田辺三菱製薬の平均年収は800万円、賞与は年間6ヶ月分

田辺三菱製薬の平均年収は約800万円。賞与は年間約6ヶ月分が支給、業績および個人評価によって変動し、基本的に会社全体の収益状況と上司の評価で支給額が決定。

全体としては製薬会社全体（会社規模を問わない場合）の中でも特に給料は高い方。世間一般の企業の中でも高く、有名な巨大企業だとトヨタ自動車や日立製作所などに匹敵するほど。

ただし、製薬大手（武田薬品工業、大塚製薬、アステラス製薬など）に比べると若干低めの金額。

公式の平均年収は1,037万円

田辺三菱製薬の正社員・臨時従業員の平均年収は「有価証券報告書」にて公表されていて、2018年度では847万円という金額が出ている。

2019年度からは上場廃止となったこともあって、単体での平均年間給与の金額は非公開となっている。

とはいえ、2013年度以降はいずれも800～900万円で推移。傾向としては7年間は傾向。

これには基本給・賞与・各種手当（外勤手当・住宅手当・時間外手当・転勤手当）などすべてが含まれている。

MR職、研究職、開発職、ファーマコビジランス職、スタッフ職いずれの職種で基本給等に違いはあるものの、会社全体では年収が平均1,000円を超える。

賞与は約6ヶ月分

田辺三菱製薬の賞与は年間6ヶ月分

田辺三菱製薬のボーナスは年間で約6ヶ月分が支給される。

大手製薬会社では6ヶ月分以上が支給、田辺三菱製薬もこれとほぼ同じくらいの金額。業界最大手クラスを低めて、製薬会社他社と比較して、この点で大きな違いはない。

ただし、各社員によって差が大きいのは確か。入社年度が同じで、年齢が同じであっても、賞与の金額はそれぞれで異なる。

機械製品の製造業のように「〇ヶ月分」に完全固定されているわけではなく、個人評価によって変動する。前年度の評価によって変化。

さらに、業績連動型でもあるため、その年度の会社の売上高などにも影響される。全体的には概ね4ヶ月分前後に収まる。

トータルの支給額の目安では、30歳の社員だと約200万円くらいが相場。世間一般では「勝ち組」と言えるほどの基準が支給。

勤続年数ごとの年収

田辺三菱製薬の勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。

• 新卒採用3年目：500万円
• 5年目：650万円
• 7年目：750万円
• 10年目：800万円
• 15年目：900万円
• 20年目：1,000万円

研究職の社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。

役職ごとでは、次のようになる模様。

• チームリーダー(40代前半)：800万円
• 課長補佐(45歳)：950万円
• 営業所長(40代後半)：1100万円

定期昇給は年1回、35歳程度までは毎年年齢が上がるごとに増えていく。それ以降は前年度の評価で上下する形に。

なお、どれくらいの昇給があるかは、各個人の行動評価によって異なってくる。

年齢ごとの年収の目安

田辺三菱製薬の年齢ごとの目安は下記の通り。

20代は400～600万円、30代は600～1,000万円、40代及び50代は700～1,500万円になるだろう。

田辺三菱製薬では技術研究職、開発職、データサイエンス職、MR職（医薬情報担当者）がある。

年収1,000万円以上に達するのはいずれも共通。どれかの職種が高い・低いとなっているわけではない。

ただし、実際のところは、技術研究職、開発職、データサイエンス職の理系向けの職種はほとんどが院卒。

いずれも薬学系、理工学系、農学系の学部学科を出た人を対象としていることもあって、入社人員のほとんどは修士了以上。学部卒が主流なのは文系が中心のMRに限られる。

最終学歴（大卒・院卒）ごとの年収の差

田辺三菱製薬の最終学歴ごとの平均年収は、院卒では博士了が1,000万円、修士了が900万円、大卒（学部卒）が800万円と推定。

最終学歴だけで初任給が大きく異なる。賞与も基本給を基に計算されるため、院卒・大卒では差が出る。特に「博士了」は給料が高い。

賞与であれば職種ごとの違いもあるが、基本給の違いは単純に最終学歴で決定。

次に初任給について。入社直後の基本給は最終学歴によって差が見られる。

本当の基本給に対する初任給に限ってみれば、田辺三菱製薬は一般的な企業と大差ない。

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