バンクオブアメリカの平均年収は2,135万円! 詳細を公開

バンクオブアメリカ

バンクオブアメリカ(Bank of America)の正社員の平均年収は21,357,000円との事。基本給は14,280,000円、賞与は7,066,500円。

外資系金融の中では並みかやや高い金額。もちろん、日本国内のどこの金融機関よりも給料が高い。

基本的に年俸制のため、各社員個人の成績によって大きく給料が異なってくるものの、新入社員(入社2年目)でさえも年収は1,200万円程度にはなる。


バンクオブアメリカの平均年収は2,135万円

年収偏差値75

バンクオブアメリカ全体の平均年収は米ドル換算で$203,400との事。日本円換算だと21,357,000円。(2016年の時点)

基本給の平均は$136,000、日本円換算だと14,280,000円。

賞与の平均は$67,300、日本円換算で7,066,500円。

この金額は、アメリカ合衆国のビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイトBUSINESS INSIDER “Here are the 14 banks where Brits in their 20s can earn more than £100,000“によるもの。

職種(役職)ごとの平均年収は下記の通り。

Position Average salary Average bonus
Analyst $100.0k $53.8k
Associate $152.7k $53.0k
Vice President $184.8k $73.5k

出典:efinancialcarrers.com “Here’s what Goldman, J.P. Morgan, BAML and Morgan Stanley pay in the U.S.

こちらはアメリカニューヨーク勤務の社員の平均年収との事。

日本円換算すると下記のようになる。

Position Average salary Average bonus
Analyst 10,500,000円 5,649,000円
Associate 16,033,500円 5,565,000円
Vice President 19,404,000円 7,717,500円

Associate(アソシエイト)の時点では他の外資系金融と比較すると低めであるが、Analyst(アナリスト)とVice President(ヴァイスプレジデント)以降は平均以上。

他の外資系金融と比較して

ゴールドマンサックス

外資系金融で最も平均年収が高いゴールドマンサックス

バンクオブアメリカも他の外資系金融と同じく職種・部門で大きく年収が異なるため、全体の平均年収で比較するのは難しい。

ただ、主な外資系投資銀行の入社間もないAnalystの社員の平均年収と基本給、賞与は下記の通り公表されている。

Bank Base salary Average bonus Average total compensation
Goldman Sachs £60k £36k £93k
J.P. Morgan £55k £35k £90k
UBS £55k £34k £89k
BAML £55k £33k £88k
Citi £55k £32k £87k
Deutsche Bank £55k £32k £87k
Credit Suisse £55k £31k £86k
Barclays £55k £30k £85k
Morgan Stanley £55k £33k £80k

出典:efinancialcareers.co.uk “JPM, Goldman, MS, Citi, BAML vs Barclays, DB, CS, UBS: Pay for analysts, associates and VPs by bank”

上記はイギリスロンドン勤務の主な投資銀行の入社間もないAnalyst(アナリスト)社員の平均年収を示したもの。

ゴールドマンサックス、JPモルガン、UBSに比べると低い金額であるが、それ以外の有名な外資系金融よりは若干高めなのがわかる。

年齢ごとの年収の目安

クレディスイスで勤務する社員

バンクオブアメリカでは日系企業のような年功序列ではなく実力で給料が決まる。したがって、年齢ごとの年収の目安は日本企業ほど正確にはならない。勤続年数に比例した昇給はなく、あくまでも前年度の出来具合で評価に重点が置かれる。

それでも、経験が長いほど成績も優秀になりやすいのは確か。全体的に見れば年齢ごとに平均年収は上がる。

年齢ごとの年収の目安表を挙げるなら、以下のようになるだろう。

年齢 平均年収(推定)
25歳 1,200万円
30歳 1,500万円
35歳 1,800万円
40歳 2,000万円
45歳 2,500万円
50歳 2,500万円
55歳 2,000万円
60歳 1,800万円

なお、上記はすべての職種を合わせて総合的に見た場合の金額。

バンクオブアメリカをはじめとする投資銀行業務を行う外資系金融では、入社直後の新入社員のAnalyst(アナリスト)でも基本給は900万円を超える。

First-year investment banking analysts at bulge-bracket banks average nearly $91,000 per year in base pay, according to data from Wall Street Oasis.

<日本語訳>
Wall Street Oasisのデータによると、投資銀行の初年度の投資銀行アナリストは、基本給で年間平均約9.1万ドル(日本円換算で約950万円)を支給しているとの事。

引用:Business Insider, “From Goldman Sachs to JPMorgan, here’s what you can make at all the bulge-bracket banks as a first-year IB analyst

ここには賞与は含まれないが、新入社員でも賞与は支給される。どこの外資系金融でも約300万円が支給される。

したがって、年収ベースでは1,200万円程度。日系企業では大手企業でも40歳前後でようやく達成できるかできないかの金額。

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上記では銀行、保険、証券等の金融業界の平均年収および給料体系について解説。