みずほ証券の平均年収は800万円と推定、賞与は4ヶ月分

みずほ証券の平均年収は約800万円と推定。職種別では、総合職（M職）が900～1,000万円、エリア総合職（A職）が650～700万円と算出。スタート特定型はM職に準ずる。

証券会社としては標準的な金額、高くも低くもない。メガバンクの「みずほ銀行」よりは平均値では若干高い金額。

ボーナスは約4ヶ月分（夏季2.2ヶ月分、冬季1.8ヶ月分）が支給される傾向だが、特に夏季賞与は業績連動型かつ個人評価が反映。営業成績や上司の評価等によって変動するため、一律ではない。

冬季賞与は一時金と扱われるため、基準内賃金をベースにした計算で、原則として一律〇ヶ月という計算。

年齢別では、特に総合職では35～40歳前後では年収1,000万円台に突入する社員が中心だが、これは全国型の職種に限られる。地域型は700万円前後にとどまる。

平均年収は800万円前後と算出

みずほ証券では給与に関する資料は公開されていない。そのため、ここでの年収は推定値ではある。

とはいえ、全従業員で換算すると低く見積もっても、平均年収は800万円前後になる。

これには基本給・賞与・各種手当（時間外勤務手当、通勤手当、単身赴任手当・単身赴任帰省手当）などすべてが含まれている。

大手証券会社だが、他社と比較しても大きな違いはないと考えられる。グループ会社であるみずほ銀行との比較では、みずほ証券の方が若干高め。

ボーナスは4ヶ月分

みずほ証券の賞与は年間4ヶ月分

みずほ証券のボーナスは全社員の平均では年間で4ヶ月分が目安。

一般的な証券会社およびその他金融業界と同じように、夏季賞与では業績連動型かつ個人評価が問われる。

冬季は1.8ヶ月分。こちらはは一時金と扱われるため、基準内賃金をベースにした計算で、原則として一律〇ヶ月という計算。毎年の業績によって基準は変動する。

一般的な並みの社員であれば、これらを合計すると年間で4ヶ月分ほどの支給になる。

入社3年後くらいまでは「年功序列」の傾向がかなり強く、どんな人でも賞与の支給額は横一列だが、それ以降は個人評価による実力主義へと変わっていく。

年齢ごとの年収の目安

みずほ証券も総合職（M職）、エリア総合職（A職）の2つの職種がある。

それぞれ雇用条件等は異なるため、平均年収でも大きな差ががある。

総合職（M職）

みずほ証券の総合職（M職）の平均年収は900～1,000万円程度と推定。年齢ごとの目安は下記の通り。

年齢別では、20代は400～600万円、30代は600～1,000万円、40代及び50代は700～1,500万円になるだろう。

住宅手当（家賃補助）も受けられるが、これも上記の年収に含まれる。

全国勤務型社員（総合職と広く知られている分野）ということで、名前の通り全国もしくは海外への転勤がある職種。

将来的な幹部候補というポジション。出世のスピードは早めで、20代のうちに大半の社員は役職が付く。

なお、下記の総合コース〈部門別採用〉も給料体系は総合職と同じ。

• グローバルインベストメントバンキングコース
• グローバルマーケッツコース
• リサーチコース
• IT・リスクマネジメントコース

通常の総合職との違いは、IT・リスクマネジメントコースを中心に数理能力、論理的思考力、語学力、IT知識や会計知識など、高い専門性が求められる点と、入社後の配属部署が採用時に決定する点。

年収ベースではほとんど違いはない。どちらも「M職」という扱われる。

エリア総合職（A職）

エリア総合職（A職）の平均年収は650～700万円と推定。年齢別の年収の目安は下記の通り。

20代で300～500万円、30代で500～800万円、40代及び50代で600～1,000万円が目安。

総合職（M職）との違いは、引っ越しが必要な異動があるかないか、上級管理職への登用の有無くらいに限られる。

転勤がない分、同じ「総合職」という名称が付くとはいえ、「M職」に比べると給料は確実に低い。

また、男女比では女性社員がほとんどなこともあってか、勤続年数が浅い人が多めな点も、平均年収を下げる要因。

同一の仕事内容でも転勤の有無と出世のスピードの違いによって年収ベースでは大きな違いが埋まれる。

最終学歴（大卒・院卒）ごとの年収の差

みずほ証券の最終学歴ごとの平均年収は特に大きくは違わない。院卒（修士了）、大卒学部卒）ともにおよそ800万円と推定。

次に初任給について。院卒・大卒の違いはあるが、職種間では同一金額。

初任給は他の証券会社と大差ない金額だが、M職とA職はいずれも同額。

上記では銀行、保険、証券等の金融業界の平均年収および給料体系について解説。