郵便局への電話が繋がらない理由とは!? いつも混線?

電話に出ない郵便局

郵便局へ電話をかけてもなかなか繋がらないことが多い。呼び出しコールが鳴ったままの状態が2,3分かそれ以上も続き一向にオペレーターが出ない。

どこの郵便局も例外なく混線が続いているといわれているが、なぜこれほど電話に出てくれないのか。その理由を感じたことがある人が多いだろう。


郵便局は常に電話が鳴りっぱなし?

郵便局で電話が鳴っていても誰も応対していないと感じるかもしれない。しかし、実態はそうではない。

郵便局では常に電話が鳴っている状態が続いているといっても過言ではない。事務職員が電話に対応している状態が続いているものの、その許容範囲を超えて電話がかかってくる。

繋がりにくい郵便局の電話

電話機の数は局内にいる従業員の数よりも多いことから、どうしても電話が鳴りっぱなしの状態が続いてしまう。

従業員が全員電話の対応ができるわけではない。窓口や郵便物の仕分けにも人員が必要ということで、電話に出られる人がかなり少ない。

結果として混線の状態になり、郵便局に電話をかけても出てもらえないということになってしまう。

電話が繋がりにくい時間帯は10~15時頃、18~19時ともいえる。前半は配送状況に加えて集荷の電話も多い。夕方から夜にかけては再配達と配送状況の確認が多い。

似たようなお問い合わせが多い

お問い合わせとしての郵便局への電話の内容のほとんどが、「郵便物・ゆうパックがまだ配達に来ないがどうなっているのか?」という内容である。

つまり、日時・時間指定しているのにその希望通りに配達されず、配送状況を確認するための電話というわけだ。

日本郵便は信書を含んだ郵便物はほぼ市場を独占、小包も高いシェアを誇っている。取り扱っている貨物量が多いため、配達が遅れやすいのも確か。

参照:ゆうパックの時間指定、なぜ届かない!? 遅れやすい理由とは?

これにより、配送状況に関する問い合わせを行うために誰もが郵便局へ電話をかける状態が毎日続く。結果として混線状態になり、電話が繋がりにくくなっている。

コールセンターへかければOK?

日本郵便のコールセンター

郵便局への直接の電話はコールセンター宛ではない。配達や集荷の業務を行っているふつうの局である。他の運送会社で言うと支店や営業所のような感じだ。

日本郵便では「お客様サービス相談センター」というコールセンターもあるのは確か。以下の電話番号の宛先がこれに当たる。

  • 0120-23-28-86(固定電話から)
  • 0570-046-666(携帯電話から)

しかし、次のような内容のお問い合わせではあまりかけても効果が薄い。

  • 郵便・ゆうパックの荷物がまだ届かない
  • 誤配されている
  • 配達された荷物の中身が破損している

これらの内容は集荷または配達担当の郵便局でないと対応できないお問い合わせの内容となっている。

コールセンターへの電話がつながっても、実際には各地区の郵便局へ内容が回る。回答が得られるまでにはかなりの時間がかかることも少なくない。

しかも、コールセンターでさえ電話が繋がりにくい場合も少なくない。「只今電話が大変混み合っております。…」というナレーションが流れて、なかなかオペレーターへ繋がらない。

内容によっては郵便局へ電話を何度かかけてみるしか方法がないのが現状である。


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