マカフィーリブセーフ、動作がかなり重い!? ネットが遅くなる?

ウイルス対策ソフト「マカフィーリブセーフ」をインストールするとパソコンの動作が重くなったという評判がある。今までは問題なかったのにこれを稼働させた途端にインターネットのアクセスの速度が遅くなったという不満の声がよく聞かれる。

Googleで検索したりニュース記事を閲覧する程度の使い方であれば、特に動作が重くなったという実感は湧いてこない。しかし、YouTubeなどの動画サイトを見たり、ゲームをしたりすると動作の速度が遅いと感じるケースが多い。

マカフィーリブセーフ

McAfee社のセキュリティソフト「マカフィーリブセーフ」を購入した人が不満の対象としている内容がこの動作の遅さというわけだ。


YouTubeとゲームに影響する!

ニュース記事や検索サイトの場合、ページ全体のデータ通信量は少ない。数百KB、多くても5MBくらいが限度である。当然ながらウェブページをダウンロードする際の処理能力も低くて十分だ。動作の速度は気にはならない範囲内なのは確か。

通販サイトなどのように写真が多いウェブページの場合、容量が多少多くなることもあってパソコンの処理速度はやや気にはなるレベルに入る。とはいえ、それでもマカフィーリブセーフをインストールしたことで重くなると感じるほどであるとはまだ言えない範囲だ。

YouTubeのような動画サイトを閲覧したり、高い処理能力を必要とするオンラインゲームをするとなると、ウイルス対策ソフトを稼働させたことによる負の影響を受ける。

youtube

動作が重くなって、YouTubeであれば途中で映像が止まってしまうことが出てくる。高画質にすればよりその頻度が高まる。オンラインゲームであれば、動きがカクカクになってスムーズな動きができなくなる。

使用しているパソコンの性能によって左右されるものの、マカフィーリブセーフを利用すると動作速度の低下が気になるという事例は多いようだ。

メモリを多く食う!?

マカフィーリブセーフの特徴としては、メモリを食う点が挙げられる。常時150~200MBほどのメモリを使用している状態にある。4GBメモリ搭載のパソコンとなると、ややメモリ不足な感じがする。

インターネットへのアクセス時となると、特にファイアウォール機能をONにしている状態だとネットの動作が遅くなる。接続先のウェブページを1つ1つ監視しているのは確かではあるが、重さが出てくることで快適性が犠牲となってしまうのも避けられない。

インターネットを使ってニュース記事を見たりメールをしたり、ブログ記事を読んだりする程度といった使い方の人の場合には、McAfee社のセキュリティソフト「マカフィーリブセーフ」であっても何の問題もないだろう。

しかし、YouTubeなどの動画サイトを視聴したりオンラインゲームを楽しみたいという人にとってはやや欠点のあるものと判断できるかもしれない。他のウイルス対策ソフトを選ぶのが良いと考える。