【高崎線】快速アーバンのグリーン車は混雑する!? 空席はある?

JR高崎線の快速アーバンにはすべてにグリーン車が連結されている。ちょうど多くの乗客が電車に乗る時間帯ということで混雑するのは確かだ。東京駅や上野駅からなら空席がある可能性はあるが、それ以外はどうなのか。

高崎線内を走る通過駅の設定がある電車は、日中の時間帯は湘南新宿ラインの特別快速だけが走っている。快速アーバンが運転されるのは朝の下り2本と土日祝日の夕方の時間帯だけである。

朝の下り電車といえば、都心から郊外へ向かう行楽客が多い。土日祝日の夕方から夜にかけての時間帯は、都心から郊外の自宅へ帰る人で混雑する。快速アーバンとなると、やや長距離を利用する人が多い。


快速のためグリーン車は満席になる!

快速アーバン

快速アーバンのグリーン車は普通列車よりも混雑率が高い。特に大宮駅に到着すると時間帯によってはグリーン車が完全に満席となり、空席がなくなるということも多い。

近距離利用者の場合、すぐに電車を降りるためあまり快適性を求めない。ほとんどの人はロングシート(進行方向に対して横向きに座る座席)になっている普通車に乗る。

わざわざ追加料金を払ってまで快適性を求めるのは長い距離を移動する人ということになる。そして、長距離ユーザーは停車駅が少ない普通列車よりも快速を好む。

その結果。高崎線の快速アーバンのグリーン車は必然的に混雑度が増す。他の列車を見送ってまでも快速アーバンを狙い、グリーン券を購入して列に並ぶという人も多い。これにより、満員になるケースが少なくない。

2階席よりも1階席が空いている!

高崎線を走るE231系1000番台とE233系3000番台のグリーン車は4号車と5号車にある。どちらも車両も例外なく2階建てになっている。

グリーン車に乗る人々はどうしても景色の良い席に座りたいと考えるため、まず2階席から座席が埋まっていく。そのため、2階席から満員になっていく。その後1階席の座席が埋まっていく。

グリーン車

2階席が満席であったとしても1階であれば空席があるということはかなり多い。窓側の座席はすでに誰かが座っていることが多いのは確かだが、通路側の座席ならところどころ空いている。

外の景色を楽しむのには向いていないものの、ゆっくりと寝たい場合などリラックスすることは十分可能だ。

高崎・籠原方面に行く下りの快速アーバンに乗る場合、都心のターミナル駅以外の駅から乗るのであれば最初から1階席を狙って座席を見つけることをおすすめする。

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