阪急京都線、どうして遅延が多いのか!? 何が原因となっている?

阪急京都線は遅延が多いということでよく知られている。電車が運転見合わせになる頻度が高い。5分くらい遅れることもかなりの確率で生じる。人身事故も他の路線と比べて多い傾向にある。




関西の私鉄の中でも阪急京都線の遅延率は高い。同じ阪急電鉄である神戸線や宝塚線と比較しても京都線の定時運行率は低いのが印象的である。

どうして、ここだけ電車が頻繁に遅れてしまうのか。そんな乗客にとって都合の悪い結果となる原因が存在する。

淡路駅の平面交差で遅れる

阪急京都線の淡路駅

出典:twitter.com/katzencafe/status/764795519981850624

電車が5分程度遅れる最大の原因は、淡路駅における千里線との平面交差である。淡路駅では東西を走る京都線と南北に走る千里線が上下線ともに平面で交差している。

複雑な配線となっていることもあって、信号待ちで時刻表通りに駅に入線できなかったり、発車できなかったりする。

基本的には京都線の電車が優先して淡路駅を発着する方針となっているが、それでも千里線の電車がポイント通過中に京都線の電車が接近して定時運行が難しくなることがしばしばある。

この淡路駅における平面交差が阪急京都線の慢性的な遅延の原因となっている。

特急・準急・各駅停車に関係なく遅れやすい環境となっているために、これがない神戸線や宝塚線よりも遅れやすいというわけだ。

淡路駅で交差する阪急千里線と地下鉄堺筋線

現在はこうした慢性的な遅延の原因となっている平面交差を解消させるために淡路駅の高架化・立体化が進められている。

線路は上下線でそれぞれ2段になる予定であり、上側が下り専用、下側が上り専用となる。完成するのは2024年頃と発表されている。

これが完成すれば、上下線がともに平面交差して信号待ちで入線・発車できないという頻度が大幅に減る。慢性的な遅延が解消される見通しだ。



幹線道路と踏切で交差する箇所が多い

また、阪急京都線の場合は主要な道路と踏切で交差している箇所が複数ある。十三~茨木市駅間では交通量が多い道路とも平面で交差している関係から踏切で接している箇所が多い。

交通量が多い道路と交差する踏切が多ければ、それだけ何らかのトラブルが起きる可能性が必然的に高くなる。車が線路内で立ち往生するケースも少なくない。

人身事故がしばしば起きる阪急京都線では、実際に踏切内での事故が多い傾向にある。

これは、主要な道路と踏切で交差する箇所が少ない神戸線や宝塚線と比べると明らかに多い。

駅ホームからでの転落事故、あるいは飛び込み自殺というケースはそう多くはない。

一度人身事故が起きてしまうと列車は運転見合わせとなる。運行再開までには少なくない時間が必要となる。

その結果、ダイヤが大幅に乱れてしまい、多大な乗客に悪い影響が出るのは避けられない。

この点に関しては、連続立体交差事業や主要な道路の立体化を行わない限りは永遠に根本的に解消されない問題であるのは間違いない。

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阪急京都線、どうして遅延が多いのか!? 何が原因となっている?” への2件のコメント

  1. うーん、阪急京都線と宝塚線を通勤で利用していますが、宝塚線に比べて京都線がそれほど遅延が多い印象は無いですね。といっても、並行するJR西日本の遅延が深刻なので、相対的にそう感じているのかもしれません。
    何か統計的に、遅延が多い様な資料があれば、教えてもらいたいなって思います。

    • 八尾直也様
      こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      確かにJR西日本(京都線)と比べると、阪急各線の遅延は少ないです。
      ただ、阪急宝塚線と比べると電車に遅れが生じていることが多い感じがします。
      運行情報に載るほどのダイヤの乱れとまではいかなくても、2,3分の遅延が頻発しています。
      統計的にはそう多くはないですが、分単位まで正確な完全な定時運行が少ないようです。

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