武蔵野線のしもうさ号の混雑状況を時間帯および区間ごとに平日・土日祝それぞれ調査してみた。
通常の普通列車と比べると1日に数本しかないため混みやすい。
大宮駅発着の便で八王子駅または府中本町駅とを行き来する列車がしもうさ号。
平日のしもうさ号の混雑状況
平日のしもうさ号では、大宮～越谷レイクタウン間の利用のために乗る乗客が目立つ。
通常のルートでは、京浜東北線の南浦和駅にて大宮駅方面と武蔵野線を乗り換える必要がある。
しもうさ号は武蔵野線の西船橋方面と大宮駅をそれぞれ直通することで乗り換えがない。
利便性が高いことで、この区間が最も混雑する。
参照：武蔵野線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯・区間ごとに調査！
西船橋・新習志野・海浜幕張方面
| 区間 | 朝 | 夕方・夜 |
|---|---|---|
| 大宮～武蔵浦和 | ★★★ | ★★★★ |
| 武蔵浦和～南浦和 | ★★★ | ★★★★ |
| 南浦和～東浦和 | ★★★ | ★★★★★ |
| 東浦和～東川口 | ★★★ | ★★★★ |
| 東川口～南越谷 | ★★★ | ★★★ |
| 南越谷～越谷レイクタウン | ★★★★ | ★★★ |
| 越谷レイクタウン～吉川 | ★ | ★★★ |
| 吉川～吉川美南 | ★★ | ★★ |
| 吉川美南～新三郷 | ★★ | ★★ |
| 新三郷～三郷 | ★★ | ★★ |
| 三郷～南流山 | ★★★ | ★★★ |
| 南流山～新松戸 | ★★★★ | ★★★ |
| 新松戸～新八柱 | ★★ | ★★★★ |
| 新八柱～東松戸 | ★★★ | ★★★★ |
| 東松戸～市川大野 | ★★★ | ★★★ |
| 市川大野～船橋法典 | ★★★★ | ★★ |
| 船橋法典～西船橋 | ★★★★ | ★★ |
| 西船橋～南船橋 | ★★★★ | ★★★★ |
| 南船橋～新習志野 | ★★★ | ★★★ |
| 新習志野～海浜幕張 | ★★★ | ー |
| ※海浜幕張行、新習志野行、西船橋行がある。 | ||
朝は始発駅の大宮駅の時点ではそれほど満員電車ではない。比較すると、武蔵野線内の区間の方が混み合っている。
しもうさ号単独で考えれば、乗客が触れ合うレベルにはならない。全員が座れるレベルではないが、ドア付近でも空間には余裕がある。
最初に大量に降りていくのは南越谷駅、越谷レイクタウン駅で最初にまとまった数が降りていく。東武スカイツリーラインへ乗り換える人、イオンレイクタウンへ向かう人が降りていく。
一方で京葉線区間に近づくと再び混雑が激しくなってくる。
夕方は大宮駅の時点でやや混雑する。朝よりも乗客は多い。それでも都心ならではの「満員電車」にはならない。
ただ、途中駅である南浦和駅からは乗り継ぎ客が乗ってくるため、混雑が激化する。南浦和→東浦和間が最混雑区間。
ところで、大宮駅発着で武蔵野線を経由して反対の府中本町方面へ行き来する「むさしの号」もある。
こちらはしもうさ号に比べると混雑が激しい。狙って乗る人も結構多い。
大宮方面
| 区間 | 朝 | 夕方・夜 |
|---|---|---|
| 海浜幕張～新習志野 | ー | ー |
| 新習志野～南船橋 | ★ | ★★ |
| 南船橋～西船橋 | ★★★ | ★★★★ |
| 西船橋～船橋法典 | ★★★ | ★★★★★ |
| 船橋法典～市川大野 | ★★★ | ★★★★★ |
| 市川大野～東松戸 | ★★ | ★★★★ |
| 東松戸～新八柱 | ★★★ | ★★★ |
| 新八柱～新松戸 | ★★★★ | ★★★ |
| 新松戸～南流山 | ★★★ | ★★★★★ |
| 南流山～三郷 | ★★★ | ★★★★ |
| 三郷～新三郷 | ★★★ | ★★★ |
| 新三郷～吉川美南 | ★★★ | ★★★ |
| 吉川美南～吉川 | ★★★ | ★★★ |
| 吉川～越谷レイクタウン | ★★★★ | ★★ |
| 越谷レイクタウン～南越谷 | ★★★★ | ★★ |
| 南越谷～東川口 | ★★★★ | ★★★ |
| 東川口～東浦和 | ★★★★★ | ★★★ |
| 東浦和～南浦和 | ★★★★★ | ★★★ |
| 南浦和～武蔵浦和 | ★★★ | ★★ |
| 武蔵浦和～大宮 | ★★★ | ★★ |
| ※全列車大宮行 | ||
大宮行のしもうさ号も、大宮駅到着列車はそれほど混み合っていない。
最混雑区間は、朝の時間帯では東浦和→南浦和、夕方・夜は西船橋→船橋法典、新松戸→三郷の区間。
