。
購入時のクレジットカードが必要 クレジットカードで購入した場合は、それと同じものが払い戻し時に必要。
有効期間内であること 有効期限切れの回数券は一切払い戻しが不可。

なお、払い戻しには「表紙」も必要。よく回数券購入直後に表紙をゴミとして捨てる人がいるが、これがないと払い戻しができない。

乗車券+特急券の切符だけでなく、この表氏も同時に返品することが大前提。

参照:【一覧表】JRきっぷの変更/払い戻しのルールと条件

路線や列車種別ごとの違いは特にない。東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線でそれぞれ発売されているが、払い戻しの条件は同じ。

すべて未使用であること

◎払い戻しの可否の分かれ目

  • 1枚も使っていない場合…払い戻し可
  • 1枚以上すでに使ってしまった場合…払い戻し不可

※改札内に入場した時点で使用済扱いに。

新幹線の回数券は6枚綴り、4枚綴り、2枚綴りのものが発売されているが、払い戻しを行う場合はすべて未使用であることが必須。

1枚でも使用済である時点で払い戻しは一切できない。

使用済とは、改札内に入ったものを指す。新幹線の列車に乗車した後のことを指すのではない。

つまり、新幹線の回数券で改札内に入った時点で、もうそれらを払い戻しすることはできなくなる。

新幹線ホームの改札だけでなく、在来線の改札内への入場もこれに該当する。

購入した場所でのみ受付

みどりの窓口
購入した場所 券面上の乗車区間払い戻しが可能な場所 払い戻しが可能な場所
みどりの窓口(JR全線きっぷうりば) 全区間同一JR会社内(現金購入のみ) 購入した駅を管轄するJR会社の駅
(クレジット購入は購入した駅のみ)
異なるJR2社以上をまたぐ 購入した駅のみ
旅行代理店 <区間問わず> 購入した旅行代理店

新幹線の回数券の払い戻しが行える駅や旅行代理店は限られている。

券面の乗車区間が同一JR会社内

新幹線の回数券の区間が同一JR会社内であれば、駅のみどりの窓口(JR全線きっぷうりば)で購入した駅の管轄内の駅にて払い戻しができる。(現金購入のみ対象)

駅のみどりの窓口(JR全線きっぷうりば)で購入した場合、そのJR会社の管轄内の駅でのみ払い戻しが可能。

JR東日本の「みどりの窓口」なら、JR東日本の駅の窓口でのみ受付している。JR東海の駅の「JR全線きっぷうりば」なら、JR東海の駅の窓口でのみ受付している。

例えば、新宿駅にて購入した場合はJR東日本の窓口が該当、名古屋駅であればJR東海の窓口が該当、大阪駅ならJR西日本が該当する。

JRグループでも、異なる会社の駅だと払い戻しはできない。

例えば、新宿駅(JR東日本管轄)で購入したきっぷを新大阪駅(JR西日本、JR東海の共同管轄)で払い戻しをすることはできない。

なお、クレジットカードで購入した場合は同一駅でしか払い戻しができない。

券面の乗車区間が2社以上のJRをまたぐ

回数券の券面上の乗車区間がJR会社2社以上をまたぐ場合は、購入した駅でのみ払い戻しが可能。

例えば、東京~広島間の乗車区間はJR東海(東京~新大阪)とJR西日本(新大阪~広島)の2社をまたぐ。

この場合、もし東京駅で購入したのであれば東京駅でしか払い戻しができない。広島駅で購入したのであれば、広島駅でしか払い戻しができない。

旅行代理店

旅行代理店で購入した新幹線の回数券は、その代理店でのみ取り扱っている。

払い戻しのみ駅のみどりの窓口で行おうとしてもできない。

日本旅行で購入した場合は、日本旅行の窓口でのみ払い戻しが可能。

なお、旅行代理店で購入した場合も、発売分の回数券すべてが未使用であり、かつ有効期間内であることが必須。1枚でも使った場合、有効期限切れは一切払い戻し不可。

クレジットカード購入は払い戻し時も同一カードが必要

クレジットカードで新幹線の回数券を購入した場合は払い戻しの時も同一のクレジットカードが必要。

返金時はクレジットカード会社を通じて手続きが行われるため、購入したときのクレジットカードを提示することが求められる。

券面に「C制」と記載されているきっぷがあれば、それは「クレジットカードで購入しました」という表記である。

クレジットカードで購入した回数券を現金で払い戻しするという方法はできない。

なお、現金で購入した場合はこの点での条件はない。

有効期間内であること

有効期限

未使用であっても、払い戻しができるのは有効期間内であるきっぷのみ。

これは新幹線の回数券のみならず、すべての鉄道乗車切符に該当する。

新幹線の回数券の有効期限は購入日から3か月後。ここまでには購入した場所で払い戻しの手続きを行わないと無効となってしまう。

なお、有効期限の日付は券面に記載されている。

なお、新幹線の回数券は年末年始・ゴールデンウィーク・お盆のような大型連休(繁忙期)は利用することができないが、払い戻しの手続きは行える。

使用できない期間だからといって、払い戻しもできないというわけではない。

例えば、7月10日に購入した場合、有効期限は10月9日。つまり、10月10日になると無効(有効期限切れ)になってしまい、たとえ未使用でも払い戻しは100%不可能。

よくある注意点

払戻が100%できない主な事例
主な払い戻し不可の例 詳細な内容
1枚でも使用済 1枚でも使用した券面があると、払い戻し不可。金券ショップ買取、ヤフオク・メルカリ出品はOK。
有効期限切れ 一切使えない。お金の無駄に。

新幹線の回数券を購入した後に払い戻しを行おうとしてもできなかった人でよくある事例は上記の2通り。

1枚でも使用済み

1枚でも使用した回数券があると、みどりの窓口などで払い戻しは一切できない。

手数料を支払っても残念ながらできない。

もし残りの日数が十分にあるのであれば、金券ショップで買い取ってもらうという手段、ヤフオク・メルカリ等で出品するという手段がある。

しかし、そうでない場合は自分自身で使用するしかない。

新幹線の回数券を購入することを検討する時は、その時点で使用する予定が明確に決まっている場合などにしておき、慎重に検討することが求められる。

有効期限切れ

有効期限切れになると新幹線の回数券をはじめ鉄道の各種きっぷは「紙切れ」状態になってしまう。

無効ということでもう二度とそれを使用することができない。

払い戻しどころか、金券ショップでの買取もできなくなる。ヤフオク・メルカリに出品しても誰も買う人はいないだろう。

完全に回数券の値段分のお金が無駄になってしまう。

運転見合わせは連続5日以上

普通券だと新幹線が遅延(2時間以上)した場合、または運転見合わせ・運休などの輸送障害が発生した場合は例外的に払い戻しができる。

回数券の場合、これが適用されるのは連続5日以上の運休のみ。単なる遅延などでの1枚ごとの払い戻しはできない。

「2時間以上で特急料金部分の払い戻し」があるのは普通券のみで、回数券では該当しない。

ただし、乗車列車の変更は可能。

また、連続5日以上の運休では1枚ごとの払い戻しが可能となる。