【山陽新幹線】車内販売がやって来る時間/区間の目安

車内販売のある山陽新幹線

山陽新幹線の車内販売はいつやって来るのか。具体的な時間および区間についてのぞみ号・ひかり号・みずほ号・さくら号それぞれ調査。各車両ごとに一覧にする。

普通車指定席・自由席、グリーン車ではどれくらい時間がかかるのかは、何号車かによって大きく違ってくる。基本的に新神戸~小倉間にて実施している。

16両編成の列車はすべて7号車と10号車から車内販売がスタートする。8両編成だと6号車からスタートする。端になるほど回ってくるのが遅い。


のぞみ号にて車内販売が来る時間(区間)

のぞみ号

山陽新幹線内ののぞみ号は、車内販売が実施されるのは新神戸~小倉間である。東海道区間でも実施されるが、JR西日本とJR東海で管轄が違うため、直通列車でも2つに分離されている。

参照:【東海道新幹線】車内販売がやって来る時間/区間の目安

少なくとも1、2回は車内販売が普通車指定席・自由席のいずれでも来る。

16両編成での運転のため、基本的にはワゴン販売は2名体制で実施されている。

それでも端部までパーサーが行くのに時間がかかりやすい。1回しか来ないこともある。

下り(博多方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 新大阪駅発車後からの時間
1号車 自由席 岡山→福山 50-70分
2号車 自由席 岡山→福山 50-70分
3号車 自由席 岡山→福山 50-70分
4号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
5号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
6号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
7号車 グリーン車 新神戸駅発車後すぐ 30分
8号車 グリーン車 新神戸駅発車後すぐ 30分
9号車 グリーン車 新神戸駅発車後すぐ 30分
10号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
11号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
12号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
13号車 指定席 岡山→福山 50-70分
14号車 指定席 岡山→福山 50-70分
15号車 指定席 岡山→福山 50-70分
16号車 指定席 岡山→福山 50-70分

下り列車の車内販売は新神戸駅を発車後に回ってくることが多い。

まず最初にグリーン車を回ってから普通車へと行く。普通車指定席では早くても小田原駅辺りからやってくるのが目安になる。

1号車や16号車まで行くには相当な時間がかかる。最初に来るのが新大阪駅を発車してから50~70分程度が1つの目安になる。

岡山駅にはすべてののぞみ号が停車する。ここで乗客の乗り降りがあるため、いったん車内販売が中断される。岡山駅発車すると再開される。

ほとんどが東海道新幹線内からの直通列車のため、東海道区間に比べると車内販売が回ってくる時間は早いと感じる。

上り(東京方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 博多駅発車後からの時間
1号車 自由席 小倉→新山口 40-60分
2号車 自由席 小倉→新山口 40-60分
3号車 自由席 小倉→新山口 35-45分
4号車 指定席 小倉→新山口 35-45分
5号車 指定席 小倉→新山口 30-40分
6号車 指定席 小倉→新山口 30-40分
7号車 グリーン車 小倉駅発車後すぐ 30分
8号車 グリーン車 小倉駅発車後すぐ 30分
9号車 グリーン車 小倉駅発車後すぐ 30分
10号車 指定席 小倉→新山口 30-40分
11号車 指定席 小倉→新山口 30-40分
12号車 指定席 小倉→新山口 35-45分
13号車 指定席 小倉→新山口 35-45分
14号車 指定席 小倉→新山口 40-60分
15号車 指定席 小倉→新山口 40-60分
16号車 指定席 小倉→新山口 40-60分

上りののぞみ号では小倉駅を発車してから車内販売がやって来る。同じように最初にグリーン車を回ってから普通車指定席・自由席へと行く。

山陽新幹線の上り列車は、のぞみ号の中でも最も乗客数が少ない区間に当たる。

乗車率がまだそれほど大きくなっていないこともあり、車内販売を利用する人がそもそも少ない。

比較的早く回ってくる。新山口駅に停車する便でもそれまでに1号車・16号車のいずれも回ってくることが多い。

新神戸駅の少し手前で山陽新幹線内の車内販売が終了となる。

みずほ号・さくら号にて車内販売が来る時間(区間)

