【都営浅草線】毎日のように遅延しているが、原因はどこにある?

都営浅草線の遅延が発生する頻度はかなり大きい。運行情報の掲示板には毎日のように路線名が表示される。どんな理由があるためにこのように定時運行率が低いのか。

都営地下鉄の中で一番最初に開業したのが浅草線である。西馬込駅から押上駅にかけて伸びている路線であり、新橋駅や日本橋駅といった東京都心の中心部を走るのも特徴だ。重要な地下鉄路線であるのは間違いない。

また、都営浅草線は京成・京急・北総鉄道とも相互直通運転を行っている。押上駅からはほぼすべての電車が京成押上線に入る。泉岳寺駅からは大半が京急線に直通する。京成側では高砂から北総線に入るものもあり、京急側では三浦半島方面に行く電車と羽田空港に向かう電車がある。

都営地下鉄

出典:東京都交通局

京成と京急を結ぶ役割があるのはその間に入っている都営浅草線である。これらの鉄道会社にとっては不可欠な路線であるのだが、遅延発生率が非常に高いのが欠点であるといえる。

直通先が遅れるため!

都営浅草線に遅延が生じる理由は地下鉄区間に原因がある場合もある。しかし、ほとんどは直通先でのトラブルによって電車が遅れる。

中でも乗り入れ先の京急線内でトラブルが発生するケースが多い。京急は全線に渡って複線である一方、運行本数は非常に多い。朝ラッシュの7時台では最大で22本の本数がある。日中の時間帯でも18~20本くらいは走っている。

常に過密状態であるため、走っている電車が1つでも遅れると後続に影響が出てしまう。途中駅での乗降時間が長引いたくらいでも遅延の原因となる。

上りの場合、品川止まりの電車が多いが、京急線内でどれかの電車が遅れれば、それに連動して都営浅草線へ直通する電車も遅れる。そして、京急線内を走行する複数の電車が同時に問題が出れば、都営浅草線においてもダイヤが乱れる。その時間は10分以上となるケースも多数ある。

また、京成側で何かしらの原因で遅延が発生しても、それと連動して都営浅草線の電車も延発する理由となる。京成押上線には何のトラブルもなくても京成本線で事故や信号設備の故障が生じると、都営浅草線にも悪影響が出る。

直通先で運転見合わせが発生した場合、都営浅草線との直通運転は中止されるため、その時は浅草線内で折り返し運転に切り替わる。電車が完全にストップするケースはあまり多くはないが、それでも分単位で正確に列車が到着する可能性は低いのが現状。

都営浅草線でも運転見合わせになることも

都営浅草線の中でトラブルが生じることで運転見合わせになることもゼロではない。人身事故や信号トラブルのために電車が止まるケースもよくある。

都営浅草線の駅ホームにはホームドアがほとんど設置されていないため、線路へ転落する人は後を絶えない。事故には至らなくても転落者が出たということで非常ボタンが押されてストップする事例もある。

すべての駅にホームドアが設置されている三田線や大江戸線にはない例である。何かと問題が出て列車の運行がスムーズにはいかないのは都営地下鉄の中では浅草線が最も重症であるのは誰もが感じることではないか。

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