「のぞみ」と「ひかり」の特急料金の差額

のぞみ号とひかり号

東海道・山陽新幹線ののぞみ号とひかり号の特急料金の差額について一覧表に掲載。

普通車指定席、グリーン車の2種類それぞれの価格差は、基本的に210~640円に設定されている。乗車区間によって変動する。

自由席はどの列車に乗っても同一区間・同一料金のため、のぞみ号・ひかり号の差額はない。


のぞみ号とひかり号の特急料金の差額

主な区間ごとの差額

  • 東京~名古屋:210円
  • 東京~京都・新大阪:320円
  • 東京~広島:520円
  • 東京~博多:640円

参考①:【運賃表】東海道新幹線の区間/座席ごとの特急料金

参考②:【運賃表】山陽新幹線の区間/座席ごとの特急料金

のぞみ号にて加算料金が発生するのは東京~博多のすべての区間。東海道新幹線、山陽新幹線の区間のいずれにも適用。

利用する区間に応じて、210円から520円の割増料金がかかる。

指定席特急券、グリーン料金のいずれものぞみ号とひかり号の差額は同一区間・同一料金。

自由席に関しては乗車列車の指定がないため、のぞみ号・ひかり号いずれも同じ料金。

>>【列車別】新幹線の自由席と指定席の料金の差額の一覧

のぞみ号に乗ったからといって値段が違うわけではない。一方、乗車区間が長いほど自由席と指定席の差額の大きさが増えるのも確か。

普通車指定席

出発駅/到着駅 東京/品川 新横浜 名古屋 京都 新大阪 新神戸 岡山 広島 小倉
東京/品川 210円 210円 320円 320円 430円 530円 530円 640円
新横浜 210円 210円 320円 320円 430円 530円 530円 640円
名古屋 210円 210円 210円 210円 320円 420円 420円 530円
京都 320円 320円 210円 210円 320円 320円 320円 430円
新大阪 320円 320円 210円 210円 210円 210円 210円 320円
新神戸 430円 430円 320円 320円 210円 210円 210円 320円
姫路 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円 320円
岡山 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円
福山 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円 210円
広島 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円
徳山 640円 640円 530円 430円 210円 210円 210円 210円 210円
新山口 640円 640円 530円 430円 320円 320円 210円 210円 210円
小倉 640円 640円 530円 430円 320円 320円 210円 210円
博多 640円 640円 530円 430円 320円 320円 320円 210円 210円

普通車指定席(いわゆる指定席特急券)の場合は、のぞみ号とひかり号で上記の差額が生まれる。

1駅間の乗車であっても、指定席特急券ではのぞみ号とひかり号で値段が違う。

グリーン車

出発駅/到着駅 東京/品川 新横浜 名古屋 京都 新大阪 新神戸 岡山 広島 小倉
東京/品川 210円 210円 320円 320円 430円 530円 530円 640円
新横浜 210円 210円 320円 320円 430円 530円 530円 640円
名古屋 210円 210円 210円 210円 320円 420円 420円 530円
京都 320円 320円 210円 210円 320円 320円 320円 430円
新大阪 320円 320円 210円 210円 210円 210円 210円 320円
新神戸 430円 430円 320円 320円 210円 210円 210円 320円
姫路 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円 320円
岡山 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円
福山 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円 210円
広島 530円 530円 420円 320円 210円 210円 210円 210円
徳山 640円 640円 530円 430円 210円 210円 210円 210円 210円
新山口 640円 640円 530円 430円 320円 320円 210円 210円 210円
小倉 640円 640円 530円 430円 320円 320円 210円 210円
博多 640円 640円 530円 430円 320円 320円 320円 210円 210円

グリーン車の特急料金は普通車指定席から530円を引いた金額にグリーン料金を足した金額。そのため、区間ごとののぞみ号・ひかり号の差額は普通車指定席と同じ。

区間によって210円から640円の違いが生まれる。

きっぷの変更の際の対応

きっぷの変更

普通車自由席、普通車指定席、グリーン車ともに、きっぷの変更は1回までなら可能。

具体的には、指定列車の出発時刻よりも前であれば、きっぷの変更の手続きが行える。

>>指定席特急券の日付/発車時刻/区間変更の可否! 事例を一覧化

例外的にできないのは、指定席から自由席への変更、グリーン車から普通車(指定席・自由席問わず)への変更。

この点以外なら、割引きっぷなどの特殊なものを除いては、日付・出発時刻、指定列車のタイプ・区間などの変更ができる。

列車変更の差額分は返金または支払い

はやぶさ号からやまびこ号への変更の際は差額分が返金される。逆に、やまびこ号からはやぶさ号に変更する場合は差額分を支払うこととなる。

当初ははやぶさ号に乗る予定だったが、やまびこ号に変更したいと思った場合などに可能で、逆もできる。

例:東京→新大阪、普通車指定席の利用、乗車列車の変更

のぞみ→ひかり:5,490円-5,810円=▲320円(320円返金される)

ひかり→のぞみ:5,810円-5,490円=320(320円追加で支払う)

参考:【一覧表】JRきっぷの変更/払い戻しのルールと条件

変更前と変更後で料金が安くなる場合は返金される。

安くなる分については返金されないということは、指定列車の出発時刻より前であればない。

変更ができなくなるのは出発時刻を過ぎてからになる。

変更ができない場合

のぞみ号からひかり号へ、ひかり号からのぞみ号への列車変更ができないきっぷ種類があるのは確か。

具体的には以下の各種。

  • トクトクきっぷの大部分
  • 旅行パックのきっぷ(新幹線+ホテルがセットになった旅行商品)
  • 新幹線回数券

これらのきっぷでは値段が割安な分、そもそも乗車できる列車の条件が厳しい。

差額分を支払うような形であったとしても変更ができない。

東海道新幹線、山陽新幹線のいずれの区間もこの点では基本的に変わらない。

JRグループ共通のきっぷの特徴でもある。

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