ゴールドマンサックスの平均年収は3,860万円！ 職種別に公開

ゴールドマンサックスの社員の平均年収は$367,564、日本円換算で約3,860万円になるとの事。

ただし、実際のところは職種によって異なる。営業やアナリストは高給取りな一方、エンジニアや事務員は少なめ。

また、年俸制のため、日系企業のように年功序列の要素は一切なく完全に実力主義。定期昇給のような制度や賞与もない。

ゴールドマンサックス全体の平均年収は約3,860万円

ゴールドマンサックス全体の平均年収は米ドルで$367,564。これを日本円換算（1ドル105円と計算）すると約3,860万円になる。（2019年6月時点）

上記は、The Goldman Sachs Group, Inc. “GOLDMAN SACHS REPORTS THIRD QUARTER EARNINGS PER COMMON SHARE OF $4.88“の資料による。日本では「有価証券報告書」や「四半期報告書」に当たるもの。

なお、上記はアメリカ本社のもの。日本国内似て勤務の社員の給料体系は若干異なる。

一方、上記の平均年収には契約社員やその他非正規労働者も含まれる。正社員に限ればさらに高い金額になると思われる。

もちろん、アメリカの金融機関の中でも特に給料体系が高い企業。例えば、アクチュアリー（数理専門職）の場合、アメリカ全土の投資銀行の平均年収は$1,100、日本円に換算するよ約1,155万円。業種全体の。これよりも大幅に高い。

職種ごとの平均年収

次に、ゴールドマンサックスの東京勤務の社員の職種ごとの平均年収について。

ゴールドマンサックスをはじめとする外資系金融は原則として職種間で給料体系がまったく異なる。

フロントオフィス

フロントオフィスは日本企業では「総合職」に近い職種。全体の平均年収は約4,772万円との事。

フロントオフィスの職種間の給料体系に関する情報はかなり少ない。

入社間もない時期こそはバックオフィスと大差ない金額になるが、昇進が進むにつれて2,000万円を超えるようになる。

ただし、成績が悪いとすぐに容赦なく解雇される職種。「外資系＝すぐにクビになる」というイメージが該当するのもこのフロントオフィス部門。

バックオフィス

バックオフィスは日本では「一般職」に近い職種。全体の平均年収は約1,500万円。

バックオフィスの職種ごとの平均年収は下記の通り。

また、バックオフィス全体の主な外資系投資銀行の平均年収と基本給、賞与は下記の通り。

emolument.com「Why you should want to work for Goldman Sachs’ back office」によるデータ。

年齢ごとの年収の目安

ゴールドマンサックスでは年功序列ではなく実力で給料が決まる。

したがって、年齢ごとの年収の目安は日本企業ほど正確にはならない。

成績が良い社員がどんどん出世していき、億単位の年収になる場合もある。

一方、成績が良くはない社員だと新卒で入社してもいつまでもほとんど変わらない金額になることもあり得る。

あえて目安表を挙げるなら、以下のようになるだろう。

なお、上記はすべての職種を合わせて総合的に見た場合の金額。

部門ごとの平均年収の目安（非公式情報）

次に、ゴールドマンサックスの部門ごとの平均年収を取り上げる。

下記の情報はいずれも非公式のもの。出典元は「平均年収.jp」や「Glassdoor.com」に掲載されていたもの。

技術系部門

アナリスト（調査分析）部門

事務系部門

Vice President （課長）

おすすめ記事

• 外資系企業の就職の学歴フィルター事情！ 出身大学の重要性を調査
• 外資系企業の就職難易度の一覧！ 偏差値の順位をランキング化
• 金融業界（銀行／証券／保険）の就職難易度の一覧！ 偏差値をランキング化

上記では銀行、保険、証券等の金融業界の平均年収および給料体系について解説。