あさま号の自由席の車両の場所! 何号車になる?

あさま号の自由席

北陸新幹線あさま号の自由席の場所はE7系およびW7系ともに基本的に1~5号車の5両分。

6号車以降は指定席・グリーン車・グランクラス車となっている。はくたか号に比べると1両分自由席が多い。

各駅停車の種別であり、運転区間が東京~長野(旧長野新幹線の部分)で短いことから、自由席でも満席になることは少なく、比較的空いている。


車両型式ごとの自由席の場所

車両型式 自由席の場所
E7系(12両編成) 1-5号車
W7系(12両編成) 1-5号車
※運転日などによって変動する場合あり。
※一部列車は普通車全車自由席。

あさま号はE7系・W7系のいずれかが運用に充てられている。

車両の見た目はどちらも同じであるが、自由席の場所(号車)についても双方での違いは特になく、1~5号車が自由席に設定されている。

一部の列車では5号車が指定席になったり、6号車以降の指定席も自由席になる列車があるが、原則は1~5号車。

>>【新幹線】あさま号の自由席・指定席の混雑状況を時間帯ごとに調査

ところで、同じ北陸新幹線でもはくたか号では自由席は1~4号車に設定されている。

あさま号の場合は5号車も自由席のため、はくたか号よりもやや多めに設定されているのがわかる。近距離利用者が中心で指定席の需要が少ないことが背景。

E7系/W7系(12両編成)

E7系・W7系(12両編成)の自由席の場所

E7系・W7系12両編成あさま号の自由席は1~5号車の5両分。

残りの車両はすべて普通車指定席もしくはグリーン車指定席、グランクラス指定席となっている。

全体の内訳は、1~5号車が普通車自由席、6~10号車が普通車指定席、11号車がグリーン車、12号車がグランクラス車。

ただし、繁忙期を中心に4号車が指定席に切り替わることもある。この場合だと自由席は1~4号車のみになり、車両数が少なくなる。

逆にダイヤ乱れ時などでは6~10号車も自由席に切り替わることがある。

E7系とW7系の違いは車両を所有する鉄道事業者がJR東日本かJR西日本かの違い。

E7系はJR東日本が所有する車両。W7系はJR西日本が所有する車両。「E」がEastの略、「W」がWestの略。

ただし、あさま号は東京~長野の区間運転でJR東日本のエリアのみを走ることから、ほとんどはE7系が割り当てられている。

混雑状況について

あさま号の混雑状況

北陸新幹線の中でも、あさま号は各駅停車の種別のため、全体的に乗車率は低い。

はくたか号は東京~金沢を通しで走ることから乗車率が高いものの、あさま号は東京~長野の区間運転にとどまる。

自由席の混雑状況でも、あさま号の方がはくたか号よりも空いている。

参照:新幹線・特急の自由席で90%確実に座る方法を考察

行楽シーズンを除いては基本的にあさま号の自由席には空席が残る。窓側の座席こそは埋まっていても、通路側は空いていることがほとんど。

下り列車でも、上野駅や大宮駅からの乗車でも座れる。上り列車でも合、軽井沢駅~高崎駅の各駅からの乗車でも座れる。

号車別では、最も空いている1,2,5号車は比較的空いている一方、3,4号車は混雑しやすい傾向が見られる。

他の新幹線の路線/種別ごとの自由席の場所

路線 種別(列車名)
東海道新幹線

山陽新幹線

九州新幹線

のぞみ
ひかり
こだま
みずほ
さくら
つばめ
東北新幹線 やまびこ
なすの
上越新幹線 とき
たにがわ
北陸新幹線 はくたか
あさま
<全車指定席列車>
東北・北海道・秋田新幹線|はやぶさこまち
北陸新幹線|かがやき

全国の新幹線の自由席の車両は何号車になるのか。各路線および列車名ごとに解説。

なお、全車指定席の列車は例外なく自由席が一切存在しない。


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