【路線別】武蔵小杉駅の混雑のレベル! 朝と夕方のラッシュの実態を調査

武蔵小杉駅の通勤ラッシュ

混雑する武蔵小杉駅
出典:www.youtube.com/watch?v=MXNfEiSqrfg

武蔵小杉駅の混雑とはどれくらいのレベルに達するのか、各路線ごとに朝および夕方と夜の通勤ラッシュの時間帯と実態を調査してみた。

住みたい街ランキングでトップに君臨したことがある地区で、川崎市の中でも特に高層マンションが周辺に広がる。

朝の混雑の時間帯は7:30~8:30頃までで、これが1日の中のピークになる。夕方から夜にかけての帰宅ラッシュでは、18:00~20:00が人々の移動の頂点にあんる。

近年は人口の急増によって鉄道利用者数も急増している。武蔵小杉駅の混雑も年々激化していて、社会的な問題ともなってきている。


朝ラッシュの混雑

6:30 7:00 7:30 8:00 8:30 9:00
東横線 3 4 5 5 5 4
目黒線 2 3 4 5 5 4
南武線 1 2 3 3 3 2
横須賀線 3 4 5 5 5 4
湘南新宿ライン 3 4 5 5 5 4

いずれも上り方面の電車の混雑度を表した数値である。5段階で混雑のレベルを表すと、このような結果となった。

都心直結の路線はどれも朝ラッシュはかなり激しい混雑になる。武蔵小杉駅を発車する時点では超満員電車となっている。

南武線に関しては、武蔵小杉駅にて降りてほかの路線へ乗り換える人が多い。武蔵小杉駅から乗る人はそうは多くない。

したがって、出発する電車の混雑は朝ラッシュでも比較的緩やかである。

なお各路線の具体的な混雑度は以下で解説。

朝ラッシュの時間帯の7時台と8時台に空いている路線はないのが現状。

夕方・夜の帰宅ラッシュの混雑

17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00
東横線 3 4 4 4 3 4
目黒線 1 2 3 3 2 1
南武線 3 5 5 5 4 4
横須賀線 3 4 4 4 4 3
湘南新宿ライン 3 4 5 4 4
3

夕方から夜にかけての帰宅ラッシュの時間帯は、武蔵小杉駅で下車する人が多いことから、発車する時点の混雑はそれほど激しいものにはならない。

都心から下り方面の電車にのって武蔵小杉駅で降車するという形だ。駅構内は混雑するものの、電車そのものはむしろ乗車率が下がる。

JR南武線

ただし、南武線は例外である。武蔵小杉駅にて乗り換え客が南武線へ移動する。夕方以降は降りる人よりも乗る人の方が多い。

朝ラッシュの東急各線と横須賀線・湘南新宿ラインとは逆のパターンである。

夕方・夜の帰宅ラッシュの時間帯の混雑は上の記事でも解説。

東横線は大混雑、目黒線は空いている

東急電鉄でも東横線と目黒線では混雑率が大幅に違う。乗降客数が多い武蔵小杉駅でも、東横線の電車はどれも混雑する。反対に目黒線は比較的すいている。

東横線の場合は渋谷方面へ行き、さらには東京メトロ副都心線へ直通して新宿・池袋方面まで行けることで需要が大きい。

目黒線は山手線との接続駅が目黒駅で、直通先も都営三田線と東京メトロ南北線ということで、それほどメジャーな路線ではない。

武蔵小杉駅

ただし、7時台後半と8時台はいずれも満員電車になる。東横線の通勤特急と目黒線の急行はすし詰めに近い状態になる。

夕方も基本的には同じである。目黒線は終点が日吉駅ということや、手前で降りていく人が多いことで、武蔵小杉駅を出発する時点では空いている。

東横線は横浜方面へ行く人で引き続き混雑している。武蔵小杉駅から乗ると優等列車だと確実に座れないだろう。


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JR横須賀線・湘南新宿ラインは長距離客で混雑

JR横須賀線・湘南新宿ラインについても、東急電鉄側と同じように武蔵小杉駅を出発する時点ではかなり混雑する。

こちらはさらに最混雑区間にもなる。武蔵小杉→西大井間は横須賀線・湘南新宿ラインともに最も混雑率が高い。

いずれも混雑率は180%を超える首都圏でもトップクラスの混み具合に達する。

混雑する湘南新宿ライン

横須賀線は武蔵小杉駅付近から品川・新橋・東京駅方面へ向かう際に最も便利な路線ということで、この駅から乗る人はかなり多い。

湘南新宿ラインは東急東横線とほとんど並行しているため、武蔵小杉駅から乗る人は決して多くはない。しかし、横浜方面から大量の乗客が乗ってきているため、混雑度はかなり大きい。

夕方と夜はその反対になる。横須賀線は武蔵小杉駅で大量の乗客が降りていく。湘南新宿ラインは横浜方面へ向かう人で混雑する。