イオンでデートすることに対する年代ごとの賛否を調べてみた。果たして、これはありなのか、それともなしなのか。特に全国どこでも進出しているイオンモール、男女が遊びに行ける場所であり、地域差が少ないのが特徴である。
気軽に楽しめるという賛成派もいる一方で、生活臭い・ダサい・田舎の象徴といってマイナスな印象を思い浮かべる反対派もいる。
賛成派:デートに必要なものが揃うイオンモール
イオンモールに揃っているものは、以下の5つになる。
イオンモールで揃っているもの |
ファッション専門店 |
雑貨屋 |
ゲームセンター |
映画館 |
飲食店 |
いずれも男女のデートにはぴったりのスポットがそろっている。出店している地域による差はほとんどない。都市部でも地方部でも、施設を構成しているテナントはほぼ同じと考えてよい。
専門店街には、衣料品を販売するファッション専門店が複数ある。渋谷や原宿のようなお店が並んでいる。
雑貨屋もあるため、アクセサリーや小物をいっしょに買い求めることもできる。これもデートの内容としては結構多い。
映画館もイオンシネマがあるケースがほとんど。映画を一緒に鑑賞する場所もイオンモールで事足りる。
レストランやカフェ(スターバックスコーヒー・タリーズコーヒーなど)の飲食店があるため、これもまたデートの際のお食事としては欠かせない。こちらもまた、イオンモールで事足りる。
ゲームセンターはデートとしてはあまり向いていない。どちらかというと、同性同士の友達と一緒に遊ぶところで、しかも年層も学生が中心になる。
それでもイオンモールはデートする場所としてはおすすめといえ、全国共通のスポットともいえる。
賛成派の意見はこれらの点が挙げられる。ただ、年代によってもやや異なってくる。
年代ごとの賛成の意見
- 10代=近くにあって気軽に行けるショッピングモールでよい
- 20代=遠くまで行かなくて済むため交通費がかからなくてよい
- 30代=結婚前提であっても暮らしに密着していて問題ない
「気軽」、「自宅から近い」、「お金がかからない」といった印象が賛成派からはメリットとしてとらえている人が多い。
10代はまだ学生時代でお金に余裕がまったくない。遠くまで交通費をかけていくよりも、手軽にデートできるスポットとしてイオンを選ぶ。
20代はややお金がある人が増えるが、それでも移動時間が短くて経済的という理由からイオンモールでのデートを好む人が少なくない。
30代になると結婚前提で男女がデートする人が増える。子供ができると出費が増えるため、実際の暮らしを体験してみるという意味でイオンモールを選ぶ人が賛成派に多い。
反対派も一定割合が存在
一方でイオンモールでのデートには消極的な反対派もいる。主な理由は以下のようになる。
- 生活臭い
- 特別感がない
- 田舎の象徴
イオンモールといえば、やはりどうしても日常で必要なものを買うお店という印象が残ってしまうのも否定はできない。
特にGMS(イオン:旧ジャスコ・サティ)の方は食料品や生活雑貨を売っているお店になる。イオンモールに入っているとはいえ、中身はふつうのスーパーマーケットである。
周囲の人たちも生活感が漂う人々が主流である。そういうところではデートはしたくないという例が男女問わずいる。
さらに、デートは特別感がないと嫌という意見もある。普段はいけないようなスポットが好ましいという思いに当たる。
遊ぶところはディズニーランドやユニバーサルスタジオ、食事はホテル、買い物は駅周辺の繁華街というのがあるべきデートという考えが結構多い。
そんな人にとってイオンはまさにその逆の発想になってしまう。
さらに、イオンは全国どこでもあるということで「田舎の象徴」と捉える人もいる。地方部に住んでいる人でもデートだけは都会でしたいと憧れる。
年代ごとの反対の意見
- 10代=親と一緒に行くショッピングモール
- 20代=イオンは生活臭くてダサい
- 30代=貧乏人のように思われる
年齢が上がるほどイオンでのデートには反対する人が多いと感じる。
これは、所得が年齢に比例して上がることで、日常的に行けるショッピングモールでは物足りないと感じるようになるためと考えられる。
より高級感のある場所にてデートしたいと思うようになるのが、20代以降の人たちになる。