近鉄奈良線の混雑、乗車率はどれくらいのレベルに達するのか!?

近鉄奈良線は大阪難波から奈良まで走る路線であるが、混雑が激しいのが特徴といえる。朝の7:30~8:30と夕方の18:00~19:00に迎えるラッシュの時間帯のピークとなると満員電車になるのは避けられない。




古都奈良と大阪の中心部である難波、JR大阪環状線との乗り換え駅である鶴橋駅を結ぶ路線ということで、行楽地へのアクセス路線というイメージを持っている人は少なくないが、通勤路線としての性質もかなり大きい。

複線であるものの運行本数は非常に多い。日中の時間帯であっても1時間当たり15本以上の列車が走っている。内訳としては、快速急行3本、急行3本、区間準急3本、各駅停車6本である。走っている列車の種別も多いのがわかる。

快速急行は超満員で乗車率は150%超か?

近鉄奈良線の快速急行

近鉄奈良線で最も混雑する電車の種別といえば、無料で乗れる一番所要時間が早い速達列車である。鶴橋~生駒間はノンストップであり、停車駅はかなり限られているということで、速達サービスに特化しているのが特徴だ。

その一方で、朝と夕方の時間帯となると混雑が激しい。乗車率としては約150%を超えるものと思われる。ドア付近に立つと他の人と体が少し触れることがあるレベルなのが、この150%という数値の目安である。

電車がブレーキをかけた時には慣性力にとって他の乗客と触れるということはよくある。朝の満員電車となればそうなる可能性がかなり高い。

快速急行の場合は、一度混雑すると長い距離に渡ってそれが続く。遠距離利用者が中心であり、1つの駅を発車してから次の駅に止まるまでの時間が長い。その間ずっと満員電車の車内に閉じ込めらえることになる。

混雑する近鉄奈良線

特に鶴橋~生駒間はノンストップの距離と時間が長いことに加えて最混雑区間でもある。高い混雑率で長時間同じ状態が続くというわけだ。

同じ近鉄奈良線でも準急や各停でも一部の区間では同じくらいの乗車率となるが、それが続く時間が短いこともあって、それほど不快に感じない人が少なくない。快速急行のように長時間すし詰め状態が続くのとは違う。



準急は難波~生駒間ユーザーで混む

朝の通勤通学ラッシュの時間帯で走っている準速達列車である「準急」もまた混雑するのは事実である。しかし、不快な満員の状態が続く区間はそれほど長くはない。

長い距離に渡って近鉄奈良線を使う人の多くは快速急行に流れる。準急はあくまでも快速急行が止まらない地域にある駅を乗り降りする人が中心だ。

奈良県内の沿線から大阪の中心部まで移動する人は特に理由がない限りは快速急行に乗る。わざわざ準急に乗る人はほぼゼロといえる。準急を目指すのは快速急行のノンストップ区間である鶴橋~生駒間のユーザーと考えてよい。

各駅停車については、準急さえも止まらない小さな駅を乗り降りする人が中心といえる。近鉄奈良線の場合は高密度運転がされているため、各停は後続の優等列車を先に行かすための通過待ちを多く実施している。

そんなこともあって、わざわざ各停を使うという人が他の路線と比べて少ないのが特徴的となっている。

おすすめ記事