新幹線の車内販売の準備室の場所について、「何号車にあるのか」という点で各路線ごとに一覧化。使用されている車両によって位置は全く異なる。
準備室とは、車内販売に使うワゴンに商品を補充したり、駅停車中のためなどで従業員が待機するスペースである。
始発駅を発車した直後、終点に到着する直前になると販売員はここにいることがほとんど。
新幹線の路線ごとの車内販売の準備室の場所
路線 | 種別 | 車内販売の準備室の場所 |
東海道新幹線 | のぞみ/ひかり | 11号車(16両編成) |
山陽新幹線 | のぞみ/ひかり みずほ/さくら |
11号車(16両編成) 7号車(8両編成) |
九州新幹線 | ー | ー |
東北新幹線 | はやぶさ/はやて | 5号車(10両編成) |
秋田新幹線 | こまち | 12号車(7両編成) |
山形新幹線 | つばさ | 12号車(7両編成) |
北海道新幹線 | ー | ー |
上越新幹線 | とき | 5号車(10両編成)、7号車(12両編成) |
北陸新幹線 | かがやき/はくたか | 7号車(12両編成) |
車内販売の準備室がある場所は、基本的に中間あたりの号車になることが多い。
これは、端部の車両まで販売員がまんべんなく行きやすくするためである。
東海道・山陽新幹線
東海道新幹線および山陽新幹線では、16両編成で運転される列車はすべて11号車、8両編成で運転される列車は7号車にそれぞれ車内販売の準備室がある。
東京~新大阪間ではのぞみ・ひかりで実施されている。
新大阪~博多間ではのぞみ・ひかり(一部のみ)・みずほ・さくらにて車内販売が実施されている。
いずれもこだま号では全区間を通して一切車内販売が行われていない。
みずほ・さくらでも九州新幹線の区間に当たる博多~鹿児島中央間では車内販売は完全に廃止されたため回ってこない。
東北・秋田・山形新幹線
東北新幹線と山形新幹線・秋田新幹線では、はやぶさ・はやて・こまち・つばさにて車内販売が実施されている。
はやぶさ+こまち、やまびこ+つばさはいずれも連結されて運転され、17両編成となっている。
はやぶさ号側は5号車、こまち側は12号車にそれぞれ車内販売の準備室がある。
つばさ号も単独7両編成の12号車に車内販売の準備室がある。ただ、やまびこでは車内販売が廃止されたことで準備室はあってもサービス無しとなっている。
なお、北海道新幹線の全線、はやぶさ号の盛岡以北、秋田新幹線の盛岡以西では車内販売は無しとなっている。
上越・北陸新幹線
上越新幹線はとき号でのみ車内販売が実施されている。12両編成の場合は7号車、10両編成の場合は5号車に車内販売の準備室がある。
たにがわ号はすべて車内販売が行われていない。
北陸新幹線はすべて12両編成の車両で運転され、車内販売の準備室は7号車にある。
JR東日本・JR西日本のいずれの所属の車両でも車内販売の準備室の場所は同じである。
かがやき・はくたかで車内販売が行われている一方、あさま・つるぎでは無し。
各路線ごとの車内販売の事情
路線 | 内容 |
東海道新幹線 | 車内販売がやって来る時間 のぞみ/ひかりでも廃止の可能性とは、こだま廃止について |
山陽新幹線 | 車内販売がやって来る時間 |
九州新幹線 | 全列車廃止とその理由 |
北海道新幹線 | 全列車廃止とその理由 |
東北・秋田・山形新幹線 | 種別・区間ごとの車内販売の有無 やまびこ/なすので廃止の理由 <山形新幹線>区間ごとの有無と来る時間 <秋田新幹線>区間ごとの車内販売の有無 |
上越新幹線 | 種別・区間ごとの車内販売の有無 |
北陸新幹線 | 種別・区間ごとの車内販売の有無 |