都営大江戸線で遅延が多い原因を調査! 主要な理由は2つ

都営大江戸線

都営大江戸線で遅延が多い原因を調査。主要な理由は混雑による乗降時間の延長、駅数が多いことの2つ。

都営地下鉄の中では最も遅延の頻度が少ない路線で、三田線・新宿線・浅草線と比べるとダイヤの乱れは生じにくい。

とはいえ、小規模な遅れを中心に大江戸線でも起こる時は起こる。さらに、2,3分の遅れなら朝夕の通勤ラッシュを中心に頻発する。

最新の遅延情報に関しては公式ホームページにて。>


都営大江戸線の遅延の主な理由

遅延の原因 頻度 詳細な内容
駅数が多い ★★★★★ 全部で38駅も
混雑 ★★★★★ 乗降による停車時間の超過

参照:鉄道の遅延の原因とは!? よくある事例の一覧

都営大江戸線にて遅延の原因となる点は上記の2つ。

まずは混雑の影響。途中駅での乗車時間が長くかかって停車時間の超過が発生することもよくある。

本来の停車時間を超えて乗客の乗り降りがあると発車時刻を過ぎてしまい、これが数駅続くと5分以上の遅れにつながることはよくあるパターン。

もう1つは駅数が多い点。

大江戸線は全部で38駅ある。これは地下鉄としてはかなり多い数で、すべて各駅停車のためどこかの駅での停車時間が長くなる等のトラブルがその数の分多くなる。

電車が遅れる主要な理由の1つに入る。

慢性的な混雑

朝ラッシュの大江戸線

混雑が原因での遅延の詳細

  • 都営大江戸線:中井→東中野の混雑率160%前後
  • 環状部での利用者数増加による停車時間の超過

>>都営大江戸線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯・区間ごとに調査!

まずは混雑による影響。朝ラッシュの都営大江戸線の遅れで最初に挙げられるのは利用者数そのものは多いことによる乗降時間の延長。

直接的には停車時間の超過だが、その根本は混雑によるもの。

乗降客数が多い駅では、その人数分電車の乗降に長い時間がかかる。さらにドア挟まりなどが多発しやすい環境下にあることを意味する。

環状部での利用者数の増加

大江戸線は朝ラッシュの混雑率は150~160%前後で推移している。ただ、これは中井→東中野の放射状の区間。

年々利用者数が増える傾向があり、特に都心の環状区間で混雑が激しくなる傾向が見られる。

最近だと月島・勝どき・汐留・大門・六本木などの環状部の駅での乗降による停車時間の超過が起きやすくなっている。

中でも臨海部では人口が増加傾向。

これにより、停車時間の超過が起きやすくなって小規模な遅れが生じやすくなる。

輸送力が小さい

大江戸線は東京の地下鉄の中でも輸送力が小さい。

車両数も1列車が 8両編成ということでやや短い上、車両のサイズそのものも小さい。

建設規格が低くく作られた理由は大深度にトンネルを掘る必要があったこととコスト削減のためだが、混雑には弱い。

立ち客を含めた乗車定員も中間車で100人。通常の路線では160人程度のため、1両当たりの輸送力は通常の3分の2にとどまる。

実質的に1本の電車の輸送力は他の路線の半分程度しかない。

通勤ラッシュを中心に本数こそは多いものの、利用者数を考えると輸送力が不足していると判断できる。

これが混雑の要因へとつながっていて、さらには遅延の原因になっているとも結論付けられる。

駅数が多い

駅数が多い大江戸線

都営地下鉄大江戸線
出典:twitter.com/miura84/status/980081066374438912

都営大江戸線の駅数は全部で38駅。

他の路線を見ると、ここまで多いところはない。

東京の地下鉄各路線の駅数
路線名 駅数(直通先は含まず)
都営大江戸線 38駅
都営浅草線 20駅
都営新宿線 21駅
都営三田線 27駅
銀座線 19駅
丸ノ内線 28駅
日比谷線 21駅
千代田線 20駅
東西線 23駅
有楽町線 24駅
半蔵門線 14駅
南北線 19駅
副都心線 16駅

都営地下鉄でも2番目に多い三田線でも27駅。大江戸線と同じく都心部を周回するような路線図の丸ノ内線でも28駅にとどまる。

大江戸線は他の路線の2倍近くまで多いのがわかる。

駅数が多いことで、途中の停車駅には何かのトラブルが生じるリスクがあがる。

  • 乗降時間の延長
  • ドア挟まり(乗客の身体・荷物)
  • 列車非常停止ボタンの作動(線路転落等)

乗客の乗り降りに時間がかかったことでの停車時間の超過から、身体や荷物のドア挟まりによる車両ドアの再開閉作業、または駅係員による対応、さらには線路への転落や列車との接触などによる列車非常停止ボタンの作動などが起こり得る。

途中の駅の数が多ければ多いほど、これらのトラブルが起こるリスクが上がる。


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