東北本線のトイレの有無! 区間と車両ごとに調査

東北本線の区間ごとのトイレの有無

JR東北本線の区間および車両ごとのトイレの設置状況について。黒磯~盛岡間は福島地区・仙台(宮城)地区・盛岡(岩手)地区に分けられる。

もっと詳細に分けると、黒磯駅 – 新白河駅間、新白河駅 – 福島駅間、福島駅 – 白石駅間、白石駅 – 仙台駅間、仙台駅 – 小牛田駅間、小牛田駅 – 一ノ関駅間、一ノ関駅 – 盛岡駅間の7つに分けられる。

結論を言うと、いずれにも基本的にすべての車両にトイレが設置されている。


東北本線の区間ごとのトイレの設置状況

~東北本線の区間ごとのトイレの有無~

  • 黒磯駅 – 新白河駅間:全列車トイレあり
  • 新白河駅 – 福島駅間:全列車トイレあり
  • 福島駅 – 白石駅間:全列車トイレあり
  • 白石駅 – 仙台駅間:全列車トイレあり
  • 仙台駅 – 小牛田駅間:全列車トイレあり

東北本線の黒磯~盛岡の各区間ごとのトイレの設置状況は上のようになる。

黒磯以南に関しては「宇都宮線」に該当するが、いずれもトイレありである。

参照:【上野東京ライン】トイレがない車両はある!? そして何号車に位置する?

黒磯~新白河

車両 トイレの有無・種類 概要
E531系 洋式 全列車トイレあり
キハ110系 洋式
E531系は電車、キハ110系は気動車

東北本線の福島地区のうち、黒磯~新白河間では上記の車両が使用されている。

この区間では常磐線(いわき以南)で使われている車両と同じE531系と磐越東線などで使われている気動車キハ110系のいずれかが割り当てられている。

車内トイレはいずれにも設置されている。タイプはすべて洋式トイレ。

2017年からは黒磯駅構内の完全直流化によって交流専用車両による運転が消滅したものの、トイレの事情は変わらない。

キハ110系ではワンマン運転もあるが、トイレは付いている。

新白河~福島、福島~仙台

車両 トイレの有無・種類 概要
701系 洋式 全列車トイレあり
719系 和式
E721系 洋式

東北本線の福島地区のうち、新白河以北はすべて電車である。すべて交流専用車両でもある。

車内トイレはいずれにも設置されている。

ただ、便器タイプは車両によって全く異なる。

最新型のE721系は2006年以降に製造されたため、すべての車両が洋式トイレとなっている。

701系は初期こそは和式だったものの、後の改造で洋式トイレに変更されている。

719系は和式トイレが基本。製造された時期が1990年前後と古いこと、大規模な改造工事が実施されていないこともあって、原則して洋式トイレではない。

仙台~一ノ関

車両 トイレの有無・種類 概要
701系 洋式 全列車トイレあり
719系 和式
E721系 洋式
HB-E210系 洋式

仙台駅以北の東北本線も車内トイレが全列車に付いている。

ただし、この区間でも便器タイプは車両によって全く異なる。

最新型のE721系は同じく2006年以降に製造されたため、すべての車両が洋式トイレとなっている。

701系もまた洋式トイレに変更されている。

719系は和式トイレが基本。製造された時期が1990年前後と古いこと、大規模な改造工事が実施されていないこともあって、原則して洋式トイレではない。

仙石東北ライン(東北本線と仙石線の直通列車)で使われるHB-E210系にもトイレが設置されていて、こちらは登場したのが2015年のため洋式トイレである。

一ノ関~盛岡

車両 トイレの有無・種類 概要
701系 洋式 全列車トイレあり
IGR7000系 洋式

東北本線の盛岡地区に該当する一ノ関~盛岡間では基本的に701系での運転になっている。北上駅以北はIGRいわて銀河鉄道からの直通列車もあるが、IGR7000系はベースが701系であるため、トイレの事情は同じ。

車内トイレはいずれにも設置されている。すべての車両が洋式トイレとなっている。

花巻線からの直通列車では気動車キハ100系、キハ110系が使用されているが、これらもトイレが設置されている。

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