昭和電工の平均年収は約800万円！ 賞与は年間6ヶ月分

昭和電工の平均年収は約800万円。過去7年間では700万円台から800万円台ほどで推移。賞与は平均すると年間6ヶ月分。

個人評価と会社業績によって支給額が決定。計算式は、基本ベース＋会社業績＋部門業績＋個人評価で決定。とはいえ、どんなに低くても4.5ヶ月分には達する模様。

全体としては化学メーカーの中では高い方に分類。日本国内の上場企業でも高い方。

公式の平均年収は815万円

昭和電工の従業員の平均年収は「有価証券報告書」にて公表されていて、2019年度では815万円という金額が出ている。

過去7年間ではいずれも600～800万円ほどの範囲で推移。ここ最近は横ばいの傾向。

これには基本給・賞与・各種手当（家族手当・住宅手当・都市手当・通勤手当）などすべてが含まれている。

事務系・技術系いずれの職種で基本給等に違いはあるものの、会社全体では年収が平均800円程度。

賞与は約6ヶ月分

昭和電工の賞与は年間6ヶ月分

昭和電工のボーナスは年間で約6ヶ月分が支給される。

大手化学メーカーでは5ヶ月分以上が支給される会社が多いが、昭和電工もその例外ではない。他社と比較して、この点で大きな違いはない。

ただし、賞与は会社業績、部門業績、そして個人評価が考慮される。評価が悪い部署に所属している社員、あるいは個人評価がよろしくない社員だと賞与が低めとなってしまう。

賞与の基準となる要素は下記の通り。

• 基本ベース（3ヶ月分）
• 会社業績
• 部門業績
• 個人評価

なお、どんな社員でも最低4.5ヶ月分程度は支給される模様。これよりもさらに低い金額になるということはほとんどないだろう。

とはいえ、機械製品の製造業のように「〇ヶ月分」に完全固定されているわけではない。

勤続年数ごとの年収

昭和電工の勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。

• 新卒採用3年目：500万円
• 5年目：650万円
• 7年目：750万円
• 10年目：800万円
• 15年目：900万円
• 20年目：1,000万円

大卒・院卒の「総合職」の社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。

定期昇給は年1回、個人評価（上司による判定）と組織評価で昇給幅が決定。

とはいえ、年功序列の要素もそれなりに大きい模様。基本的に年齢が上がるにつれて昇給され、前年比でダウンすることはそうそうない。

なお、有価証券報告書で記載されている平均年収約800万円という金額は、ある程度の役職にならないと実現しない。新卒採用の場合、入社10年以内に到達するのはまず無理だろう。

年齢ごとの年収の目安

昭和電工では院卒・大卒・高卒を採用する。新卒採用の場合は技術系と事務系で分かれて選考が実施されるが、給料体系は同じ。

高卒は主に製造現場が中心。基本給が少なく、さらに出世も遅めのため、平均年収は下がる。

院卒・大卒（事務系・技術系）

昭和電工の大卒・院卒向けの総合職（事務系・技術系）の平均年収は900万円と推定。

年齢ごとの目安は下記の通り。

20代は400～600万円、30代は600～1,000万円、40代及び50代は700～1,500万円になるだろう。

ただし、技術系として採用される理系の大学院卒を対象とする職種のため、平均年収の金額は文系で学部卒が中心の文系よりも高く出る。

いずれも理系の学部学科を出た人を対象としていることもあって、入社人員の多くは修士了以上。

一方、営業を中心とした事務系は文系が中心で、学部卒がほとんど。学部卒と院卒では基本給が異なるため、平均年間給与は理系の方が高く出る。

特に学部卒と大学院博士課程修了の人では、そもそものベースとなる基本給の金額が大きく異なる。平均年収の差はこれだけでも相当違う。

製造現場（高卒）

高卒採用が中心の製造現場の年齢別年収の目安は上記の通り。全体の平均年間給与は650万円程度と推定。

それでも、世の中全体としては決して低い給料水準ではなく、職場が大手企業ということで世間一般の大卒並みにはなる。

20代で400万円台前半、30代で500～750万円、40代で700～800万円台、50代で800～900万円が平均的な社員の年収。

最終学歴（大卒・院卒）ごとの年収の差

昭和電工の最終学歴ごとの平均年収は、院卒（博士了）が1,000万円、院卒（修士了）が850万円、大卒（学部卒）が800万円。高卒は650万円と推定。

あくまでも個人的な私見ではあるが、平均年収の金額から、このような金額になると思われる。

最終学歴だけで初任給が大きく異なる。賞与も基本給を基に計算されるため、それぞれで差が出る。

次に初任給について。入社直後の基本給は最終学歴によって差が見られる。

本当の基本給に対する初任給に限ってみれば、昭和電工は一般的な企業と大差ない。化学メーカーの中でもほとんど同じ。

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