さくら号とみずほ号

みずほ号・さくら号はのぞみ号とは違って列車ごとの停車駅に大きな違いがある。

すべて8両編成による運転となっている。車内販売を担当するワゴンの1台で実施される。

なお、静岡駅・浜松駅に停車するタイプ、岐阜羽島駅・米原駅に停車するタイプで車内販売が来る時間も異なる。

駅に停車している間は乗客の乗り降りがあるため、車内販売はデッキなどで待機している。

駅間を走行する時間が長くないと客室内へ車内販売は回れない。やってくる区間はのぞみ号よりも手前になりやすいが、時間に換算すると遅くなる。

新神戸~小倉で2回ほどは回ってくるが、1回しか来ないこともある。

下り(博多・鹿児島中央方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 新大阪駅発車後からの時間
1号車 自由席 岡山→福山 50-60分
2号車 自由席 岡山→福山 50-60分
3号車 自由席 岡山→福山 50-60分
4号車 指定席 岡山→福山 30-60分
5号車 指定席 新神戸→岡山 30分
6号車 指定席・グリーン車 新神戸駅発車後すぐ 30分
7号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分
8号車 指定席 新神戸→岡山 30-40分

みずほ号、さくら号のいずれも初回の車内販売が来るまで時間はほとんど同じ。

どんなに長いとしても広島駅までには1回は回ってくる。

新大阪駅始発のため、のぞみ号と比べると山陽新幹線内のみずほ号・さくら号の車内販売を利用する人の割合は大きいと感じる。

上り(新大阪方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 博多駅発車後からの時間
1号車 自由席 新山口→広島 50-60分
2号車 自由席 新山口→広島 50-60分
3号車 自由席 新山口→広島 50-60分
4号車 指定席 小倉→新山口 30-60分
5号車 指定席 新神戸→岡山 30分
6号車 指定席・グリーン車 小倉駅発車後すぐ 30分
7号車 指定席 小倉→新山口 30-40分
8号車 指定席 小倉→新山口 30-40分

上りのみずほ号・さくら号の車内販売は小倉駅を発車してからスタートする。

4~8号車は新山口駅付近に到達する前には回ってくる可能性が高い。1~3号車の自由席だと新山口駅付近を過ぎてからになる。

それでも広島駅に到着する前にはすべての車両で初回の販売は実施されることが多い。

ひかり号は要注意

車内販売無しのひかりレールスター

山陽新幹線内のひかり号は車内販売がある便とない便がある。

「ひかりレールスター」での運転では基本的に無しと考えてよい。つまり、8両編成で運転される新大阪~博多間の便がこれに該当する。

車内販売があるのは岡山駅発着の東京駅乗り入れ便のひかり号である。これなら、新神戸~岡山にて車内販売が実施されている。

山陽新幹線内だと乗車率が低いこともあって、新神戸~岡山間ではすべての車両で1回は回ってくる可能性が大きい。

なお、九州新幹線が全線開業した2011年以降は日中のひかり号がすべてさくら号へ置き換わったこともあり、山陽新幹線内のひかり号はそもそも本数がかなり少ない。

特に博多駅発着便はほとんど「ひかりレールスター」である。

各路線ごとの車内販売の事情

路線 内容
東海道新幹線 車内販売がやって来る時間
のぞみ/ひかりでも廃止の可能性とはこだま廃止について
山陽新幹線 車内販売がやって来る時間
九州新幹線 全列車廃止とその理由
北海道新幹線 全列車廃止とその理由
東北・秋田・山形新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無
やまびこ/なすので廃止の理由
<山形新幹線>区間ごとの有無と来る時間
<秋田新幹線>区間ごとの車内販売の有無
上越新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無
北陸新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無

>>新幹線の路線ごとの車内販売の営業時間


広告

おすすめ記事