上越新幹線においては、指定席が満席になることはあるのか。それは、具体的にいつ頃の時間帯となるのか。混雑するのは東京~新潟間を走る「とき」だが、空席はそんなに少ないのか。
上越新幹線で運転されている種別は「とき」と「たにがわ」の2種類である、どちらにも自由席と指定席がある。
E2系で運転されている列車もMAXという文字が付くE4系で運転される列車も、指定席は4両分は設けられている。
ただ、上越新幹線では全体的に自由席の割合が大きい。自由席と指定席の比率は、グリーン車を除くと半々になっている。
E2系の10両編成で運転される場合は、1~5号車は自由席となるため、指定席の方が少ないことになる。
平日の朝夕のとき号は満席に
平日の朝と夕方の時間帯は出張で上越新幹線を使うビジネスマンが多くなる。出張客の多くは指定席を初めから選択するケースが多く、あえて自由席を使うという例は多くはない。
指定席の利用者が多くなる曜日・時間帯ということで、全体的な乗客数の多いとき号にて満席になりやすい。
発車直前だと、すでに空席がゼロとなっていて指定席特急券が買えないというケースも少なくない。
朝の時間帯は東京方面の上り列車が混雑する。夕方の16時以降の時間帯では、今度は下り列車が混雑する。通勤ラッシュと同じような流れとなっているが、実際に新幹線に乗っているのは通勤客ではない。
群馬県内や新潟県内の各地から東京へ出張で移動しているサラリーマンが多く見かけることには変わりなく、指定席が混雑する要因となっている。
なお、各駅停車型の「たにがわ」に関しては、指定席も自由席も満席になるほど混雑することは稀だ。特に平日では、空席が消えるほど乗車率が高くなることはまずないと考えてもいいだろう。
2本待てば指定席が空いている
指定席が満席で取れなかったからといって、1日を通して空席が少ない状態が続いているのかというと。そうではない。
あくまでも出発直前になって指定席が埋まってしまうという例が多い。本当に終日に渡って混雑が続くのは大型連休くらいであろう。
平日の場合は、前もって指定席を予約している人がそれほど多くはない。出張先で仕事が終わり時刻がわからないことも多いためだ。
出張客の多くは、実際に駅に着いてからみどりの窓口や券売機で切符を購入する。最も早い時間帯に出発する列車を選択するため、発車時刻直前の列車にだけ需要が殺到する傾向にある。
つまり、1、2本の列車を待てば指定席でも座席を簡単に確保できる。行きの場合は、どうしても時間に縛られるため、来た列車に何としてもならなければならないが、帰りはゆっくり時間を過ごすのもよいだろう。
また、越後湯沢駅以南の部分しか使わないのであれば、通過駅の多い「とき」を使わなず、「たにがわ」でゆっくり移動するという選択肢もおすすめできる。
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コンセント | 東海道・山陽新幹線、九州新幹線、東北新幹線、山形新幹線、上越新幹線 |
Wi-Fi | 東海道・山陽新幹線、九州新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線 |
最高速度 | 東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、九州新幹線、山形新幹線、北海道新幹線 |
列車種別の違い | 東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線 |
運賃 | 東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線 |