改札入場後にもう一度外に出るのは不可! ただし例外あり

改札入場後の出場

鉄道の駅にて改札入場後にもう一度外に出ることは原則として認められていない。そのまま出場することは不可。

これはJR・私鉄・地下鉄のいずれも共通。交通系ICカード、磁気きっぷの乗車券のいずれも一旦改札内に入ったら出られない。

ただし、例外的な事項もある。「やむを得ない理由」がある場合だと認められるケースがある。


改札入場後はもう出られない

◎入場後にもう一度外に出ようとすると

  • 磁気きっぷ:自動改札機にきっぷを通すとエラーに
  • ICカード:自動改札機にタッチするとエラーに

→いずれも出ることは認められていない

鉄道の駅にて改札内へ入場することは旅行開始を意味する。

電車にまだ乗っていない場合でも、形式的には電車に乗り始めることと同じ意味合いになる。

空港でいうと、改札入場は保安検査場通過と同じような感じだ。

磁気きっぷの場合

磁気きっぷ

磁気きっぷの乗車券、回数券にて改札入場後にもう一度外に出ようとして自動改札機に通すとエラーが発生する。

改札機に切符本体が回収されることはないものの、「係員のいる窓口までお越しください」という音声が流れてしまう。

そのままの流れで改札の外へ出ることはできない。

JRの長距離乗車券のように途中下車ができるきっぷでも、乗車駅での一時出場は一切できない。

ICカードの場合

ICカードでの改札入場

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードでも、入場後にもう一度外に出ようとして改札タッチするとエラーが発生する。

「ピッ」と鳴ってそのまま外で出られることはない。

この規定は全国のJR・私鉄・地下鉄のいずれにも共通する。

どうしてももう一度出たい時は?

改札入場後に一旦外へ出たい場合は、入場料を支払えば無条件で外に出られる。

JR・私鉄・地下鉄ともに入場料は初乗り運賃であるところがほとんど。JR線は地域によって異なり、130~170円の範囲の料金に設定されている。

なお、磁気きっぷで入場後に再度出場してその後もう一度入場する場合は、有人改札から改札内へ入ることとなる。

すでにきっぷ自体には入場記録が付いているためだ。

入場料は有人改札口にて現金で支払うこととなる。

各駅によって対応は異なる

ただし、形式的には改札の一時出場には入場料が必要となっていても、実際のところは各駅の駅係員によるところが大きい。

大都市部の駅ではほぼ100%入場料が請求される。これを支払わないと外には出してくれない。

JR・私鉄問わず完全に旅客営業規則に沿った対応となると考えてよい。

一方の地方部の小さな駅では入場料が請求されないこともある。

「ちょっとコンビニに行きたい」などの理由で改札の外へ出ることが暗黙の了解となっている駅もあるようだ。

駅員がそもそもいない無人駅はそもそもこれに該当しやすい。

例外事項

例外事項は存在する。

以下の要件を満たす場合は、入場料なしで改札内へ入った後でも外に出ることができる。

  • 運転見合わせ
  • 大規模な遅延
  • その他、やむを得ないと駅係員が判断した場合

まず、電車が止まった場合(運転見合わせ)ではそもそも改札内にいても電車に乗ることができないため、改札の外へ出場することができる。

大規模な遅延でもまた、何時間にもわたって電車が来ないため、同じく改札の外へ出ることができる。

どちらも無料で出場することができ、同じきっぷで再入場ができる。

その他のやむを得ないと駅係員が判断した場合もまた、改札の外へ出ることができる。

例えば、具合が悪くなった場合などの急病時が挙げられる。

改札の外へ出ないとどうしようもないと駅係員が判断した場合には、入場料なしで出場できる。

定期券は定期区間内ならいつでも出られる

定期券

ところで、定期券で定期区間内の駅の場合は乗車券などとはまったく事情が異なる。

定期券は1回のみの乗車ではなく定期契約という形のため、同一駅にて一旦改札内へ入場した後でも出場できる。

磁気定期券であれば自動改札機を通すだけで通過できる。

SuicaやPASMOなどの交通系ICカード定期券の場合も、改札にタッチするだけで通過できる。

ICカードでもチャージされてある入金残高がこれによって徴収されることはない。

一方で、ICカード定期券でも区間外だと入場後が出場できない。あくまでも定期区間内のみである。