JR西日本のプロフェッショナル職の年収に関して、給料の金額はどれくらいになるのか。総合職と比較すると低いといわれていて、この点では事実である。
全国転勤のある総合職とは違い、プロフェッショナル職は基本的には支社ごとでの採用となる。そのため、異動もほとんどは支社の管轄エリア内でしかない。
一方、地域的に限定されることもあって給与も転勤ありのグループよりはどうしても少ない水準にとどまってしまう。
しかし、それでも決して安いというわけではない。大手企業として、まとまった年収がもらえるのは確かではないか。
平均で670万円前後

JR西日本のプロフェッショナル職の平均年収は670万円前後で推移しているようだ。
>>JR西日本の平均年収は約650万円! 職種・年齢ごとでも算出
大卒・高卒のどちらも範囲に入れた上での金額である。
600万円を超えるのは40歳前後になってからという見方が強い。新卒で入社して、概ね20年弱勤務すると、最低でも主任以上になることが多いようだ。
主任になると、勤続年数によって多少異なるものの、600万円のラインを超えるくらいの年収に上がる。
その後は出世の状況によって給料の金額が違ってくるものの、役職なしでも40代後半から50歳くらいになる頃には600万円程度に達する人が多数派となる。
大手企業の中では、JR西日本のプロフェッショナル職の年収は決して高いものではないものの、中小企業などを合わせた日本全国の職場の中では高い方に分類される。
若い時の年収はいくら?
入社して間もないころの20代だと、年収は350万~400万円程度というケースが多いようだ。基本給に加えて、残業代や各種手当がもらえる。
勤務する地域によって多少異なるものの、プロフェッショナル職は鉄道運行の現場で働くことがほとんど。そのため、時間外労働も多い職種である。

特に駅員・車掌・運転士となると電車の遅延などによって長時間残業を行うことも少なくないようだ。もちろん、働いた分は時間外手当としてしっかり支給される。
これにより、給料も多くなりやすい。時間外手当の支給額が多ければ、その分若い人でも年収が上がり、400万円程度にはなることも珍しくない。
30代に突入すると、早い人だと少し出世して主任クラスに昇格する人が出てくる。ここまでくると、年収は500万円程度に上がる。
残業代などを含むと500万円台後半に突入してくるだろう。基本給が上がるため、それによって残業代の単価も上がる。
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東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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