【東海道新幹線】車内販売がやって来る時間/区間の目安

のぞみ号

東海道新幹線内ののぞみ号は停車駅が統一されているため、車内販売がいったん中断されるのは名古屋駅のみ。

下り列車はその前には少なくとも1回は車内販売が普通車指定席・自由席のいずれでも来る。

のぞみ号は東海道新幹線の東京~新大阪では1日を通して乗車率が高いこと、長距離利用者が集中することなどから、車内販売を利用する人が多い。

端部までパーサーが行くのに時間がかかりやすい。混んでいる時だとなかなか来ないことはよくある。

なお、東海道新幹線内は新横浜~京都間で実施している。山陽新幹線内は新神戸~小倉間にて行ってくる。

参照:【山陽新幹線】車内販売がやって来る時間/区間の目安


のぞみ号にて車内販売が来る時間(区間)

下り(新大阪・博多方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 東京駅発車後からの時間
1号車 自由席 新富士→掛川 50-70分
2号車 自由席 新富士→掛川 50-70分
3号車 自由席 三島→静岡 40-60分
4号車 指定席 熱海→新富士 40-60分
5号車 指定席 熱海→三島 30-40分
6号車 指定席 小田原→三島 30-40分
7号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
8号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
9号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
10号車 指定席 小田原→三島 30-40分
11号車 指定席 小田原→三島 30-40分
12号車 指定席 熱海→三島 40-60分
13号車 指定席 熱海→新富士 40-60分
14号車 指定席 三島→静岡 50-70分
15号車 指定席 新富士→掛川 50-70分
16号車 指定席 新富士→掛川 50-70分

下り列車の車内販売は新横浜駅を発車後に回ってくることが多い。

まず最初にグリーン車を回ってから普通車へと行く。普通車指定席では早くても小田原駅辺りからやってくるのが目安になる。

1号車や16号車まで行くには相当な時間がかかる。最初に来るのが東京駅を発車してから50~70分程度が1つの目安になる。

走行区間は新富士駅→静岡・掛川駅辺りになるだろう。特に午前中の便だと回ってくるのが遅い。

逆に夜の便だと車内販売を利用する人があまりいないため、1号車や16号車でも三島駅付近で来ることもある。

下りは上りよりも乗車率が高いことから、最初に車内販売がやってくる時間も遅くなりやすい。

また、自由席が混雑している列車ではデッキまたは通路上をワゴンが通れないため、自由席に車内販売は来ない。

なお、混雑状況の傾向は『平日編-のぞみ号の自由席の混雑状況』『休日編-のぞみ号の自由席の混雑状況』にて解説。

上り(東京方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 新大阪駅発車後からの時間
1号車 自由席 米原→岐阜羽島 40-60分
2号車 自由席 米原→岐阜羽島 40-60分
3号車 自由席 米原→岐阜羽島 40-60分
4号車 指定席 京都→岐阜羽島 30-40分
5号車 指定席 京都→米原 30-40分
6号車 指定席 京都→米原 25-35分
7号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
8号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
9号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
10号車 指定席 京都→米原 30-40分
11号車 指定席 京都→米原 30-40分
12号車 指定席 京都→岐阜羽島 40-60分
13号車 指定席 米原→岐阜羽島 40-60分
14号車 指定席 米原→岐阜羽島 40-60分
15号車 指定席 米原→岐阜羽島or名古屋→豊橋 40-70分
16号車 指定席 米原→岐阜羽島or名古屋→豊橋 40-70分

上りののぞみ号では京都駅を発車してから車内販売がやって来る。最初にグリーン車を回ってから普通車指定席・自由席へと行く。

名古屋駅に停車する都合上、岐阜羽島を通過するといったん車内販売が中断される。

この時まだすべての車両に回り切っていない場合が結構多い。車内販売が再開されるのは名古屋駅を発車した後になる。

自由席の1~3号車、指定席の14~16号車辺りだと最初に来るのが名古屋駅→豊橋駅辺りになる可能性が大きい。

ただし、のぞみ号をはじめ東海道新幹線は名古屋→新横浜間が最混雑区間のため、下りに比べると車内販売の初めてやってくるまでの時間が早い傾向にある。

ひかり号にて車内販売が来る時間(区間)

