西濃運輸の集荷受付時間は12～15時までが主流！

西濃運輸の電話による集荷受付時間の締切時刻は営業所や地域によって異なるものの、大半は12～15時までとなっている。

ヤマト運輸や佐川急便などでは当日の集荷受付が17時までやっていて、しかも全国規模で決まっている。一方の西濃運輸の場合はそのように全体での統一基準がない。

さらに受付時間内であっても、パレットをはじめとする大きなサイズの荷物だと拒否されて翌日以降の集荷になってしまうことも結構多い。

西濃運輸の当日の集荷受付時間の目安

締切時刻	該当例	備考
12時	パレット物、営業所から遠い地域	大型の荷物、地域によってはそれ以外も午前中のみ受付の例がある
14時	一部の営業所	通常サイズの荷物だと、一部の営業所では14時が締切時刻
15時	大部分の営業所	大部分の営業所では通常サイズの荷物の集荷受付は15時で終了
※営業所や担当ドライバーで異なる

ヤマト運輸の場合は当日の集荷受付時間の締切時刻が17時に固定されている。佐川急便も営業所によって異なるが、都市部では15時に設定されている。

一方の西濃運輸は各営業所で大きく違いがみられる。しかも、その日の輸送状況によってOK・NGがある。

15時の締切が多いものの、荷姿と地域でそれよりも早い時間帯に終わってしまうことが少なくない。

通常期なら集荷受付をしてもらえる時間帯であっても、繁忙期ではすでに輸送量が過剰状態でこれ以上は集荷できないとして断られるケースがよくある。

まず、パレット物の場合は12時で当日の集荷受付が終わる営業所が多い。パレットは特にトラックに載せた際に占領するスペースが多くなるため、集荷できないこともよくある。

西濃運輸をはじめとする運送会社各社の路線便では通常の段ボールの荷物が輸送順位として優先されやすい。これによりパレットは後回しになりやすい手段である。

よくパレットだと時間指定や日付指定に遅れることがあるが、その主な原因もこれにあたる。

集荷の都合上もパレット物の集荷はなるべく早い段階で確定させておきたいという事情が運送会社側にある。そのため、西濃運輸でもパレットをはじめとする大型の貨物の電話による集荷受付時間は早めに終わるところが結構多い。

なお、この傾向はほかの運送会社にも当てはまる。路線便では、福山通運・第一貨物・トナミ運輸などが他社としてあるが、事情はいずれもほとんど同じになる。

集荷依頼の方法が電話でもインターネット受付でも事情はほとんど変わらない。

一方の通常の段ボール箱の荷物の場合は、当日の集荷受付でも15時頃までは対応してくれるところが多い。

営業所から遠い地域や輸送網が不十分なところでは12時頃までで受付終了するケースもあるが、全国的にみると午後まで行っている可能性が大きい。

ただし、パレットと同じように個数が多いと断られる可能性が上がる。トラックの積載量の都合上、すでに取り扱い貨物量が多い日だと載せきれなくなるためである。

目安としては5個以上の個数があると、まとまった数の荷物として考えられるようになる。当日の集荷依頼を西濃運輸に行うのであればできるだけ午前中に電話で依頼するのがよい。