コストコの北海道2店舗目の出店計画の全容! 実現性を考察

コストコ

コストコの北海道内の2店舗目の出店計画が存在する。具体的な候補地は石狩市・旭川市・江別市・札幌市手稲区の4つ。

基本的には札幌都市圏または旭川都市圏のどちらか。

最も実現の可能性が大きいのは石狩市内。


コストコ出店条件を満たす

コストコ出店条件 札幌都市圏 旭川都市圏
半径10km=人口50万人以上 人口=236万人 人口=38万人

(単独では不十分)

車のアクセスの良い物件 余裕でクリア クリア
敷地面積=10,000坪以上 石狩湾新港が有力 あり

>>【地区別】全国のコストコの出店計画の一覧! 候補地を調査

すでにコストコが出店されている地域を見ると、人口が多くて近くに高速道路があって車での交通アクセスが良いところに立地している。

札幌市周辺や旭川市周辺も高速道路網があるため、交通アクセスの利便性では特に問題はない。

いずれもコストコが出店するのを始めから拒む合理的な理由は見つからない。

「北海道は田舎だからコストコはできないから札幌倉庫店1つで十分」という意見もみられるが、これはあくまでも東京目線。

札幌倉庫店は札幌市清田区と南西部にあるため、北部・西部の人たちには行きづらい場所。

各候補地

コストコの候補地

次に、各候補地の可能性と有力な理由について解説。

立地する地域の人口規模、高速道路またはそれに準ずるバイパス道路の存在、広い敷地面積を確保できるかどうかの面から考察。

石狩市

北海道内のコストコ2店舗目で最も有力なのが石狩市。

ピンポイントで言うと、石狩湾新港南2丁目地区が住所。

今回、コストコ2号店の出店候補地になっている石狩湾新港南2丁目地区は、国道337号線と国道231号線が交差するジャンクション近くで、周辺にはパチンコ店の「ダイナム石狩店」や競輪・オートレース・JRA・地方競馬の複合型場外券売り場「サテライト石狩」がある。また出店候補地の向かいには、20年3月開業予定の「スーパーホテル石狩」(仮称)がオープン準備を進めている。さらに、イオン北海道(本社・札幌市白石区)が惣菜などを生産する「石狩プロセスセンター」の建設も近接地に予定されている。

引用:リアルエコノミー「「コストコ」北海道2号店、石狩湾新港南地区が候補地に」2019/12/13 掲載

この付近は海に近い部分であるが、建設ラッシュが進んでいるところ。

イオンやIKEA、その他ショッピングモールが進出が計画されている地区でもある。

札幌市内からも車でおおむね30~60分程度の立地で、交通の便の良さという条件も満たす。

完全に札幌都市圏のため、人口に関する条件もおおむねは満たす。

「敷地面積=10,000坪以上」もクリアし、大きな店舗と駐車場を建設できる用地も今のところ問題はない。

江別市内

江別市内もコストコの候補地となっていた。

こちらは2015年内に浮上した情報。

具体的には、江別市大麻の道央道江別西インターチェンジの近く。ジョイフルエーケーやIKEAも同じく出店を検討。

条件も札幌都市圏に立地するため、人口の多さ・道路網の利便性をクリアする。

札幌市手稲区

札幌市西区・手稲区のどちらかに出店するのではないかという意見もよく見られる。

ただし、正式な動きは見られない。

人口規模は確かに条件クリアではあるが、広大な土地が見当たらない。

よって、石狩市の方が実現性が高い。

旭川市内

札幌都市圏には唯一入らないのが旭川市周辺。

旭川都市圏の人口は約38万人。半径10km以内に人口50万人という条件を大きく下回る。

コストコ出店が実現する可能性として最も低いと言わざるを得ない。

ただ、北海道内にて3店舗目を作るとなると、旭川都市圏が次の選択肢になる。

土地の面でも「敷地面積=10,000坪以上」という条件を満たさない土地の制約もない。

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駐車場について コストコの駐車場の有料/無料は各店舗で異なります

上記ではコストコの出店計画から時間帯ごとの混み具合などの事情について解説。