ひかり号

ひかり号はのぞみ号とは違って列車ごとの停車駅に大きな違いがある。

ひかり号はのぞみ号よりも長距離利用者が少ないこともあって、車内販売を利用する人は相対的に少ない。1両辺りを通過するのにかかる時間はやや短い。

なお、静岡駅・浜松駅に停車するタイプ、岐阜羽島駅・米原駅に停車するタイプで車内販売が来る時間も異なる。

駅に停車している間は乗客の乗り降りがあるため、車内販売はデッキなどで待機している。

駅間を走行する時間が長くないと客室内へ車内販売は回れない。やってくる区間はのぞみ号よりも手前になりやすいが、時間に換算すると遅くなる。

乗車後1時間以上経過しても来ないこともあり得る。

のぞみ号と同様、自由席が満席でデッキや通路上にも立ち客がいる場合は車内販売は来ない。

混み具合は『ひかり号の自由席の混雑状況』にて解説。

下り(新大阪・岡山方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 東京駅発車後からの時間
1号車 自由席 三島→静岡 40-60分
2号車 自由席 三島→静岡 40-60分
3号車 自由席 三島→静岡 40-60分
4号車 自由席 熱海→新富士 30-60分
5号車 自由席 熱海→新富士 30-50分
6号車 指定席 小田原→三島 30-50分
7号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
8号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
9号車 グリーン車 新横浜駅発車後すぐ 20-25分
10号車 指定席 小田原→三島 30-40分
11号車 指定席 熱海→新富士 30-40分
12号車 指定席 熱海→新富士 30-50分
13号車 指定席 熱海→新富士 40-50分
14号車 指定席 三島→静岡 40-60分
15号車 指定席 三島→静岡 40-60分
16号車 指定席 三島→静岡 40-60分

基本的にはのぞみ号と大差ない。

1号車・16号車のような端部だと車内販売が最初にやってくるのが静岡駅かさ先の区間となって、東京駅発車後1時間以上になってからとなる例もある。

グリーン車が新横浜駅を発車してからすぐにやってくることが多い。

ただし、小田原駅に停車する便だと小田原駅からスタートすることもあり、特に普通車指定席は小田原駅から先になる。

三島駅に停車する便も、ここで一旦車内販売を中止する。時間に換算するとやや遅くなる。

上り(東京方面)

号車 座席タイプ 車内販売が来る区間 新大阪駅発車後からの時間
1号車 自由席 米原→岐阜羽島or名古屋→掛川 40-80分
2号車 自由席 米原→岐阜羽島or名古屋→掛川 40-80分
3号車 自由席 米原→岐阜羽島 40-60分
4号車 自由席 京都→米原 30-60分
5号車 自由席 京都→米原 30-40分
6号車 指定席 京都→米原 25-35分
7号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
8号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
9号車 グリーン車 京都駅発車後すぐ 20-25分
10号車 指定席 京都→米原 25-35分
11号車 指定席 京都→米原 25-40分
12号車 指定席 京都→米原 30-60分
13号車 指定席 京都→岐阜羽島 40-60分
14号車 指定席 米原→岐阜羽島 40-60分
15号車 指定席 米原→岐阜羽島or名古屋→掛川 40-80分
16号車 指定席 米原→岐阜羽島or名古屋→掛川 40-80分

上り列車のひかり号もまたのぞみ号とそう大きな差はない。

米原駅と岐阜羽島駅に停車する便だと、車内販売の初回登場の時期が遅くなりやすい。

京都駅発車後から車内販売が来るものの、米原駅付近と岐阜羽島駅付近ではいったん中断され、再開されてはすぐに次の停車駅に到着するため、端部は来るのが遅い傾向。

1、2号車、15、16号車では名古屋駅を発車してからようやく車内販売が来ることもよくある。

乗客の利用状況によっても来る時間が左右される。乗車率が低い時間帯、あるいは買う人が少ない夜だとすぐにやってくる。

各路線ごとの車内販売の事情

路線 内容
東海道新幹線 車内販売がやって来る時間
のぞみ/ひかりでも廃止の可能性とはこだま廃止について
山陽新幹線 車内販売がやって来る時間
九州新幹線 全列車廃止とその理由
北海道新幹線 全列車廃止とその理由
東北・秋田・山形新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無
やまびこ/なすので廃止の理由
<山形新幹線>区間ごとの有無と来る時間
<秋田新幹線>区間ごとの車内販売の有無
上越新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無
北陸新幹線 種別・区間ごとの車内販売の有無

>>新幹線の路線ごとの車内販売の営業時間


広告

おすすめ記事