しもうさ号と通常の武蔵野線の電車との混雑差はほとんどない。
土日祝のしもうさ号の混雑状況
土日祝の場合、しもうさ号の混雑は平日よりは最大乗車率で緩やかである一方、長い区間にわたって利用する人が多くみられる。
京葉線内から大宮駅まで通しで乗る人が多い印象。
さいたま市と千葉方面を行き来する人がしもうさ号を利用する傾向。
西船橋・新習志野・海浜幕張方面
| 区間 | 朝 | 夕方・夜 |
|---|---|---|
| 大宮～武蔵浦和 | ★★★★ | ★★★ |
| 武蔵浦和～南浦和 | ★★★★ | ★★★ |
| 南浦和～東浦和 | ★★★★ | ★★★★ |
| 東浦和～東川口 | ★★★★ | ★★★★ |
| 東川口～南越谷 | ★★★★ | ★★★ |
| 南越谷～越谷レイクタウン | ★★★★ | ★★★ |
| 越谷レイクタウン～吉川 | ★★ | ★★★ |
| 吉川～吉川美南 | ★★★ | ★★ |
| 吉川美南～新三郷 | ★★★ | ★★ |
| 新三郷～三郷 | ★★★ | ★★ |
| 三郷～南流山 | ★★★★ | ★★★ |
| 南流山～新松戸 | ★★★★ | ★★★ |
| 新松戸～新八柱 | ★★ | ★★★★ |
| 新八柱～東松戸 | ★★ | ★★★★ |
| 東松戸～市川大野 | ★★★ | ★★★ |
| 市川大野～船橋法典 | ★★★ | ★★ |
| 船橋法典～西船橋 | ★★★★ | ★★ |
| 西船橋～南船橋 | ★★★★ | ★★★★ |
| 南船橋～新習志野 | ★★★ | ★★★ |
| 新習志野～海浜幕張 | ★★★ | ー |
| ※海浜幕張行、新習志野行、西船橋行がある。 | ||
土日祝も朝は始発駅の大宮駅の時点ですでに満員電車。立ち客の方が圧倒的に多い状態になりやすい。
リュックを背負って乗ることはギリギリできるレベルのことが多い。
越谷レイクタウン駅が最寄のイオンレイクタウンへ向かう人が多くみられる。
それ以外にも、武蔵野線の区間のみを利用する人が少なくない。
夕方・夜は朝よりは空いている。大宮駅の時点だと座っている人の方が多いことが目立つ。
大宮方面
| 区間 | 朝 | 夕方・夜 |
|---|---|---|
| 海浜幕張～新習志野 | ー | ー |
| 新習志野～南船橋 | ★ | ★★★ |
| 南船橋～西船橋 | ★★★ | ★★★ |
| 西船橋～船橋法典 | ★★★ | ★★★★ |
| 船橋法典～市川大野 | ★★★ | ★★★★ |
| 市川大野～東松戸 | ★★ | ★★★ |
| 東松戸～新八柱 | ★★★ | ★★ |
| 新八柱～新松戸 | ★★★★ | ★★ |
| 新松戸～南流山 | ★★★ | ★★★★ |
| 南流山～三郷 | ★★★ | ★★★★ |
| 三郷～新三郷 | ★★★ | ★★★ |
| 新三郷～吉川美南 | ★★ | ★★★ |
| 吉川美南～吉川 | ★★ | ★★★ |
| 吉川～越谷レイクタウン | ★★ | ★★ |
| 越谷レイクタウン～南越谷 | ★★★ | ★★ |
| 南越谷～東川口 | ★★★ | ★★★ |
| 東川口～東浦和 | ★★★ | ★★★ |
| 東浦和～南浦和 | ★★★ | ★★★ |
| 南浦和～武蔵浦和 | ★★ | ★★ |
| 武蔵浦和～大宮 | ★★ | ★★ |
| ※全列車大宮行 | ||
大宮行のしもうさ号では、朝も夕方・夜も特段の混雑が見られない。
西船橋駅、新松戸駅、南浦和駅にて大量の乗客の入れ替えが起こる。
武蔵浦和～大宮間の区間では埼京線などの手段があることもあって、しもうさ号で大宮駅まで行く人はあまりいない。
新松戸～南浦和間のみをしもうさ号で移動する人も結構見られる。
混雑差は同じく武蔵野線の電車との差は見られない。しもうさ号を狙って乗車する人も少数派にとどまる。
他の路線の混雑状況
| 接続駅 | 路線 |
| 大宮 | 宇都宮線、高崎線（上野東京ライン／湘南新宿ライン）
京浜東北線、埼京線、川越線、東武アーバンパークライン、ニューシャトル |
| 東川口 | 埼玉高速鉄道線 |
| 南越谷 | 東武スカイツリーライン（新越谷駅） |
| 南流山 | つくばエクスプレス |
| 新松戸 | 常磐緩行線（常磐線快速は接続無し） |
| 新八柱 | 新京成電鉄線（八柱駅） |
| 東松戸 | 北総鉄道線（成田スカイアクセス線） |
| 西船橋 | 中央総武緩行線、東西線、東葉高速鉄道線 |
| ＜京葉線へ直通＞ | |
上記では武蔵野線しもうさ号が接続する路線の混み具合について。朝ラッシュを中心に解説。
