ゆうパックの箱・段ボールは何でもOK! 包装方法の条件

ゆうパックの段ボール

日本郵便のゆうパックで荷物を送る場合の包装方法に関して、箱や段ボール、紙袋は基本的に何でもいい。輸送に耐えられるものなら特に指定はない。国際小包であるEMSも同じである。

発送できる荷物の条件は、大きさが縦・横・高さの合計が170cm以下、重量が25kg以下であればOKだ。

郵便局に行っても段ボールや紙袋が販売されているが、割高に設定されている。自分で用意したもので問題ない。Amazonの箱でもよい。


ゆうパックで発送できる荷物の条件

寸法と重量 条件
大きさ 縦+横+高さの合計=170cm以下
重量 総重量=25kg以下 (25~30kgは「重量ゆうパック」に)
※荷物の中身ではなく、梱包材を含んだ寸法で計算

ゆうパックは縦・横・高さの3辺の合計が170cm以内であり、かつ重さは25キロ以下の物なら発送可能である。

正確に言うと、30kgまでなら送れるが、25~30kgになると「重量ゆうパック」という輸送商品名になって、色々と制約が生じる。

重量ゆうパックになると、まず追加料金が+500円かかる。さらに、所要日数も通常のゆうパックに+1日追加した日数がお届けまでの目安となる。

通常のゆうパックでも日付・時間指定に間に合わずに配達が遅れることがよくあるが、重量物になると最初から最短日数には間に合わない。輸送効率の問題があることが要因になる。

>>ゆうパックの時間指定、なぜ届かない!? 遅れやすい理由とは?

さて、気になる条件はここまでである。梱包材は特に指定はなく、中身のモノを包む資材は箱・段ボールでも紙袋でも問題ない。「何でもOK」ととらえてよい。

これはゆうパックだけでなく、ヤマト運輸や佐川急便などの他社においても違いはない。

>>ヤマトvs佐川vsゆうパック! 宅配便3社を徹底比較してみた

箱の大きさに関しては、大きさによって料金が異なってくる。

〇〇サイズの数値は、縦+横+高さの合計の長さを意味する。

  • 60サイズ
  • 80サイズ
  • 100サイズ
  • 120サイズ
  • 140サイズ
  • 160サイズ
  • 170サイズ

ゆうパックではサイズの大きさはこれらの7段階に分かれているが、梱包材によって決まるわけではなく、あくまでも大きさで決まる。

梱包材は何でもいい

ゆうパックで主流な梱包材

梱包材の種類としては、以下の3つが主流である。

  • 段ボール・箱
  • 紙袋
  • プチプチで包んだもの

要するに、中身のモノが壊れなければ何でもOKになる。そんな意味から、最も多いのは圧倒的に段ボールである。軽くて丈夫な性質があるため、多くのゆうパックの荷物は段ボールで送られる。

ただし、破損しやすいものは十分に梱包する必要がある。ゆうパックのみならず、宅配業者では荷物が輸送中に投げられたり、上積み状態から崩れ落ちたりする。

割れ物を紙袋で送ってしまうと、配達の際には壊れた状態で届くことも十分に考えられる。

何でもいいとはいえ、第一に壊れないことを最優先にして梱包することが求められる。途中で破損してしまうと、時間指定をはじめ所要日数内に届かない可能性が上がる。

>>日本郵便のゆうパックが「お届け予定日」を過ぎても来ない!?

安全第一に考えるのが大前提ではないか、

段ボールと紙袋は郵便局に売っているが

郵便局で販売されるゆうパックの箱
  • 有料段ボール・紙袋=郵便局で販売されている。
  • 無料段ボール・紙袋=家にあるものを再利用。AmazonケースでOK。

ゆうパック用の段ボールや紙袋は郵便局で販売されている。紙袋は100~250円、段ボールは100~400円程度でサイズごとに売られている。

もしどうしても家にこれらの梱包資材がないのであれば、郵便局に行って買うことができる。

しかし、値段が割高となっているためあまりおすすめしない。スーパーやホームセンターに行けばレジ横などで無料で入手できる。

Amazonなどの通販で商品を購入する習慣があるのであれば、それで使われた段ボールや紙袋を再利用するのもよいだろう。

これらの再利用品の方が経済的であり、送料全体を安く済ませることができる。


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